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ついに商容の正体が明かされ、そして、喜媚&貴人の策略がさきたちに襲い掛かる!第三十一話感想 封神しない演義 ASUKA8月号

此花(このはな)です

 

 今回はASUKAに連載されている”封神しない演義”の第三十一話の感想を書いていきたいと思います

 

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 「”心を通い合わせた温かい日々…

 あの日々が今も遠くで輝いている――”」

 

今回はなんか、クライマックスの序章?みたいな感じだった

彪とのお話と喜媚&貴人の企みの発覚

 

 封神しない演義のあらすじ
ある日、物置で探し物をしていたさきは、母親(封神演義オタク)のコレクションとおぼしき古い巻物を見つける。固い紐を解いた瞬間、どういうわけか古代中国の「殷王朝」、「封神演義」の世界にワープ!
偶然さきを釣り上げた、ぐーたらイケメン「太公望(姜子牙)」とその騎獣「四不像」と行動を共にすることになる。さきには宝貝(パオペエ)の副作用を無効化する能力があり、この世界の「天命」に縛られない存在であることから、自分の代わりに「太公望」に…切望する姜子牙。
多くの命を殺せる役割「太公望」を、異世界からのさきならば、覆せるのでは…?と期待をかけていた。
さきは「天命」で苦しむ人々を助ける為、「一人」ではなく、姜子牙と「二人」で太公望という運命を背負う覚悟を決めるのだった。

 

前号までのあらすじ

さきは子牙の右手にある焼印を見てしまう。この焼印は、昔子牙の邑が
殷の兵士に襲われた時につけられていたものだった。家族を家族を守る為に「何もしない」太公望になる事を子牙は決意したのだった

 

壮絶な子牙の過去を知り、より一層絆を強くする二人のところに楊戩がやってくる。なんと牢屋に入っている商容が逃げ出したという。商容につけていた追尾印から黄貴妃の部屋にいることがわかり、急ぎそこに向かうと、黄貴妃が商容に首を絞められていた。

 

助けようとする聞仲だったが、逆に黄貴妃から攻撃を受けてしまう。実は千年狐が取りついていたのだった。全ては千年狐の妹である喜媚と貴人の策略であった。そしてついに商容の正体が明かされる。それはかつての子牙の同胞・彪だったーー

 

さて、本編の感想へ行きましょうか!

 「(この人も子牙と同じ――呂一族の生き残り…?)」

商容の正体

「……やはり、君だったのですね――彪」

 

「(彪ってたしか……

 子牙と一番年が近かったって言ってた…?)」

さきは思う

 

カランと仮面が落ちて

「……ろす…殺す…」

彪の目は正気を保っていない

 

「(…この人、様子がおかしいわ。

 それにこの黒煙ってまさか――)」

 

「…この症状は宝貝(パオペイ)の副作用じゃない!

 アンタたち、いったい何をしたの!?」

楊戩はいう

 

「クククッ なぁに単純なこと……

 その男には宝貝の核を埋め込んでやったのじゃ」

千年狐はいう

 

「だってだって私たちが折角立ててあげた計画を台無しにしちゃったんだもの。

 お仕置は必要でしょ?」

「でもでも宝貝の強大さに体が持たないようだわ。

 これじゃあ、だれかれ構わず攻撃しちゃう、ただの獣ね」

 

「なんてことを…!」

楊戩はいう

 

ちらりと聞仲を見る

「(…聞仲もさっきので力を使い果たしてるし。

 下手に動けないわ――)」

 

「……死ね…っ」

彪が剣を抜く。さきに向かって

「さき…っ!」

 

子牙がさきの前に出る

「!!」

 

「楊戩――さきを頼みます」

子牙は言った

「子牙…!?」

 

「――君の相手は私でしょう? 彪」

彪の前に立ちはだかったのは子牙

「(そんな…! 戦っちゃだめだよ、子牙)」

 

さきが思う中、子牙は彪と戦い続ける 

「(だって、その人――

 子牙の大切な家族なんでしょう――!?)」

 

「……がはっ」

子牙の攻撃で彪が血を吐く

「っ……殺す…殺す……」

彪の剣を持つ手が震えていた

 

「うぉぉぉぉぉ!」

彪は子牙に向かっていく

「子牙ぁっ」

しかし、子牙はなぜか攻撃を避けず、彪の剣を受け止めた

 

「……なぜ…

 …何故よけなかった…? 呂尚…」

驚く彪

 

「君が……

 私を殺す気がないとわかったからです」

 さっきの彪の手が震えていたから…?

 

「……っ、違うっ……俺はお前を許さない…」

否定をする彪

「…肩を刺したくらいで私は殺せませんよ――?」

 

「黙れっ…!!お前は…俺たちを…

 呂一族を捨てた…裏切り者だ!!」

 

「子牙はそんなことしない!」

前に出たのはさきだった

「子牙は絶対に家族を裏切ったりしない!」

 

「…っ 小娘に…何がわかる!」

彪は否定する

「わかるわ! 

 子牙は誰かを犠牲にしてまで、復讐を成し遂げたりなんて出来ないし…。大切な人たちを守る為なら、自分自身を犠牲にしてしまう人だから…!」

 

「それが裏切りだと言ってるんだ! 

 一緒に復讐を誓ったのに、何もやらず、何も言わずに――」

 

「俺を……

 俺たちを…置いていきやがって――!」

 

「――それじゃあ、まるで貴方は……

 子牙のことが憎いんじゃなくて…」

「”寂しい”って叫んでいるように聞こえるわ――」

 

そのさきの指摘に彪はある思いを思い出す

”「――…呂尚。何故、出て行った…」

「独りで何を抱えている……」

 

「何故俺に相談してくれない……」

「俺は、お前だったら……

 たとえ、どんなに過酷な路になろうとも…」

 

「付いて行くって約束しただろ――」”

 彪は何も言ってくれなかった事に怒りを感じていたのか

 

 「――……彪…」

「俺…は…」

 

その瞬間

ゴーンゴーン

 大きな音がなった

 

「なっ、何…!?

 この音!」

 

「いけないっ!この宝貝は…!!」

楊戩は叫ぶ

「どうやら、刻限のようじゃな。

 喜媚、貴人!」

 

「えぇ、お姉さま! 

 落魂鐘(らっこんしょう)!!」

 

「がはっ…」

彪が黒いものを吐く

 

「彪…!?」

子牙は彪に手を伸ばす

その瞬間、黒いものが子牙を貫いた

「子牙!?」

 

聞仲や黄貴妃にも黒いものが貫き

「コウ…!」

「ご主人、さ…」

楊戩とコウも貫いた

 

「皆…っ!!」

「(何これ…!? 黒い煙が襲ってくる!)」

さきは混乱する

 

「子牙…!起きて…」

子牙をゆするが、起きない

「(いったい何が起こっているの…!?)」

 

意識がない子牙にショックをうけたさき

その瞬間、さきにも黒いものが貫いた

 

「一網打尽とはまさにこのことじゃな!」

千年狐はいう

「さぁさぁ、魂魄も沢山手に入ったことだし」

「こんな不浄の地からはさっさとおさらばしましょう。

 お姉さ…」

 

「……皆に、何をしたの…?(――体が思うように動かない…)」

さきが足を掴んだのだ

「!?」

 

「やだやだ。この娘、まだ魂魄が残っている!」

「ねぇねぇ、名案を思いついたわ。この娘を封神台の生贄にしましょうよ。異世界の魂だなんてきっと面白いことが起こるかも!」

楽しそうにいう妹たち

 

「うむ! 彪(あれ)も落魂鐘の副作用で使い物になりそうにないしの…。

 この娘を代わりに使(つこ)うてみよう――」

千年狐はいう

 

千年狐のしっぽがさきに巻き付く

「きゃっ、やだっ放して…!」

全く動けないまま、さきは浮き上がった

 

「黒い煙が……朝歌全体に広がってる…!?」

驚くさき

「落魂鐘は聞いた者の魂魄を封神台へと誘う宝貝よ」

「その音が街全体に響き渡ったということは――」

 

「今夜、朝歌にある全ての魂魄は封神されるのじゃ――!」

 

ってことは展開的にクライマックス?

なんか前回、アオリが別れはもうすぐ……みたいな感じだったし

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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