此花のアニメ&漫画タイム

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エリオルと魔法で通信するケロベロスと月。エリオルの調べで海渡が魔法協会から”あるもの”を持ち出した事で破門された事が分かるのだが…?第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」感想 カードキャプターさくらクリアカード編(アニメ)

此花(このはな)です

今回はカードキャプターさくらクリアカード編の第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」の感想を書いていきたいと思います

第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」
あらすじ
新しいカードについて相談するためケルベロスと月は、エリオルと魔法で通信していた。エリオルの調べで海渡が魔法協会からあるものを持ち出したことが明らかになるが、海渡の魔法で通信を遮断されてしまう。

一方、ひいおじいさんの家から戻ってきたさくらと小狼は、さくらの家の前で異変に気付く

公式より
NHK アニメワールド|カードキャプターさくら クリアカード編

今回は桃矢と藤鷹さんの会話にびっくりして、藤鷹さん気づいてたのか…。
いいお父さんだな…ほんと。

ある程度のクリアカードの謎は解けたので、ちょっと納得した。エリオル家の疑問がエリオル本人から話されるとは…(笑)それと、気になったのは映画の舞台の遊園地だと聞いたケロちゃんとユエの反応が薄かったこと。あそこで”無”のカード捕まえたじゃん!と結構、記憶が残ることなのになぁ

私、コミックス派ゆえに知らなかったのですが、なんか原作(今月号)では1期終了みたいな展開らしいと。これは続くという事なのかな…?まさかの分割2クールの可能性が…。アニメは全22話という話は聞いてたけど、どうなのかな。

ツバサではさくらは星の杖を渡してたけど、その話とつながるかどうか。
あのとき、”絶対大丈夫だよ”と言ったさくらだから、カードキャプターさくらのさくらだ、と思ったんだよなぁ…。そのおかげで写身のさくらがゆうこさんに対価を払えた。未来を選ぶための後押しをしてくれた



さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は家に帰ってきた桃矢と父・藤鷹さんの会話から
さくらが撫子のお爺さんの家で倒れた、という電話をもらっているのを見る桃矢

電話後ー
「倒れたって、さくらが?」
桃矢はいう
「うん。でも、すぐにお医者さんに見てもらったみたい」

「迎えは?」
「車で送ってくださるって。
 もう元気だし、さくらさんちょっと寝不足だったかもって笑ってたそうだよ」

「またごちゃごちゃやってたんじゃ…」
小声で桃矢はつぶやく
「ん?」

「いや、母さんのお爺さん家行ってたんだろ」
「そう。撫子さんに関して、さくらさんに渡したいものがあるって。2つのうちの一つはあんまり大きいから今は辞退させてほしいって僕からはお願いしたんだけど」

「大きい?」
「今お邪魔しているお家」
えっ(笑)

「えっ」
「撫子さんがお気に入りの別宅のひとつだったらしくて、
 さくらさんに譲りたいってことだったんだけど」

「中学生に家…」
思わず、言う桃矢
「うん、だからそれは諦めて頂いた。お茶はどう?」
「ほしい」

「はーい」
「ちょうど練り切りがある」

「いいね。さくらさんの分は?」
「4つ」
さくらとケロちゃんの分か(笑)

「じゃあ僕は2つで。
 お茶は濃い目にしようね」

「ひいじいさんって母さんに似てる?」
桃矢はいう
「うーん、どうかな。僕は目元が似てると思うんだけど。
 園美さんによると、撫子さんはおばあさんにそっくりだって。
 桃矢くんにも会いたがってたよ、まさきさん」

「なんかタイミングが合ったら…」
桃矢はいう
「照れくさいのかな?」
やかんが南部鉄器だ…。わぁ…

「……似てるかも」
「ん?」

「まさきさんと桃矢君」
藤鷹さんはいう
「俺?」
「似てる。横に並んで確かめなきゃ」

「血が繋がってるんだもの。似てて当たり前だよね」
「母さんとさくらも似てるなって、最近は思う」
桃矢はいう

「……わかるよ。笑顔とか増々似てきてる。
 それに、どこか不思議なところも」
お茶を入れながら、藤鷹さんはいう
「え…」

「撫子さんはそこにいない何かと話せたり、
 会話できないものと心を通じさせたり不思議な人だったから」

藤鷹さんはいう
「それは桃矢君も同じだけど」

「そんなの、信じられないとか思わなかった?」
「全然。
 でも僕は感じなくて聞こえない人だから、ちょっと寂しかったかな」

「さくらさんのことも僕はわかってあげられないから」
藤鷹さんはいう
その言葉に驚く桃矢
「さくらのこと、知ってたのか」

「詳しくは何も。でも、僕じゃ解決できないことで。
 さくらさんが4年生くらいから、色々大変そうなのはちょっとだけ気づいてたからかな」

「父さんって、やっぱ凄いな」
桃矢はつぶやく
「ん? 何が」
「何かあるのをわかってて、本人に聞かずに自由にさせてるとこ」

「だって、さくらさんだから。
 さくらさんは自分も自分の周りの人も大切にできる子だから」

「それに何かあっても、素敵なお兄ちゃんがいるし。僕は今一つ、頼りないけどね」

二人は向かい合って座って
「綺麗だね、これ。食べるのがもったいないくらい」
藤鷹さんはいう
「来週からこの店で、週1でバイトするから。また買ってくるよ」
「嬉しいけど、無理はしないでね」

場面はひいお爺さんの家ー
さくらが起きようとすると”また寝ていなさい”と言われる
「もう平気です。さっき、お医者様もなんともないって」
「しかし…」

「えっと、私に渡したいものがあるんですよね」
「ちょっと、待っていてくれるかな?」
ひいおじいさんは部屋から出て行く

「…無理してないか?」
「ごめんね、小狼君も心配かけて」
さくらは靴を結ぶ

「俺はいいけど、本当に少しでも痛いとか辛い所があったら言ってくれ。
 どんなに些細な事でも隠さずに」
小狼は言う
小狼君も、だよ」
「え」

小狼君も教えてほしいよ」
さくらはいう
少しの沈黙が流れた

「…待たせたね」
ひいお爺さんが入ってくる
「これを」

渡されたのは小さな箱
「開けてごらん」
開けると、綺麗な鍵が入っていた
「……鍵?」

「撫子がずっと大事にしていたものなんだ。
 私と妻がイギリスから持ち帰ったものでね」

「(…イギリス。今、柊沢がいるところで)」
”「ユナ・D・海渡と申します」
海渡さんの事。

「Dの称号?」
以前、エリオルから聞いたDについての話
「イギリスのある魔法協会で最高位の魔術師に与えられる名です」”

「(ユナ・D・海渡)」
小狼は思う

場面はエリオルの家ーイギリスー
「秋穂のお付きが魔術師しれんか」
ケロベロスはいう
「彼らの住んでいるあの家。あそこは一度、取り壊されて、遊園地になっていた」

「遊園地…」
「じゃあ、なんでまた同じ家を建てたんや?」
ケロベロスはいう

「そう、あの場所は力あるものを保管するにはとてもいいからね。
 あの屋敷の形も」
「それも魔術師のしわざか?」
「だろうね」

「魔法協会には問い合わせたのか?」
ユエは言う
「一応は。ほぼ無回答だったけれど、ひとつだけ分かったことがある」
「なんだ?」

「ユナ・D・海渡は1年前に破門になっている」
エリオルはいう
「あの協会を? あそこ、魔力が強うて協会の仕事さえしとったら、だいだいのことは不問に処す。めちゃくちゃなところやで。そこを破門って何してん?」

「分からない。が、別ルートで探ってみた。
 李家でも手伝っていただいて」
小狼のお母さまか

「小僧の母親か」
アニメでしか出てこないお母さま
「何が分かった?」

「彼は、魔法協会門外不出の術具を紛失したから
 破門になったらしい」

エリオルはいう
「はぁ?紛失ってどんなドジっ子やねん」

「だが、それは建前で。
 そのまま持ち出したと、もっぱらの噂だ」
あの海渡さんが来ているローブの文様…あれ、さくらがもらった鍵の形と似てる…

「そんなことが許されるのか」
ユエは言う
「許されるはずがない。返してもらえないんだよ、協会も」

「なぜ?」
「Dの称号を持つ魔術師には誰も勝てないからだ」

「……あの協会が隠していた魔法具だ。おそらく禁忌に触れるものだろう。
 協会は彼の力とそれを使われることをおそれて、手が出せない」

「どれほどの力なんだ? 強いのか」
ユエは言う
「……今の私よりという事なら、YESだよ。
 李当主も彼の力を探ろうとしたが、できなかった」
「小僧の母親でもか」

「……主は……主はどうなんだ」
ユエはいう
すると、エリオルはさくらが封印したカード(クリアカード)の一覧を表示させた

「誰がつくったものを元にせず、自分で意識さえせず、魔力を具現化したカード。
 つまり、独自の魔法具を生み出してしまった」
……それがクリアカード

「やはり、過去を映し出させる力はさくら自身のものか」
ケロベロスはいう
「なぜ、教えなかった?」

「さくらさんの力は強い。だが、まだ混沌としている。全く制御できていないといっていい。
 それに、ユナ・D・海渡の目的も分かっていない。
 おそらく、さくらさんの新しいカードに関係しているんだろうな」

「さくらに言わんのはともかく、わいとユエには言わんのは何で」
ケロベロスはいう
「すぐ、顔と態度に出るからね。さくらさんが心配になって」

「あぁ?わいはちゃんとポーカーフェイスできるで?」
ケロベロスはいう
ケロベロスはね」

「だが、ユエは無理だろう」
エリオルはいう
「何?」
「あぁ、まぁな。こいつはさくらのことになるとちょっとな」

逆なの? まぁ、ケロちゃんは黙って、雪兎さんの家に行けてたし…。
ユエさんってわかりやすいのかな?

すると、突然、通信が揺らぐ
「なんや?」

周りの風景が変わり、頭上に時計の魔法陣が現れ、エリオルの魔法陣を侵食する
エリオルが一振りすると、元に戻るが、浸食の力は強い
「エリオル!」

ケロベロスやユエの身体まで消え始める
「反撃できるか?」
「相手の位置を把握しなければ」

「手は出さなくていい。攻撃対象は私だけだから」
エリオルはいう
「せやから、やばいんやろが」

エリオルの魔法の杖にヒビが入った
「私も、こちらで出来る限りのことをする。
 さくらさんを、そして李小狼を助けてやってくれ」

ケロベロスとユエが消えた後、エリオルは魔法の杖を使って、反撃を開始する
元の場所に戻れたエリオル
しかし、魔法の杖はヒビが入り、一部が折れていた
「敵は中々強敵ですよ、さくらさん」


「エリオル!」
「途絶えた…」
ケロベロスとユエも元の場所に戻っていた

2匹はエリオルやスッピー、ルビームーンに連絡を取ろうとするが、全く取れない
現実の通信手段を遮断された

一方、妨害した海渡さんはー
「さすがは柊沢エリオル氏ですね。存命されている最強の魔術師の一人と言われるだけはあります。
 …今まで傷一つつかなかった時計が壊れてしまった」

「新しいカードは必ず、手に入れます。
 協会から手に入れた術具を使って、あの魔法を発動させるために」
あの魔法……

一方、モモは秋穂のそばにいた
「海渡……さん……」
「目的の為に手段をえらばないのはいいけれど、
 一番大切なものを失ってはダメよ、ユナ・D・海渡」

う~ん、本当に最後の最後は秋穂が止めるのかな…海渡さんを

場面はひいじいさんの家からさくらの家を帰る最中ー
車中でさくらは小狼をじっと見つめる

それにやっと気づいて、小狼
「どうした?」
「うん……」

「何かついてるか?」
小狼は言う
「ううん。こうして私が見てる小狼君と小狼君が見てる小狼君は違うんだなって」
「え」

「私は直接見られるけど、小狼君は自分を見ようと思ったら、
 鏡とか使わないとだよね」
「そうだな」

「私もそう。私が一番私の事を分かってなくて、皆に心配かけてるのかもしれない。鏡があるといいな……本当の私が映る鏡。そしたら、ちゃんとわかるかもしれない。
 どうしたらみんなに心配かけてなくていいのか」

さくらの言葉に小狼
「さくら……」
何かを言おうとした矢先、車が止まった事に気づく
「こちらでよろしかったでしょうか」

「「ありがとうございました」」
二人で頭を下げる

「じゃあ、ゆっくり休んで」
「うん、ありがとう。また明日ね」
さくらは玄関まで階段を上がっていく

囲いの扉を開けようとして、”あれ?”とつぶやくさくら
「どうした?」
「ううん、なんでも。じゃあね」

中に入って、いつものように玄関へ登って行こうとすると
「えっ、おうちがない…!」
反対方向を見ると、家が建っていた
「あれ…?」

「あっ」
さくらは小狼がいる道路の方へ戻ってくる
「さくら?」
「これ、逆だ!」
「え?」

「おうちが左右逆になってる」
「これ……」

「カードだと思う」
辺りをキョロキョロと見回すさくらと小狼
「大丈夫だ、誰もいない」
「うん」

封印解除(レリーズ)!
主なきものよ、夢の杖の元、我の力となれ!固着(セキュア)!

「ミラー(MITTOR)鏡像……。
 さくらカードにもミラーがあったよ。それに絵も似てる」
さくらはつぶやく

「(作り出しているのがさくら自身だから。似通った絵が浮かぶのも当然か。
 それに…さっき、車で話をしたから、それに関連したカードが)」
小狼は言う

小狼君」
「なんだ?」

「試してみて良い?」
さくらはいった
「?」

「飛翔(フライト)!」
カードを発動させるさくら
「ちょっと手伝ってくれるかな? ……そこにいて」

「カードの魔法を鏡の様に写しとれ! 
 鏡像(ミラー)!」

飛翔(フライト)をうつして、飛翔(フライト)が2体になる
「できた! じゃあ、こっちは私」
もう一つは小狼

「行こう?」
さくらがいうと、小狼についている飛翔(フライト)が動き出す
「えっ? うわぁぁぁ! 難しいな…」

落ちそうになる小狼の手をつかむさくら
「ありがとう」
「鏡だから、魔法も写せるかなと思ったの。うまくいってよかったぁ」
そう言って笑うさくら

「(うまくいったのはさくらの力がそれだけ強いだからだ。
 さくらがそれを望んでもいないのに)」

二人は互いの両手を握って
「(母上も柊沢も言っていた。
 ……あまり強い力は己自身の不幸へと導くと)」

小狼はさくらを抱きしめる
小狼くん…?」
「(絶対に…不幸になんかさせない。
絶対に!)」


なんか……なんか、凄い良かった…。
小狼はその為に来たのか。

あぁ、ツバサの話も思い出す。”世界を変えうる力”をもつサクラと小狼の物語
カードキャプターさくらとは違う、物語だけれど、大好きな漫画。
このサクラも巨大な魔力の持ち主。

強すぎる力は禍を呼ぶ。

クロウさんはこの漫画ではただ、目を開けて欲しいと思っただけで死ぬ寸前だったゆうこさんの時を止めてしまった。それが後悔となり、ユエとケロベロスを別れ、別の世界の玖楼(クロウ)国の王の代わりとなった。

物語内では小狼がサクラを助ける為、時を巻き戻し、未来を知るものの未来が大きく変わってしまった。サクラの父・藤鷹さんは写身の小狼の養父となり、撫子さんは亡くなっていた。それ故、クロウさんが代わりに穴を埋めた。それを仕組んだ飛王の目的がゆうこさんを生き返らせること。理を変え、クロウより力が強い事を証明する事。
責任を感じたクロウは穴埋めをするため、異世界の玖楼国へという流れです。

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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