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大量のスギ花粉が侵入!現場に急行した白血球は記憶細胞と鉢合わせるのだが、記憶細胞はあたふたしていて?第5話「スギ花粉アレルギー」感想 はたらく細胞(アニメ)

此花(このはな)です

今回ははたらく細胞(アニメ)の第5話「スギ花粉アレルギー」の感想を書いていきたいと思います

第5話「スギ花粉アレルギー」
あらすじ
大量のスギ花粉が体内に侵入!

スギ花粉を排除をするため、現場へと急行した
白血球(好中球)は、そこで“記憶細胞”と居合わせる。
記憶細胞は免疫記憶を保持しているリンパ球である。
現場の光景を目の当たりにし、なぜかあたふたしている記憶細胞。

「なんてこった! これじゃまるで、言い伝えと――」
記憶細胞が言う“言い伝え”とは……?

公式より
STORY - TVアニメ『はたらく細胞』公式サイト | 各局にて毎週土曜日より絶賛放送中!

ああやって、花粉症の症状って出るんだなぁ…とそう思う話でした
私はスギ花粉ではなく、ヒノキなんですけど、症状出る経緯は一緒だろうし


さて、本編の感想へ行きましょうか!
体の中ではあるものが侵入していた。警告がなる
ここは鼻の粘膜

ヘルパーT細胞:外的侵入の知らせを受け、外敵がどんなものであるのかという情報をもとに侵入した敵に的確に攻撃できるように戦略を決める司令官。

ヘルパーT細胞の元にも外敵侵入の報告が入っていた
「来たか、来てしまったか。スギ花粉が」
スギ花粉:スギは花粉を風に乗せ、遠距離に飛散させる。ピークは2~3月。
「今年も」

「見て、面膜に何かが」
鼻の粘膜のマクロファージが何かが突入してくるのを確認する
大きく振動する鼻の粘膜内

スギ花粉のアレルゲン:
アレルギーとは、免疫反応が特定の原因物質に対して過剰に起こること。

スギ花粉の中からアレルゲンが出てきていた

「鼻の粘膜のマクロファージより抗原提示あり」
ヘルパーT細胞に報告が入る
”「とにかく大変なんです。お茶もこぼれちゃうし。もうてんやわんやで」”

「135、K50地点に複数の花粉着水」
「うーむ、瞬きが間に合わなかったのか」

「このままではアレルゲンたちが排水溝から体内に侵入します」
「いかん!すぐ警報を流すんだ!」

「”眼球面膜付近の職員の方々、お気を付けください。繰り返します
 排水溝から外敵が侵入したため、眼球面膜付近の職員の方々はくれぐれもお気をつけください”」
アナウンスが入る

「外敵……」
ちょうど眼球面膜付近にいた赤血球
赤血球:ヘモグロビンを多く含むため赤い。血液循環によって酸素と二酸化炭素を運搬する

「やだなぁ…この近くだ。早くこの仕事済ませちゃおうと。えーなになに。
 届け先に住所はここで、現在地が……えーっと、あれが目印で、こっちに…!?」
振り返ると、外敵らしき生き物発見
「スギ~~スギー」

「ギャー!!」
思わず、叫ぶ赤血球
「何これ、スギーとか言ってる! だ、誰か―!」
「逃げろー!」

「抗原発見!」
白血球が助けに来てくれ、抗原を倒してくれた

「あっ! 白血球さん」
「あっ、赤血球。大丈夫か?」
白血球:外部から侵入した細胞やウィルスなどの異物の排除が主な仕事。好中球は血液中の白血球の半数以上を占める。
「は、はい! ありがとうございます!」

「えっと、これ一体何なんです?」
赤血球はいう
「スギ―とか言ってましたけど…」


「こいつか? さぁ? とにかく食えばわかる」
「おっと!?」
食作用:食細胞と呼ばれる単球やマクロファージ、白血球(好中球)等が細菌や遺物を細胞内に取り込み、分解すること。貪食ともいう

「うむ、この味はスギ花粉から出てきたアレルゲンだな。
 今の時期なら珍しくない。図体はでかいが、細菌やウィルスと違って、病気の原因になったりしない」
白血球が説明する
「そうなんですね!」

「まぁ、それでも何かしらトラブルの原因になるからな。殺すのは決まりなんだ」
白血球はスギ花粉に手を合わせる
「そっか。ごめんね」

「あー!
 そいつは。まさか、スギ花粉アレルゲンじゃないか! なんてこった!」

突然、声が聞こえる
「粘膜の排水溝から侵入したのはこいつだったのか! これじゃまるで言い伝えと……」
書類を散らばっていく

「お前は……」
白血球はつぶやく
「あ、失礼。俺は記憶細胞だ」
記憶細胞:抗原の免疫を記憶しているリンパ球。同じ細菌やウィルスの再度の侵入に備えている。

「何慌ててるんだ? スギアレルゲンは危険な抗原ではないだろう」
白血球はいう
「あぁ、まだ今はな! だが、俺達記憶細胞に代々伝わる言い伝えがあるんだ」
「言い伝え?」

「どんな内容なんだ?」
白血球が聞くと、その場から去っていった
「記憶細胞さん!?」

部屋から何かを持ってきたらしい
「俺達記憶細胞に代々伝わる言い伝えがあるんだ。
 宇宙より災いの流星、飛来せし時、山は怒り、大地はあらぶり、海はうごめく」

「ど、どういう意味ですか?」
赤血球はいう
「つまり、大噴火。地殻変動。大洪水が一気に起こる!
 未曾有の大災害に見舞われるんだー!」

「大災害……の前触れ。
 ……あれが?」
また出てきたスギ花粉アレルゲンを指さす白血球
「あ、もう一匹!」
「今に分かるさ!」

「”緊急事態発生! 異常な数のスギ花粉アレルゲンが体内に侵入しています。
 付近の方は逃げられる人は直ぐ逃げてください”」
アナウンスが入った

そのアナウンス通り、鼻の粘膜では大量のスギ花粉アレルゲンが侵入していた
「なっ、なんだこの大量のスギアレルゲンは!」
驚く白血球

「き、きた!世界の終わりの始まりだ!」
記憶細胞が言い出す

ヘルパーT細胞がいる司令部ではスギ花粉アレルゲン対策に追われていた。
「ヘルパーT指令、スギアレルゲンの被害が次々と!」
「なんかこいつら、毎年来る数増えてってない? 
 いいんだけどさ、こっちに秘密兵器あるし」

「秘密兵器と言うと、B細胞のことですね」
「その通り! さっそく現場に向かわせたまえ!」
ヘルパーT細胞は指示する

一方、現場では――
「お前は逃げとけ、赤血球!」
「は、はい!」

「(侵入が収まる気配がない。
 まさか、本当に大災害の前触れ…?)」
大量のアレルゲンに白血球は思う

「俺に任せてください!」
分泌室から出てきたのはB細胞
「こいつがあれば!」
B細胞:抗体産生細胞とも呼ばれている。細菌やウィルスなどの抗原に対し、抗体という武器を作り戦うリンパ球の一種

「B細胞だ!」
「抗体が!」
救世主のような扱いを受けるB細胞

「記憶細胞、その大災害ってのは未然に防げないのか?」
白血球は記憶細胞に聞くが
「聖なる霧が地上を包む。するとそれが地獄へ扉を開くのだ」

「えっ?なんだ急に」
意味わからない事を言われ、戸惑う白血球

「よぉし、行くぞー! 消えてもらうぜ! 
 くらえ!」
B細胞がIgE抗体を発射!

IgE抗体:
アレルゲンに対抗するべく、ヘルパーT細胞の命令により、B細胞が作り出す抗体

それにより、スギアレルゲンは倒れていく

称賛する細胞たちに誇らしそうにするB細胞

「さっき言ってた、聖なる霧ってIgE抗体の事か? 
 なんかあいつのおかげで解決しそうだけど」
白血球はいう

「あぁ、今はな。
 でも、これからもっとひどい事が起こるんだよ。霧は暗雲となり、大雨を呼んで、大地を押し流す。
 何が起こるか分からないけど!なんか怖いだろ!なんか絶対に何かすっごい事が起こるんだよ!」
怖がっている様子の記憶細胞
「何が起こるのか全然分からんな、それは」

一方、IgE抗体に反応して、ある細胞が動き出す
「えっ、何この数値…?」

「何なの? 大量のIgE抗体値は。どうなってるの? 一体」
異常なIgE抗体値に戸惑いを隠せない

ヒスタミンマニュアルを取り出す
「こんな数値、私初めてだわ…」
マスト細胞:肥満細胞とも呼ばれている。過剰につくられたIgEの刺激に反応してヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。肥満細胞といっても肥満とは関係ない

「うーん、IgEの量に応じたヒスタミンを出せって書いてあるし…」
うんうん、と悩むマスト細胞

「OK……ちょっと待って。いったん落ち着こう。えぇそう大丈夫よ。やればできる。焦りは禁物よ。
 マニュアル通りにやればいいの。それが私の仕事なんだから」
そう言い聞かせ、仕事を開始する
「このくらいかな?」

場面が戻り、鼻の粘膜内―
「まぁとりあえず、IgEの使い過ぎが、まぁなんていうか良くないんだな」
「おそらく」

「おい、B細胞! それあんまり大量に使わない方がよさそうだぞ。
 よくわからないけど、言い伝えが…」
白血球はいう
「言い伝え?」

「ははっ! 大丈夫っすよ。まぁどのみち心配ないっす。
 ほら、そろそろヒスタミンが出されますよ。あれで炎症を起こして、アレルゲンを排除するんです」
B細胞は言う
「「「「へー」」」」

頭上からシャワーヘッドのようなものが出てくるが、途中で止まり、戻っていった
「なんか引っ込んだぞ?」
「ノズルを変えるんだろ」

そこに現れたのは超巨大なノズル
大量のヒスタミンが放水!
ヒスタミン:イブ茶組織の損傷を認識したマスト細胞(肥満細胞)などから分泌される化学伝達物質

ダムの放水みたいな超大量のヒスタミンに細胞たちは流される
「大雨ってこれか!」
「そうかも!」
流されながら、白血球はいう

なんとかヒスタミンから解放される白血球だが、再び現れたスギアレルゲン
「次から次へとこいつら!」


それを見ていたマスト細胞
「あっ、スギアレルゲンがこんなに入ってきてるから、抗体の使用地が高かったのね。
 大変! ヒスタミンもっといっぱい出さなきゃ!」
再び、大量のヒスタミンが放水

「これが未曾有の大災害か!」
なんとか棒に捕まりながら白血球は記憶細胞に聞く
「ちっ、違う!こんなの序の口に過ぎない! 本当にやばいのはこれからだー!」

ヒスタミンの働き:
ヒスタミンは、血管内皮細胞の間隔を広げ、白血球達の遊走性を高める働きがある

「やばいです、隊長! ヒスタミンが近くから洪水の様に」
分泌担当の職員はいう
「何!? 止めさせるんだ! マスト細胞に連絡しろ!」

「それがスギアレルゲンを排除するため、止めるわけにはいかないと」
「馬鹿な……このままでは」

ヒスタミンの影響で分泌中枢がショートする

「大変です隊長!」
「今度はなんじゃい!」

「分泌中枢がイカレたせいで、
 緊急用免疫システムが発動してしまいます!」

緊急用免疫システム=ヒスタミンによるアレルギー反応
ヒスタミンが活性化されすぎると、発赤・かゆみ・浮膿・痛み・気管支収縮などのアレルギー反応を起こす

次に起こったのは
「これが……大噴火!」
記憶細胞は言う

くしゃみ:
ヒスタミンが鼻の粘膜にある知覚精神を刺激する。この刺激がくしゃみ中枢に達すると、くしゃみを連発してしまう

たくさんのくしゃみが鼻の粘膜に襲い掛かる
鼻の粘膜が刺激されたことで、細胞たちの細胞壁が振動して、浮き上がり始めた
「粘膜がめちゃくちゃな膨張を!」

鼻づまり:ヒスタミンが鼻の粘膜にある血管に作用して、炎症などを引き起こす。その結果、鼻の粘膜が腫れてむくみ、鼻づまりが起こる

そして、目の付近では――
「涙があふれ出すぞ!」
「大洪水…」

涙:ヒスタミンが目の知覚神経などを刺激して、
充血やかゆみなどの炎症を引き起こす。涙も必要以上に出る

鼻の内部が大変なことになってる……
「これが……言い伝えの……」
呆然とする記憶細胞
「スギ花粉アレルギー…」

スギ花粉アレルギー:スギ花粉が抗原(アレルゲン)となって起きる”くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ”などのアレルギー症状

ボロボロの一般細胞たち
「くそっ……」
「どうしてこんなことに……」

「あいつが原因だ……どうしてくれるんだB細胞!」
一般細胞に言われるB細胞
「えぇ!?」

「そもそもお前が交代をがばがば使うから!」
「俺のせいじゃないよ! 悪いのはヒスタミンだろう!」
B細胞は主張すると、細胞たちははっとした顔をする

そこで一般細胞が向かったのは”マスト細胞”の所で
「マスト細胞のせいか!」
「うわぁ!? なによあんたら!」

細胞たちはマスト細胞を鼻の粘膜内まで引っ張ってきた
「うわぁ、な、何すんのよ! 離して触んないでよ! 
 あたしのせいじゃないわ!IgEが原因よ!」

「いいや、絶対ヒスタミンの出しすぎが原因だね!」
B細胞は言う
「あたし、マニュアル通りに仕事しただけだもん!」

「てめぇのせいだ、こんにゃろー! 
 マニュアル通りの仕事しか出来ねぇのかよ、肥満細胞」

「その名前で呼ばないで!B細胞のBは馬鹿のBでしょ!」
負けじと言いかえすマスト細胞

「なんだとてめぇ!」
「うるさい、バーカバーカ!」
「やるかこの!」
大喧嘩をし始める

「収拾つかなくなってきた…」
記憶細胞はいう
「あぁ。しかし……それぞれが自分の仕事を全うしただけなのに。こんなことになってしまうとは、こうなることが分かっていれば……いや、わかっていてもやるしかなかったが」

「どんな事情があろうと、職務放棄は許されない」
白血球はつぶやく

「白血球さーん!」
後ろから声がする
「それが、俺達の宿命…!?」
大きな玉にぶつかる白血球と記憶細胞

「白血球さん! うぉ!?」
転がしていたのは赤血球
「よぉ、赤血球……なに、それ…」

「す、す、すいません! 
 これはあの……あたしもよくわからないんですけど、届け先がここになってて」
赤血球はいう
「っていうか、大騒ぎになってますけど、大丈夫ですか?」

「大丈夫……ではないな。しかし、なんだこりゃ」
白血球はいう。その玉は”薬用”と書かれていた
「さぁ?……記憶細胞も見た事ないものですか」

「あー見た事はないなぁ……」
うーんと首をひねる

”目的地点に到着”の声がした
大きな玉が開かれ、その中には……
「おい、なんだあれ」
「中から何か……」

その何かが動き出し、赤血球たちの前へ
「目標、細胞・確認。排除、シマス」

「ん?」
一同固まるが、その何かは攻撃をしようとする
「「あぁー!?」」
慌てて逃げ出す赤血球たち

とてつもない攻撃力
「な、なんだあいつ! なんで俺達を襲うんだ!?」
白血球はいう

「排除シマス」
細胞壁もろとも破壊し始めるその何か

「お、思い出した―!! 聞いたことがあるんだ。世界に異変が起こった時、どこからともなく現れる。
 このタイプは騒動に関わった奴らを一掃する奴だ!」
「あいつの名は”ステロイド”だ!」

ステロイド:副腎皮質ホルモンともよばれている。強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を持つ薬剤。ヒスタミンによって起こった諸症状やアレルギー反応そのものを強力に抑える

ステロイド聞いたことがある!
強力な薬で

ケンカしていたB細胞とマスト細胞もステロイドに狙われ、慌てて逃げ始める
「ごめんなさいー!よくわかんないけど、ごめんなさいー!」


「やばいです、隊長!なんか変な奴が!」
分泌中枢の所にもステロイドが現れる

ステロイドに襲われる一般細胞たち
「B細胞にマスト細胞! ごめんよ!」
「あんたら、あんたら、
 あいつに比べれば、すげぇ紳士的に仕事してたよ!」
見境なく攻撃してくるのに比べればねぇ(笑)

「っていうか、これいつまで続くんだー!」
白血球はいう


「”ご利用ありがとうございました”」
ステロイドが止まった

ステロイドが有効成分切れで沈黙して、なんだかんだでアレルゲンも自然消滅したし、アレルギー反応も落ち着いた。皆も和解できたし」

「いやぁ、よかったよかった。
 ……ほんと、よかったなぁ…」
放心状態で白血球はいう

ステロイドの副作用:ステロイドの長期投与や大量投与により副作用が起こる場合もある。用法・用量を守る事が大切

「俺、今日の事しっかり記憶しておくよ」
記憶細胞は言うのだった

なんかステロイド怖いイメージがついた。
強力な薬ってあんまり使わない方がいいんだよね、花粉症だと酷い人見ると大変だなぁって思う。
私はそんなに重くないし…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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