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取り戻した”音”に慣れない百鬼丸。ミオという少女が唄う子唄になぜか、惹かれる百鬼丸だった。第5話「守り子唄の巻 上」 感想 どろろ 

此花(このはな)です

今回はどろろの第5話「守り子唄の巻・上」の感想を書いていきたいと思います

第5話「守り子唄の巻・上」
あらすじ
慣れない「音」に苦しみ、妖怪との戦いで傷を負った百鬼丸は、ミオという少女に出会う。彼女は戦で親を亡くした子供の面倒を見ており、百鬼丸も世話になることになった。

だが近くに鬼神がいると分かった百鬼丸は傷も治らぬうちにその退治に向かう。


公式より
TVアニメ「どろろ」公式サイト

慣れない音、百鬼丸が怖がらない唄を歌うミオさん。
だから、取り戻したのが”声”なのかな。

ミオさんの着物をなおすしぐさであ…ってなってしまった。
予想通りだった…あぁ、子供で稼げるものなんて、そりゃそうだよね…悲しい。

さて、本編の感想へ行きましょうか!
慣れない音に苦しむ百鬼丸
どろろの声もたくさんの音に飲み込まれていく
そんな姿にどろろは布を百鬼丸の耳に巻き付ける

「”音。それはこれまで百鬼丸が取り戻したどの感覚よりも衝撃だった。
 容赦なく、頭の中に入り込んでくる無数の心臓の取捨選択など、出来るはずもなく。百鬼丸はただ、音の洪水におぼれていた”」

そんな苦しむ姿にどろろ
”今回の妖退治はやめとこうか”と
当の本人(百鬼丸)が言葉の意味を分かっているの分からないけどね

だが、百鬼丸は何かの気配を感じたらしい
上空を見上げると、大きい鳥の妖

些細な音(鳥の妖が落としたもの)に気をとられてしまい、
攻撃をする事が出来ない。

鳥の妖が滑空した時、攻撃するが、百鬼丸は捕まってしまう
なんとかして、地面へと降りたが負傷して動けない
すると、琵琶丸さんが現れて、鳥の妖を一刀両断

耳が聞こえるようになったせいで、百鬼丸が弱くなった、か。
感覚を取り戻すたびに弱くなっていくんだよな…確か

大きく負傷した百鬼丸は琵琶丸さんによって、手当される
出来れば、薬が欲しいと。
川の向こうに大きな町があり、そこで買ってくると、どろろがかってでる

しかし、琵琶丸さんによると、もうすぐ戦が始まるらしく危ないよ、と忠告されてしまう
琵琶丸自身もそこへ行こうとし、
よそ者は危害が及ぶ可能性があり、引き返してきたとというのだ。

武士が大嫌いなどろろは”くそっ、武士ってのはなんで戦が好きなんだよ”と吐き捨てる
その声に反応して、耳をふさぐ百鬼丸
「あ、うるさかったか?」
慌てて口を覆うどろろ

動くんじゃないよ、傷が開いちまう、と琵琶丸が言っても、耳をふさぐのやめない
「全く、穴倉にこもった手負いの獣ってとこかね」
ぐっと百鬼丸の腕を握る

「いいかい?これは人の声だ。周りにあるのは森に生きてるもんや火や風の音さ。
 お前さんは慣れなきゃいけないよ。穴倉からこの世に出る為にはね」
そう強く言う

「おい、けが人なんだぞ?無理させんなって。
 まだ兄貴は仏さんになるわけにはいかねぇんだからよ」
どろろはいうのだった

その次の朝―百鬼丸は誰かが唄う唄に惹かれ、立ち上がる
琵琶丸が気づいて、声を上げるが、そのまま行ってしまう

その唄を歌っていたのは川で何かを洗う少女
その少女が百鬼丸に気づく

百鬼丸の動きからすぐに盲目だと気づいてくれる
手負いだと気づき、直ぐに自ら上がるように誘導

どろろたちと合流し、その少女はミオと名乗った。
荒れ寺に住んでおり、百鬼丸を休ませてもいいという
治るまでどうぞ、寛大な言動

ここは身寄りのない子供たちと一緒にいる場所だという
片手や片足、色々なものがない子たちがいっぱいいた。

その一人がミオが起きているのを見て、怒った
「今のうちに寝とかねぇと体持たねぇぞ。けが人が俺が面倒みっから、早く寝ろって」
「わかった。わかった」
そう言われて、ミオは
「じゃあ、何かあったらこのたけ坊に聞いて」

身寄りを寄せているのに関わらず、朝食まで分けてくれる子供たち
良い子たちだなぁ…

ただで朝食をごちそうになるのも嫌で、どろろ
たけ坊に何か手伝うことないか?と聞く。
何かしらの手伝いをやることが筋ってもんだ、と。

たけ坊にからかわれ、どろろが大きい声を出すと、
すぐにしぃぃと静かにするようにいう

ミオは”夜に働きに出ているという
「堺様の陣、いつ戦になるか分からねぇから、一晩中誰かが起きてて、その世話がいるんだってさ。
 夜の方が賃金がいいし、ミオ姉は働きがいいから、食いもんをもらえるんだとさ。だから、昼間は寝かせてやらねぇと」
「お前も結構感心だな」

そこへ琵琶丸が通りがかる
「坊さん、どっか行くのか?」
「戦場を避けて、通る道がないかと思ってね。ちょいと行ってくるよ。
 戻らなかったら、けもの道を見つけたと思っておくれ。じゃあ」
「あぁ」

そんな会話を聞いて、連れじゃないのか?と不思議そうなたけ坊
「ときどき会うんだ。妙な坊さんでさ」

「また戦になんのか…」
「さぁ?」
「くそっ…」

戦になったら、この荒れ寺も危ないかもしれない、と。
いつも、追いやられるのは貧しい子たちなんだよな…

一方、醍醐の国では――
両勢力がにらみ合うこと、膠着状態が続いていた。

このまま、膠着状態が続けば、新たに兵糧を送らねばならない。
その程度のたくわえはあるのだが、もう一月近く雨が降っていない。
もしもの時のため、蓄えは残しておいた方がいいと進言される

我が領土において、凶作などありえん!と言い切る景光

「そうでございましょうか」
奥方・縫の方がそういう
「おく…」

「堺殿のことに、此度の日照り続き、それに今年は山崩れもございました。
 まるで、かつてのこの国に戻ったような」
「何が言いたい?」

「私共は国ごと小さな礎の一つの上にのっていることをお忘れなきようにと。
 いつ崩れてもおかしくありませぬ」
縫の方はいう

「堺ごとき小国、早々に肩をつけるように申し伝えよ」
部下に申し伝える景光

それを多宝丸が聞いているのがなぁ
気になるところだ

場面が変わり、百鬼丸がいる荒れ寺
どろろが一人で廊下掃除している最中、こけてしまい子供たちが笑う
「あんたたち、笑ってないで手伝わなきゃ」
そう言ったのはミオ

ミオはそっと百鬼丸のそばに近づく
百鬼丸、具合はどう?」
音が聞こえても、喋れない

具合を確認するように百鬼丸の額に手を置いて、熱を測る
「まだ、熱い。そうだ、今夜薬貰ってくる。
 堺様の陣地ならきっとあると思うから。じゃあ、仕事行ってくるね」

すたっと立ち上がり、ミオは行ってしまう
百鬼丸は腕をミオの方向へ手を伸ばす
そのあと、自分の耳に手を当てる百鬼丸だった

ミオが外で唄い出すと、再び百鬼丸が声の方向へ手を伸ばす
あの声には何かがあるのだろうか…?

一方、道を探しに行った琵琶丸は獣道を頼りにいい場所を見つける
だが、そこには鬼神がいるのだった

ミオが朝、帰ってくると、百鬼丸は門の前で座っていた
その表情は笑みをたたえていて。

柔らかな視線をミオは敏感に感じ取り、着物の衿をきつく整える
「不思議ね、何だか見えてるみたい…。ずっと奥の方まで」

「見えてるよ、たましいの色が」
「えっ?」

「兄貴、勝手に出歩くなよ。びっくりするだろ」
そう、百鬼丸に注意するどろろ
「たましいの色?」

「うん、おいらにはよくわかんないけど、生きてるもんの魂がいろんな色で見えるんだってさ。
 人だけじゃないぜ、草とか木とか、獣とか、あやかしなんか一発でわかっちまう。きっと汚い色してんだろうな」
どろろが話していると、どろろの方に顔が向いてるな、百鬼丸

百鬼丸がミオをみた。またミオが着物の襟を整える
すると、百鬼丸が自分の人差し指をミオの口に当て、自分の口を動かし始めた
「なに?」

「もしかして、姉ちゃんの唄が聞きたいんじゃ」
どろろはいう
「唄?」

「兄貴、姉ちゃんの声はうるさくないみたいなんだよなぁ…。
 あっ、そうだ!姉ちゃんの唄聞いてれば、音になれるかも」
「え」

「今のままじゃ、穴倉にこもった獣みたいなもんだからな。
 姉ちゃんの唄で、穴から引っ張り出してくれよ」
「私の唄、そんな大層なもんじゃないと思うけど…」

そんな事を言っても、
百鬼丸は自分の口を指さして、口を動かす動作をやめない

「じゃあ」
観念したミオは唄い出す
”赤い花、つんで、あの人にあげよう。あの人の髪にこの花をさしてあげよう”

その時、琵琶丸が荒れ寺に帰ってきた
「抜け道見つかんなかったのか?」
「いや、ちょいとばかりいい話と悪い話を持ってきた」

戦場の影響を受けない良い土地を見つけた、こと。
しかし、その土地には大家がいて、鬼神がいるのだという。

その話を聞いて、急に立ち上がる百鬼丸
手負いの体で鬼神退治へと行こうとする

慌ててどろろが止めようとするが、百鬼丸は止まらない
「そのつもりで話したことはあるにせよ。
 まさか怪我を治らないうちにとは思わなかったねぇ、せっかちだね」
琵琶丸がついてくれるらしい

どろろは荒れ寺に残る
「私も頑張ってみよう」
ミオがつぶやいた

琵琶丸が百鬼丸を見て”あぶなかっしいねぇ”
と言ってて、凄い心配だな

ミオが言い出したのは陣だけでなくて、堺様側の陣にも働くという。
当然、たけ坊が心配するが、その土地に隠れるならもっと準備が必要だと
”大丈夫。戦でたくさん無くした分、戦から取り戻すだけ”
すぐに寝に入ってしまった。

「ミオ姉、公と決めたら、頑固だからなぁ…」
心配そうにつぶやく
「よしっ、おいらがついててやるよ」
「おまえが?」

「だったら俺も」
「ダメダメ。お前は皆の面倒を見なきゃだろ?
 大丈夫、あんまり大変そうだったら辞めさせる」
どろろの言葉にたけ坊はどろろにお願いすることに。
「そっか。頼む」

ミオの夜の仕事っておそらく…ね。
確かに戦の膠着状態の時に”ある”ことだよね

暇そうにしている武士二人にミオは声をかける
「お兄さんたち、働かせてほしいんだけど」

一方のどろろはミオを見失っていた。

琵琶丸と百鬼丸は鬼神がいる場所にたどり着いていた。
やはり、まだ戦える状況ではない…

その鬼神との戦いは鬼神が動きだす所から始まる。
すなじごくのように足元から砂に飲み込まれていく

場面がまた変わり、
男どもの声が聞こえ、どろろはこの声の方向へと向かう

百鬼丸は地面から飛びあがり、鬼神に一撃を加える。
琵琶丸の支援もあって、とどめを食らわせた
しかし、その際に左足を食われてしまう

そしてどろろはミオが何の仕事をしていた、を見てしまう。

あぁ、だから百鬼丸が見た時に着物の襟を整えたのかって。
たましいの色、汚い色、にも反応してたし…

百鬼丸が痛みに声を上げる
その鬼神を殺した事で”声”を取り戻し、左足を奪われた。

これ鬼神を殺したけど、百鬼丸の足を奪った事で
また息を吹き返した、ってことでいいのかな…?

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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