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「今だけ、俺に殺されるな」ザックの過去と”約束”第5話「Don’t let me kill you just yet」 感想 殺戮の天使(アニメ)

此花(このはな)です

今回は殺戮の天使(アニメ)の第5話「Don’t let me kill you just yet」の感想を書いていきたいと思います

第5話「Don’t let me kill you just yet」
あらすじ
ガス室から脱出するためのカードキーを見つけたレイチェルだったが、乱暴に扱ったザックが壊してしまう。砂時計が無情にもタイムアウトを告げると、強力な毒ガスが噴射された。

しかし、ザックとの〝約束〟を確かめたレイチェルは、決してあきらめず、驚愕の手段で脱出を試みるのだった。いまだ、姿を見せないキャシー。その刑罰は、凄惨な過去を持つザックの心をじわじわと追い詰め――!?

公式より
ストーリー | TVアニメ「殺戮の天使」公式サイト

最後のザックの言葉にゾクゾクした。
題名の「Don’t let me kill you just yet」

今度はレイチェルがザックを止めるのか。
それにしても、キャシーさんはじわじわと追い詰めてくの好きなんだろうなぁ…、面白くなってきた


さて、本編の感想へ行きましょうか!
謎解きの最中、レイチェルは毒ガスによって、具合が悪くなっていた。
「レイチェル、罪人は死にもがく姿こそがふさわしいのよ」

「(頭がぼーっとする。 息が出来ない……)」
自分のお腹に当てた手に力を入れるレイチェル
「(もし、ここで死んだら……どう、なるんだろう……)」
レイチェルは床に倒れ込んでしまった

「おい! 死ぬにはまだ早ぇ」
レイチェルの手を掴み、起き上がられさせる
「ザック…」

ザックはレイチェルの頭にガスマスクをかぶせた
「生きてここから出るんだろ? てめぇの目的があるんだろうが」
「うん……」
コクっとうなづくレイチェル

それを聞くと、ザックは笑みを見せ、レイチェルのガスマスクを装着させる
「仕掛けを解いたはず」
キョロキョロとあたりを見回すレイチェル
すると、前はなかった天井に空いた穴を発見する

「あった」
「あ?」

「天井のダクトが開いた。 でも、ザックでも届かない…」
レイチェルはいう
「もう、動けるか?」

コクリとうなづいたら、
ザックがレイチェルを天井のダクトに投げた

「何、ぼぅっとしてんだ。中に何かないか探せ!」
ザックに言われる。ガスマスクが壊れてしまう
「…わかった」
レイチェルはダクトの奥へと進む


「……もしかして」
奥には”カード”があった
ザックにおろしてもらい、
ドアに向かおうとするレイチェルだが、ふらっと足がもつれる

「毒、回ってんのか? 貸せ!」
ザックがカードを受け取り、カードキーの機械へと入れようとする
「くそっ、何ではいらねぇ!」

嫌な音が響く
「ザック…?」
「カードキー……折れちまった」
えぇ……どうするの

「あーははは!! 信じられない。おかしくて笑いが止まらないわ!あははっ!」
キャシーは大笑いする
「ここまで来たら、開いたも同然だ! 開けろ!」

「ダメに決まってるでしょ! 
 罪人はルールを守らないとねぇ?ザック」

「そして、ここで時間切れ。はぁい!おまたせしましたぁ!
 皆さん、お楽しみのキャシー特製スぺシェル毒ガスの時間でーす!」
キャシーがそう言うと、スピーカーから拍手の音がする
「さぁ、死んでちょーだい!」

キャシーの声と共に毒ガスが溢れ始める
「あのクソ女…!!」
「ザック…」
「あ?」

「ザックとの約束……ここから出ないと叶わないんだっけ…」
レイチェルがそんなことを言いだす
「あぁ? こんな時に何言ってんだ!」

「答えて」
「俺が生きて地上に出ることが最低条件だよ!」

「…わかった。わたし、がんばる」
レイチェルはいう
「がんばるって、方法があんのかよ!」

「助かるか、分からない。
 ……それでも、いい?」

レイチェルはいう
「なんだっていい。やれ!」

「(ガスが可燃性なら…)」
電池を取り出して、レイチェルは火花を出そうとするが、床に倒れてしまう
「くそっ」

その瞬間、電池の近くで火花が散り、ガスに引火。
その部屋は爆発した

煙の中からレイチェルを持って現れたのはザック
「爆発させて、ぶっ飛ばすなんて
 やってやった気分だな。ざまぁみろだぜ!」

レイチェルをたたせるが、すぐに床に倒れてしまう
「おい、しっかりしろ!」
「私……役に立てた?」

「あぁ、お前がいなかったら、くそ女の毒ガスで死んでたぜ」
ザックは答える
「そう……」
レイチェルは目を閉じた

「ここにきて、くたばんじゃねぇぞ」
「うん……大丈夫」
ゆっくりとレイチェルは起き上がる

すると、キャシーの笑い声が聞こえた
「あの状況で生きてるなんて、ちょっと予想外ね。称賛してあげる。
 サービスに扉、開けといて上げたわぁ」

「出たんだから、当然だろうが!
 舐め腐りやがって」

「…さきに、進もう」
レイチェルはいうのだが、進むスピードが極端に遅くなる

「もっと早く歩けねぇのかよ」
廊下を先へと行くザックは言う
「うん……」

ザックはそういっても、レイチェルのスピードは変わらない。
しびれを切らして
「こんなペースで歩いていらっれかよ!」
「先に、言っても……いいよ」

「出来るならそうしてぇよ。
 でも、俺だけだと結局息詰まるだろうが」
いらだったようにザックは言う
「……がんばる」

「何ががんばるだよ! 頑張って死ぬときは死ぬんだよ! 
 死ぬのはお前の望みかもしれねぇけど、俺の望みがどうにもなんなくなるだろが!」

「そう、だったね……
 じゃあ、なおさら頑張らないと」
レイチェルはいう
「お前、かしけぇのに人形みたいに同じことを繰り返してばっかだな」


「……どうしたらいい?」
「人間だったら、自分で考えろ」
ザックは言う

「少し待ってくれたら、フラフラするの治ると思う…」
レイチェルはいう
「そーかよ」

ザックはカメラの位置を確認すると
「ここなら、カメラが映んねぇ。少し休め」
死角で休むように言う
「うん……」
レイチェルが目をつぶった

「真っ白で人形みてぇだな……。面白くねぇ
 つーか、俺がいらいらしなくちゃなんねぇんだよ」
そう吐き捨てると、ザックの視界がゆがむ

「ちっ、面白くねぇ!」
ザックも目をつむり、眠りに落ちた

ここはザックの夢の中ー
一人で食事する中、孤児院を経営する夫妻の声が聞こえる
「今月きた子供だけど、なんーか臭いと思ったら、ダメになってたわ」
孤児院を経営する妻はいう
「庭にでも埋めちまえよ」

「大丈夫なの? 」
「こんな所にはした金で捨てられたガキ共なんて、誰も見に来ねぇよ」
そう吐き捨てるようにいう夫

「私、もう埋めるのやだわ」
「なーに、我がままいってんだ。
 そうだ、あのガキにやらせたらどうだ? ガキの始末はガキにさせるのが一番だ」

そのガキはシャベルを使って、穴を掘っていた

「ザック、ザック」
レイチェルの声
「あぁ?」
「起きた?」

「もう行けんのか?」
いつもより低い声でザックは言う
「うん」
「なら行くぞ」

「お前のせいでムカつくもん見ちまった……」
いらだった声で先に進もうとするザック
素直についてくレイチェル

「あらぁ、どこで道草していたの?」
キャシーの声が響く
「うるせぇ!」

「まぁいいわ。ねぇ、もう一度聞いてあげる。
 牢獄で一生過ごすのはどう?」
キャシーは言ってくる

「だから、入らねぇって言ってんだろうが!」
「あら、つれない。私が楽しませてくれる道具には、
 なってくれないのねぇ」

「あぁ?」

「貴方達、ずいぶんおかしな約束をしているのねぇ。お互いの身勝手を押し付けただけの約束。
 利害は一致しているように見えるけど、お互いが道具なんじゃない?」
「でも本当の道具はどっちなのかしら?」

「あぁん? どういう意味だ」
不機嫌そうに言う

「あらやだ、分からない?」
キャシーの言葉に”さっきの夢”がちらつくザック
「でもいいわ。馬鹿な子も可愛いわね」

「では引き続き、刑罰をお楽しみくださーい」
キャシーのアナウンスは終わった

「くそが!」
いらだったようにザックは鎌で壁を叩く
「ザック?」

廊下を歩いている途中、レイチェルの足を掴む者がいた
それは干からびた人間の手で

容赦なく、ザックは足で干からびた手を破壊する
「踏んだだけでこのありさまだ。
 牢獄を選ぶなんて、俺より馬鹿な奴もいるんだな。……行くぞ」

レイチェルはその人間から目を離さない
ザックが先に進んでも動かないレイチェルに
「構うな。どうせ、死ぬんだ」
「……もう、生きてない」

「あ? そうかよ。行くぞ」
「うん……」

新たなる部屋に入ると、労働者(Worker)とかかれた看板が床にあり、近くの机の上には小さな家と3人のドールが
少し向こうには指示者(Navigator)と書かれた看板が床にあって、その近くには謎の引き出しと本があった。

その小さな家はザックの見覚えのある家具と配置になっていた。
ドールも見覚えがある
「ちっ」

「はーい! ようこそ、よくここまで来れました! 
 あらぁ?ザックはドールハウスに夢中のようね」
「クソ女……」
ザックはつぶやく

「ザック、いい子にしていてね。
 今まで見たいな乱暴をしたら、ここから永遠に出られないわよぉ」

キャシーがいうと、入ってきた扉が閉まった

「あなたたちは指示役と労働者に分かれてもらうわぁ。 
 一人が謎を解いて、もう一人がそれに従う。簡単でしょ?」

「どっちに行けばいい?」
ザックが問いかける

レイチェルは下を見て、考えると、
「私はこっち」
指示役の方へ
「ザックはそのままで」

「じゃあ、ゲームを始めましょう?  
 制限時間は死ぬまで。スタート!」

キャシーが言うと、レイチェルの目の前の引き出しの一番上が開いた
そこには”数式”が書かれていて
「(計算…?)」

目をつぶって、計算するレイチェル
「Lは27。Wは12。Pは266」
「おい、どうすればいい?」

「少し待って」
レイチェルはいう
机の上に置いてあった本を手に取る

「Pはページ。Lはライン。Wはワード。266ページ、27行目、12番目の文字は……MAN(男)。
 LIVING(リビング)。ソファー」
ぶつぶつとつぶやく
「まだかよ!?」

「男の人形をリビングのソファーに座らせて」
レイチェルはいう

「ちっ」
そう言いながらも男の人形をリビングのソファーに座らせる

すると、キャシーが映る画面からホラー映画の場面が流れる
「キャー! 悪趣味な映画。ザックはどう思う?」
キャシーはいう
「話しかけんじゃねぇ!」

「つれない返事ねぇ」
キャシーはいう

すると、2番目の引き出しが開いた
「女の人形を男の人形の右側に」
ザックは言われたとおりに置くが、
「左じゃなくて右」

「ナイフが持つ手が右で、フォークが左でしょう?」
キャシーがちょっかいを出す
「うっせぇ黙ってろ!」

すると、女の人形が動き始める
「ザック、やれば出来」
「話しかけんなって言ってんだよ!」
いらだつザック

一個ずつ、問題を読み解いていくレイチェル
「包帯を巻いた人形を女の人形の前に」
レイチェルが言うが、ザックは動かない

「ザック、聞いてる?」
「あぁ!」
「包帯を巻いた人形…」

手に取った包帯を巻いた人形は幼い頃のザックに似ていて。
「その人形を、女の人形の前に置いて」
そんなザックの姿に笑みを浮かべるキャシー
全く悪趣味な……わざと似た家でそれをザックにやらせようとするとは

「あら、言われたことが出来て偉いわねぇ、ザック」
キャシーの言葉にも反応しないが、ザックの手は震えていた

次の引き出しが開いた
「包帯の人形に黒いビニール袋を持たせて」
レイチェル

動かないザック
「ザック……どうしたの?」
レイチェルはいう

「言われたことだけをやるのよ。
 難しい事ではないでしょう、ザック」
キャシーの言葉に逆上して
「このくそ女が!」
ドールハウスを壊そうとする

「やめて」
レイチェルの言葉に大鎌は止まるが
「壊したら一生、出られないわよザック」

「包帯の人形にビニール袋を…」
「わかってんだよ!!」
吐き捨てるように叫びながら、人形に持たせる

次の引き出しが開いた
「包帯を巻いた人形にシャベルを持たせて」
レイチェルはいう

その指示にこぶしを震わせるザック
「考える必要はないのよ……ウフフ」
キャシーが笑う

「ザック…
 ”言う通りにして”」
”言う通りにしなさいよ”
錯覚する

ザックは人形にシャベルを持たせる
すると、人形が穴を掘り始めた

その様子に当時の事を一瞬で思い出す
雷が鳴っていて、雨が降る夜
キッと養い親を見るザック
「な、何よその目」

無言で立ち上がり、シャベルで穴を掘りだす
「そうよ。そうすればいいのよ」
そう言いながら、部屋に戻っていった。


「またその映画見てるの? 」
「能天気な馬鹿どもが殺されるのがサイコーなんだ」
「悪趣味ね」

「うるせぇ。
 それよりあのガキはどうした?」

「最初は嫌がってたけど、命令したら黙って埋めたわ」
そう言う
「生かしておきゃ、あんなバケモンでも使いようでいい道具になるんだ」
「なるほど、便利なものね」

「あれは道具だ」
「道具よ」
二人で笑う姿を外で見ていたザック

「俺は……俺は……俺は……」
うわごとのようにつぶやく

「はぁい、OKよ! ザック、やればできるじゃない。
 すごく便利な道具みたい」
キャシーは言う

「うるせぇ! 俺は道具じゃねぇ!」
ドールハウスを破壊する
「ザック……」

「あーあ、せっかく作ったのにーでももう必要ないからいいわぁ。
 次の部屋に進んでちょうだい」
キャシーが言うと、二人の間に会った扉が閉まった

「ザック……?」
様子がおかしいザックにレイチェルは名前を呼ぶが、
ザックは先に進んでしまった

「いらだってる? 
 ただ、効率よく解ける方法を選んだだけなのに」
つぶやく

レイチェルが悪い訳じゃないよ。あれはドールハウスがザックがいた孤児院とそっくりに再現されてたからだよね……。精神をじわじわえぐってくる方法をよく考えるなぁ
レイチェルも先に進む

さきに進むと、レイチェルとザックそれぞれの部屋が用意されていた。
中央にはテーブルと注射が。

ザックはいらだったように出口の扉をけっていた。
突然、音楽が流れ始める

「生身では初めまして」
Catherine Ward (キャサリン・ワード)

「おい!くそ女、今度はなんだ!」
ザックは言う
「こんな美女相手に、こんな口をきくなんて、相変わらず」

「次は何をすればいいの?」
レイチェルはいう
「そこの注射を打てば、奥の扉が開きまーす。
 片方はビタミン剤、もう片方はとっても危ないお薬でーす!」


「あぁ!? どっちがビタミン剤だよ!」
ザックが言うと、楽しそうに笑うキャシー
「教えないし、忘れちゃった! 
 一滴残らず、ちゃんと打ったら扉を開けてあげる」

「それではご好運をお祈りしますわぁ」
笑いながら去っていった

二人は自分の部屋にあった注射器を見せあう
「どっちがやばい奴が分かるか?」
「ううん…」

「だろうな。俺にもわかんねぇよ」
ザックはいう
「私が両方うとうか?」

「あぁん? てめぇ、それで平気でいられんのかよ!」
「さぁ? 
 それともザックがうってみる?」
レイチェルはいう
「嫌に決まってんだろが……」

「ザックが嫌なら私がうつ。
 どうなるか分からないけど」

「だから!
 てめぇが死んだらどうなるんだよ!」
「誓ってくれたことも叶わなくなる。でも、それ以外は分からない。
 ……ごめんなさい」

「はははっ!そうだったぁ……
 てめぇは死にたいんだったな。つまんねぇこと聞いたぁ……」
ザックはいう
「つまん…ない……」

「あの女の言う通り、てめぇも俺もお互い道具みてぇなもんだ。
 神への誓いがどんなもんか知らねぇが、てめぇは死ねればそれで満足なんだろうけどな」
 
「なぁ、お前、
 死にたいと思って、いい顔なんか出来んのかよ」

そう、ザックは言う

「てめぇの」
レイチェルの胸元を掴み
「ツラ見てると、いらいらするんだよ!
 つまんねぇよ、お人形さんの道具にされんのは!」

「でもな……」
レイチェルが持っていた注射器を取るザック
「今は。お前のいいように使われてやんよ」

「ダメ!」
レイチェルが止めようとする前に、
ザックは2本の注射器を自分の腕に刺した

すると、キャシーが言ってた通り扉が開く
「行くぞ」
ザックは先に行ってしまった
「ザック……」

先に進んだ廊下で薬の影響でくらくらする
「くそっ……」
ザックは立ち止まる

「頭がぐるぐるしやがる……」
ザックの脳内に見えるのは過去にザックが見た映像
「さっきからちらちらと……」

そこへ別の道からやってきたレイチェルがやってくる
ザックに近づく
「ザック…? 大丈夫」

ザックに見えるのは血の波動
レイチェルに大鎌を向けるザック

「殺したくて……殺したくて、殺したくて殺したくて!
 頭がどうにかなっちまいそうなんだよ!」

ザックは叫ぶ

「私は構わない」
目をつぶって、抵抗しないレイチェル
「あぁ、そうかよ!」
レイチェルの首を掴んで、そう吐き捨てる

「けど、ザックはいいの?」
レイチェルは問いかける
「あぁ!? 」

「ザックはまだ外に出てない。
 それに……私はまだつまらない顔のままなんでしょ」

「今更、脅してんのか!?」
そう叫ぶザック

「違う……神様への誓いをザックはしてくれた。
 だから、貴方の誓いでもある。今は命令もしない。お願いもしない」
「ただ……貴方に聞くの」

「ザックはいいの?」
そんな問いかけにザックは……

レイチェルを掴んでた手を外し、大鎌を首元からおろした
「いくらお前がつまんねぇ女でもよぉ、我慢のするの難しいんだぜぇ……。
 だってよぉ、我慢できりゃ俺はこんなことにはなってねぇんだからよぉ」

「でも……」
レイチェルの頭を自分の肩に寄せ、自分の手を頭に置く
「俺だって嘘は嫌いなんだよ。この意味、分かんだろ」
コクリとうなづく
「おりこうさん……」

「だからよぉ……頼むわ。
 今だけ、俺に殺されるな」
自分の手を心臓に当てて、ザックは言う

そして、レイチェルを突き飛ばした

最後の言葉にぞくりとした。
殺してたまらないのに、”今だけは俺に殺されるな”って。

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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