此花のアニメ&漫画タイム

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その人は泥だらけで美しかった…。バルサの運命を変える旅が始まる!第1回「女用心棒バルサ」 感想 精霊の守り人(実写ドラマ)

此花(このはな)です

今回はNHKで放送された”精霊の守り人”ドラマの第1回「女用心棒バルサ」の感想を書いていきたいと思います

第1回「女用心棒バルサ
あらすじ
総合2016年3月19日(土)夜9時から10時13分
【再放送】総合2016年3月26日(土)夜0時10分から翌1時23分[25日(金)深夜]
女用心棒のバルサ綾瀬はるか)は、暴れる牛車から王子チャグム(小林颯)が崖下に落ちるのを目撃し、川からチャグムを助け出すが、駆けつけた王宮の密偵・狩人たちは礼を言うどころかバルサを捕まえる。

王宮の地下牢につながれたバルサだったが、チャグムの母・二ノ妃(木村文乃)によって解放され、チャグムを連れて王宮から逃げるよう頼まれる。チャグムには水の魔物が取りつき、それを嫌った帝(藤原竜也)から命を狙われていると言うのだ。

「用心棒として雇いたい」と言われたバルサは、仕方なくチャグムを連れて王宮を後にする。まだ幼く、しかも気位だけは高い王子を連れて、バルサの逃避行が始まった…!

公式より
第1回 「女用心棒バルサ」|精霊の守り人|NHK放送90年 大河ファンタジー

一番最初に見た感想としては思ったよりも演技や演出良くて、これは期待できる!でした。
早く次回見たいなぁと気持ちにさせてくれたので、最後まで楽しく見れそうだな

見終わってから気付いたのですが、前半より後半の方が夢中になって見てたこと。
その原因はおそらく前半がバルサの話と過去のお話を交互に描写されていた上にこの世界観などの説明シーンが多かったことなんじゃないかと思いました。

でも、その説明シーンが結構、重要な話なので、入れないとまずいし…と考え、この構成は仕方ないと思うんだ。精霊の守り人の次、闇の守り人の話もやるんだから、あれ最初にないと無理だもん!

そういえば…バルサの、ジグロの殺した分だけ人を助けるって奴を二ノ妃に話してなかったね。チャグムが最後の守る人だったっけ
あと、殺さずの誓いも。

あれも戦いの時に何故殺さないのか?に関わって来るし、ジグロの話が深く関わってくる。それやりたいから、最初にバルサの過去を持ってきたのかな?
確かに唐突にバルサがジグロに誘拐されるシーンからスタートするからびっくりしたんだよね

知らない人から見たら、最初にチャグムが橋の上から落ち、バルサに助けられた後、急にバルサの過去やるんだからびっくりするよ
まぁ一応、親もドラマ見てたから、ちゃんと話の筋分かったか?と聞いてみたけど、分かったって言ってたので、大丈夫だと思う

原作の違いで大きいのはあらすじにも書いてあった、チャグムを助けた後バルサが王宮に囚われたとこ。
 原作だと、一回街に出てから二ノ妃の招待で王宮にくるから、おそらく時間短縮と共に帝と聖導師の関係性やバルサの事を表現したかったんだろうなぁと思った。

流れ者で用心棒をしているという情報だったら、まさか女だとは思わないだろう。そうそう、二ノ妃と聖導師のあの色っぽい感じのやり取り、賛否両論なのかな?
インタビューで言ってたから、なんだろう?と思ってたらあんな風になるとはびっくりした。

二ノ妃はチャグムを助けたい一心で、聖導師に仕掛けることで脅してるっていうシーンだと思うけど、頭の良さの感じが出てて良いと思った。それで結局、聖導師は二ノ妃の頼みでバルサを開放する訳だ。会合場所がまさかお風呂だとは思わなかったけど(笑)

ここの原作でも出てきた、バルサと二ノ妃のやり取りはドラマでも好きだなぁ
チャグムの用心棒を受けなければ殺されること必須、だが用心棒を引き受けても王宮から狙われ続けて新ヨゴ皇国にはいられなくなる。刺客たちに殺されるかもしれない。どちらにとってもバルサにとって死

ドラマだと、ジグロと小さい頃のバルサのやり取りで、自分の為にジグロの人生を台無しにしてしまったというバルサにジグロが”運命”だって言ってた。
それをバルサはチャグムの用心棒を引きうける事が運命なんじゃないかと思ったのかなと感じた。

火の放つ指示とかも重要な所は要所、要所に原作通りなんで満足です。
王宮から出てからチャグムがバルサと行く事を拒否って、口のきき方を怒ったり、母親の事を想って泣き出したり…バルサへの信頼がまだ築けてない印なんだと思った。

あぁそれと「おぶさる」という行為を知らないチャグムのシーンは原作通りで、なんかきゅんきゅんした。最近、最終章の「天と地の守り人」を読み直したせいか、二人のやり取りにときめく

シュガとカガイの二人は聖導師見習いではなく、星読博士にしたのは何か理由があるのかな?まぁ…のちに分かるか。カガイ役の吹越さん似合すぎ(笑)あの意地わるそうな感じ、原作通り!

チャグムの寝床から火が出たという状況にシュガはおかしいと感じる。新ヨゴ皇国の建国神話に出てくる、水の魔物がチャグムにとり憑いたと推理したからだ
でもそれは建国神話を否定する事であり、帝に知られれば死をまぬがれない。

建国神話とはー
トルガル帝はナナイ大聖導師と導きと共に、水の魔物を退治し、新ヨゴ皇国を建国したという。

聖導師は最初、シュガの推理に怒るわけだけど、本心はその可能性が高いとシュガの意見を認めるわけだよね。最初の橋でのチャグムが川に落ちた原因を作ったのが聖導師だった。それはチャグムに宿っているものの正体を知りたかったから、だという。

水の中で不思議な力を発したチャグム。水の魔物が宿っているなら、火を受けて焼け死ぬわけがない、という推理だ。神話通りに川を枯らすという干ばつの印出ている。
ただし、おそらく第2回で出てくるであろう、トロガイさんがシュガに会う話で結構変わる…?

やっぱ、トロガイさんが先かな?それか、ナナイ大聖導師の日記を読むシュガの話はカット出来ないから、第2回ではなく3回か4回の後半部分出てくるか…。

二ノ妃と帝のやり取りは、二ノ妃の演技力凄いなぁと。嘘ついてるのは分かってるけど、チャグムを救うために演技の必死さがよく出てる

帝のキャラも結構、神性さを大事してるよね
処刑などしない。私が下すのは天罰だ、と。
原作だともうちょっと人間味が出てるんだけど…聖導師には迷っている姿を見せてたからね。ドラマだと結構激情で表現してるみたいだけど

藤原さんのインタビューで書かれてたよ
帝についての話で、帝の人間っぽさについて。でもあれ、インタビューを読んでないと分からないよ…(笑)特に夏至のお祭りについては

その後で描かれた、街に出たバルサとチャグムの餅菓子シーンにすげぇ吹いた。
餅菓子を渡され、そのまま受け取ってしまったチャグム。バルサはお金を餅菓子売りに渡すわけだけど。

食べてみな、促すバルサにチャグムは半分に割って、餅菓子をあげる。
「おまえ優しいんだね」
というバルサにチャグムが
「大丈夫だ。食べてみよ」
って(笑)

チャグムの優しさがあるんだけど、言い方が”大丈夫だ、食べてみよ”
上からの言葉にめっちゃ吹いた

トーヤとサヤの頼まれ屋二人にも、チャグムの態度が”こんな所に人が住んでいるのか?”とか、サヤが奴隷商人に綺麗だから攫われそうになったという話にチャグムはサヤのことを汚いとか平気で言ってたし…。

後はノギ屋の弁当がすごくおいしそうだったなぁ。チャグムは警戒して食べようとしなかったけれど、サヤがチャグムに向かってわざと見せつけるように食べてたのにちょっと笑った(笑)

ようやくチャグムが弁当を食べ始めたとたんに、橋の下であるトーヤの家に車みたいのが通ったらしく木のくずや土埃が落ちてきて、チャグムの弁当に落ちて、機嫌が急降下してるのが見てて分かった。

バルサは山を越える身支度と干し肉を頼まれ屋のトーヤとサヤに頼んで、少しの間休ませてもらうんだよね。大金をトーヤ達に渡すやり取りとか、あぁ原作の感じだとぎゅんぎゅんしてた。

二人きりになりバルサは休むように言うが、母親の事や未来の事を心配してるチャグムに考えない方がいい、と言った後、抱いて眠ってやろうか?というバルサにぷいっと一人で眠ろうとするチャグム。

あの精霊の卵の力が働いている描写は得体のしれない感じが出てて、良いなと思った。チャグムの寝ているときしかまだ出てこないけど、”還りたい…”というシーンは結構、重要なんだよな。
バルサはチャグムから嗅いだ事のある水の匂いがしたのだが、それがどこかが思い出せない

その頃、狩人たちはトーヤが買った干し肉屋から頼まれ屋を引き当てるんだよね
原作通りで嬉しい!

トーヤが帰ってきた気配にバルサが短槍を向けるのはよほど緊張していた証なんだ。あんなことがあった後に来たら、当然警戒されるよね
チャグムの旅支度をする中、トーヤが神を信じているという話から
夏至の祭りに回想が飛ぶ

この祭りでチャグムが水の魔物にとり憑かれたことが分かるんだよね。
帝は自分ではなく、チャグムが雨を降らせたことに恐怖を感じると同時に、自分には国を動かせていく資格があるのかと自問自答する。

トロガイとシュガの出会いは面白いなぁ。
水を飲もうとしていたら、トロガイが現れる。水は写し鏡かよ…(笑)
でもこれで、シュガがトロガイに会いに行くわけね

ドラマ版のシュガ、結構好きかも。
原作よりはなんだか純朴っぽい(笑)頭は良いみたいだけどさ

バルサとチャグムの二人はトーヤ達と別れるわけだけど、ここでチャグムは
「サヤは…綺麗じゃないけど、美しいのは分かる…」
ってちょっと仲良くなった感じが出てるよな
最初は凄く警戒心丸出しだったのにね…対比かな?

その後の「バルサ、私が怖くないのか?」というチャグムの問いに
「怖いよ、あんたと同じくらいね。……だけど私は用心棒だ。ただじゃ働かないけど、お金をもらった以上はあんたを死んでも守るのが私の仕事だ」

「なら、サヤをどうして助けたんだ?どうして……川で私を助けた?」
と聞き返す
「それは……大事な人と約束したからね」
「何を?」

「……なんでもないさ」
そう言って、チャグムに向かって手を差し出す
その手をチャグムが取る

なんかこのシーンが、最初拒絶していたバルサの用心棒をチャグムが受け入れた瞬間に見えた。

タンダがさりげなく登場する、ジグロとバルサの稽古。
傷だらけのバルサにタンダが駆け寄って手当をする
これ、やっぱタンダの家へといく伏線かな?まぁ、タンダとバルサの関係性は好きだけど…あの関係性なら結婚しろよとは思うよ(笑)

そして、楽しみにしていたバルサVS狩人
関連番組でいろいろ見たけど、あの殺陣はかなりの大変さだったらしいからなぁ
普通に圧倒的な迫力で魅了されてた

女性の体力で綾瀬さん、全力でアクションシーンに挑戦したそうだし
第1回はこの戦いの途中で切られるけど、川に落ちるシーンで切るのはよかったと思う。

だって、満身創痍のバルサから離れて、
タンダの家へチャグムが一人で行くシーン見たいから

この辺が原作通りなのか、アニメの話なのかが記憶があいまいだー!
でも、一人で行く所はあってるよな…不安
原作で好きなシーンとかはドラマを見て、あぁあった!このシーンとか思ったり、このシーン好きだったなぁとか、思い出してテンションが上がった

何回も読んでたから、感覚的に覚えてはいるけど、
細かい所は全然覚えてない

第2回「王子を宿りしもの」
ヤク―であるトロガイとシュガが会って、精霊の卵についてレクチャーされるのかな?あとトロガイがいない状況のタンダは近くの村で水の魔物のことを聞きまわるから、題名「王子を宿りしもの」なんだろうね。

正体について探る回だと思うから

ここまで読んでくれてありがとうございました!
第2回の感想
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