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ザックを助ける為、グレイ神父の”試練”を受ける事にしたレイチェル。それはどこか違和感を覚えるフロアの中で…?第8話「Yeah..., I 'm a monster.」 感想 殺戮の天使(アニメ)

此花(このはな)です

今回は殺戮の天使(アニメ)の第8話「Yeah..., I 'm a monster.」の感想を書いていきたいと思います

第8話「Yeah..., I 'm a monster.」
あらすじ
グレイ神父とともに、ザックの治療に使えるものがあるかもしれないダニーのフロアへ向かうレイチェル。だが、そのためには「試練」を受ける必要があった。それは、再び各階へ降り立ち、エレベーターを動かす仕掛けを探すこと。

一度通ったはずのフロアに奇妙な違和感を覚えながら、妨げとなる亡者らしきものたちを次々と排除していくレイチェルだったが……。

公式より
ストーリー | TVアニメ「殺戮の天使」公式サイト

今回はレイチェルの話とザックの過去のお話の2本立てでした。
試練が行われるフロアの違和感とダニー先生の部屋でレイチェルを襲った緑の奴は何だったんだろう。
幻覚なのか、よくわからないけど、あれが当たった時、風景が元に戻った

あの題名はザックの事だったのかな、最初はレイチェルの事かと思ったけれど

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初はゾンビみたいな奴らに追われ、キャシーの操作室までたどり着いたレイチェル
”邪魔だ”と容赦なく、奴らを殺していく

「これで通れる」
全て倒し終わり、エレベーターのスイッチを入れようと振り返った時
死んだはずのキャシーが現れた
「レイチェル、あなたって酷いことするわねぇ」

「痛み、苦しみに嘆くものに対して、
 邪魔の一言で簡単に切り捨て、顔色一つ変えない」
キャシーはレイチェルの両頬を包む

「ザックに殺してもらうためなら、どんな手段でも選ばないのねぇ。
 本当にあなたって、罪深い女なのよ、レイチェル」
そう言うと、笑いながら消えていった

「今のは……?」
死んだはずのキャシーが現れた事に困惑するレイチェル

邪魔する奴らがいなくなった事で、やっとスイッチを押せた
レイチェルはエレベーター前で待っていたグレイ神父と合流する
「スイッチを押せたようだな」
「えぇ」

「君はどのようにして、フロアのスイッチを押した? 
 必死に追いすがり、邪魔をしてきた者はいなかったかね」
グレイ神父は問いかける
「いた……。でも、全部撃った」

「何故、そうした?」

「…邪魔だったから」
レイチェルの答え
「…そうか。それでは次のフロアに行こう」

再び、エレベーターの中に入り、B4階へ
エディのフロアは植物が枯れていた
「…枯れてる」

「このフロアのスイッチは水温管理室にある」
グレイ神父はいう
「どうして、こんなことしなきゃいけないの」
「君が、何者かであるか知る為だ」

「早く降りて、薬を探したいのに…」
レイチェルはつぶやく
「君は今、審議にかけられているのだよ」
「私が?」

「そうだとも。なぜなら、君がイレギュラーだからだ」
グレイ神父は言う
「イレギュラー?」
イレギュラーってことは本来、入れないって事なのかな…

「(この人は私の何を知ろうとしているの…? 
 でもそんなこと、関係ない)」

レイチェルはエディの遺体があるはずの墓穴に遺体がないことに気づく
「死体がない…」
「ついてきなさい」
その事が気になりつつもグレイ神父の後をおうレイチェル

次の部屋に入ると、ザックが破壊した墓石たちがある部屋
「これは…酷いな。酷いありさまだな。
 エディは優しい子だ。墓場が荒らされて、大層怒った事だろう。そのやさしさの為か、あの子はどうも貧乏くじを引きがちだ」

「それよりも不憫なのは墓に眠ったはずの者たちだ。
 エディの思いやりで楽になり、墓で浄化されるはずだったのにそれすら叶わなくなった」
グレイ神父の言葉の後、フロアの電気が消えた
それともにエディの笑い声が聞こえる

「(まただ……。どうしてさっきから死んだ人が?)」
疑問に思うレイチェル

「管理室はこの奥だ。
 ……行きなさい」
グレイ神父はいう

レイチェルが歩を進めると、誰かが足を掴んだ。
足を動かすと、手だけで動くものが飛んで行った
「…動くぬいぐるみ? おもちゃかな」

レイチェルはその動くものを踏み潰す
「うわぁぁぁ!」
動くぬいぐるみと思ったものは悲鳴を上げた
「きもちわるい……」

すると、墓穴の中からたくさんの手が出てきた
動く手がいっぱい。助けて、言う手
「……うっとしいな」

レイチェルは動く手たちを踏みつぶしていく
悲鳴を聞きながら

「哀れな子羊か。
 ……それとも悪魔か」
グレイ神父はつぶやく

全て潰し終わり、
レイチェルは管理室へと足を踏み入れる

ここは僕の物専用と書かれた機械をかけ、スイッチを押す
すると、エディの笑い声が聞こえた。
死んだはずのエディが現れる

「見ちゃったよ、レイチェル! 
 君が泣き叫ぶたくさんの手を見下して、踏みつけたところ!」
「(また、現れた…)」

「酷いよ、酷いよー。 
 ねぇ、悲しい叫び声を聞いて、レイチェルは何も感じないの?」

「優しくしてあげようと思わないの? 
 何がその人の幸せか考えたりしないの?」
そんなエディの問いかけに眉をひそめるレイチェル

「レイチェルは自分の事しか、考えないんだね。それ以外の幸せなんて見てもいないんだ。
 だから回りも……ザックも、きっと苦しんで終わっちゃうんだよ」
そう言って消えたエディ

「苦しんで終わる……ザックも? 
 ……ダメ、早く戻らなきゃ」
そう言って、レイチェルはエレベーターへと戻った

「…スイッチを押したよ」
レイチェルはいう
「そのようだな。
 …で、どのようにしてこのフロアのスイッチを押した?」

「管理室の冷蔵庫を開けて」
「邪魔をしてきた者はなかったかね?」
グレイ神父はいう
「動くぬいぐるみがいた。でも、踏み潰した」

「それらは泣き叫んではいなかったかね?」
「……いいえ」

「なぜ、そういえる?」
「あれはぬいぐるみ」
レイチェルは答える

「君にはそう見えていたのだな」
念を押すように言う
グレイ神父は視線を外さないレイチェルを見て
「ならばよい。見えたのなら、信じよう」

「そんな事より早く、次のフロアへ」
レイチェルはいう
「……よかろう」

エレベーターを使って、ようやくダニーのフロアへ
「ついたぞ。ここでよいのだろう」
「うん」

「ダニーはこだわりが強いが、几帳面でまじめ。何でも次々とこなしていた。薬品もちゃんと棚に整理しているだろう。ただ……最近はそのこだわりも目に余る」

「あの……」
「どうした?」

「ザックのフロアにも取りに行きたいものがあるの」
レイチェルはいう
「別に構わんよ。
 薬を探し終えたら、下を下るエレベーターまで来なさい」
「えぇ」

グレイ神父は先にエレベーターを出て行き、レイチェルの目から見えない所へ
「一度通ったフロアなのに……ずっと違和感がある」

”「ここから出る手助けをしてくれよ。外に出られたら、お前もちったいい顔するかもしれねぇだろ?  そしたら……お前を殺してやるよ」”

「ここ、ザックと誓った場所」
そっと自分の首を振れる
「たとえ、目に見える場所が違っていても、この誓いだけは……」

レイチェルがそう呟くと、
血だまりだったはずの場所から緑の物体が襲い掛かってきた

思わず、逃げるレイチェルだが、
途中でこけてしまい、緑の物体とぶつかった
「…今のは一体?」

そのとたんに風景が元に戻った気がする……

「早く薬を探さなきゃ……」
レイチェルは立ち上がって、ダニーがいるはずの部屋へ
しかし、やはり遺体はなかった

「ダニー先生の死体もない……
 (今は薬を…)」

部屋を探し回るが、
何故か薬だけではなく中身が全て空だった
「薬がない…」

「全部なくなってる」
捜して探しても、ない。

仕方ないので、グレイ神父の元へ
「……どうした? 焦っているようだが」
「ザックの所に戻らなきゃ」

「薬はあったのかね?」
「ない」
「なかった……」

「あなたはこのフロアに薬があるといった。けど、なかった」
レイチェルは責めるように言う
「私を、疑っておるようだな。……そう難しい顔をするな」

「私も何故、ここに薬がないのか把握しておらんのだ。だが、予測はできる。
 原因は君ではないか、レイチェル・ガードナー」
グレイ神父はいう

「このすべての不幸な出来事を
 己が作り出したというように考えたりしないのか!?」

「私はそんなことは知らない……」
レイチェルはいう
「それより、ザックのところに」

「下のフロアにいきたいのではなかったか、
 ザックのフロアなら包帯くらいあるかもしれん」
グレイ神父はいうと、レイチェルは考えるしぐさをする
「…どうする?」

「下に行く」
「よかろう」
レイチェルは下に向かうことを選択する

「(役に立つから……ザック)」
そう思いながら

一方、ザックは夢の中―それは孤児院の夫婦を殺した後の事ー
一人でナイフを持ちながら、道路を歩く

一台の車が通りかかり、ザックに水たまりの水をかけてしまう
それを悪いと思ったのか、運転手が降りてきた
「ごめんねぇ、大丈夫だった~?」

ザックの姿、血まみれの服、そしてナイフにおびえる女の人
「早くおうちに帰った方がいいわよ……」
後ずさる女。しりもちをつく

「帰る家なんて、ねぇんだよ」
怯える姿を見て、あの映画を思い出す
容赦なくナイフを振り下ろした

「ちっ……」
女の人が眠っていた車の中で一夜をすごすことにする

次の日の朝ー車の窓を叩く音がする
「誰かいるのかね?」
すぐにナイフを手にもち、警戒するザック

車のドアを開ける
「うるせぇ…」
「子供か。……一人かい、お父さんやお母さんはいないのか?」
杖を持つお爺さん

「あいにく、私は目が見えなくてな」
その言葉にザックはナイフを見せることを辞めた
その時、ザックのお腹が鳴る
「腹が減っているのか」

そのお爺さんは自分の家へとザックを案内してくれ、
パンまでくれた

「どうして、あんな所へいたんだ?」
お爺さんは質問するが、ザックはパンを食べ続けるので
「…まぁいい。何かわけがあるんだな」

「行くところがないんなら、好きなだけここにいなさい」
そういう

「なんでなんだよ。
 ……どうしてそんなことをする?」
行動に疑問を持つザック
「寂しいんだよ」

「ここがいやだったら、いつ出て行っても構わない」
お爺さんはいう
「嫌だとは言ってねぇ」

無償のやさしさなんて、ザックは体験したことがなかったんだろうな

その日の夜、ザックは
「(このぞわっとする気持ちは何なんだ)」
ぞわっとした気持ちか

ザックはナイフを見つめる
「(これが手っ取り早い)」

寝ているおじさんの元へ行くが
「(この爺を殺しても、
 このぞわっとした気持ちは消えねぇ…)」

ザックは外へと向かう

街の路地裏を歩いていると、
ザックは酔っ払いとぶつかった

おもむろに後ろからナイフで一刺し

「(これじゃねぇ。まだぞわっとした気持ちが収まらねぇ)
 もう使えねぇな」
使っていたナイフを捨てた

爺さんの家に戻ってきたザック
「…何処へ行ってた?」
お爺さんは問いかける

ザックの頬を撫でた後の、自分の手に付いた匂いで
それが血の匂いだということに気づく
「…血か」

「人を殺した。殺したかったから、殺してきた」
ザックは言う
「……そうか」

「……それでお前はどうしたい?」
お爺さんは問いかける
「……」

「疲れただろう? もう寝なさい」
お爺さんはザックにコートをかけてくれる

次の日の朝、ザックが目覚めると、
お爺さんがどこかへ出かけていくのを見かける

しかし、お爺さんは夜になっても帰ってこない
「どこへ行ったんだ…?」

テーブルの上に書置きが置いてあることに気づく
”おいしいパンを買ってくる。待っていなさい”
しかし、ザックは文字が読めない
「読めねぇんだよ」

一人で残っていたパンを食べるザック
「爺さん、おせぇな」

帰ってこない事にイラつき、ザックは部屋の中にあるものを壊す
その中にナイフを見つける
再びザックは外へ

外では騒ぎになっている場所があった
崖の下で包まれている遺体
警察も来ていた

森の中で火をたくカップ
「あの爺さん、これっぽちしか持ってなかったぜ」
財布の中から数枚の小銭が出てくる
「はした金じゃない」
「って、殺し損だよ」
あーこの人たちが殺したのか…

ザックはそのカップルの目の前に現れる
「ん、何見てんだよ? おい」
男の方がそう因縁をつけ、杖らしきものでザックをつつく
「…楽しそうな顔だな」

「(こういう楽しそうな連中がいるから、化け物が)」

「なぁに? 君の悪いガキだねぇ」
女の方がいう
ザックがナイフを向けると、一瞬で怯えた表情になるカップ

容赦なくカップルを殺すザック
何度も何度もさして

”「……それでお前はどうしたい?」”

「(楽しそうな連中をぶっ殺して、こうして絶望させてやりてぇ! 
 そうだ、俺は化け物だ……)」
そう言って笑う

「殺されてんじゃねぇよ…」
置いてあった杖を見て、ザックはそうつぶやく

場面は現在へ、ザックが眠るB2階
「おぉ……生きてるんだね。 
 こんなに弱って……とどめを刺してあげようか? ザック…」
そう、ダニーがザックの前にいた

なんでダニーがザックの所に…?
良く生きてたなぁ…あの人。死んだんじゃなかったの…

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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