此花のアニメ&漫画タイム

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「…いつまでも、何を恋しがってるんや?」藤竹潮路太夫の元に入門した弓矢だが…?二の段「積もった未練」 感想 火色の文楽

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此花(このはな)です

 

今回はコミックゼノンに連載されている”火色の文楽”の二の段「積もった未練」の感想を書いていきたいと思います

 

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 ”「一音たりとも、逃がさぬように――」”

表紙カラーではなく、物語の中の弓矢

舞台の真裏で義太夫の語りを聞く弓矢 

 

 どうなるのか、気になってコミックゼノンを買っちゃいました。

今回は弓矢の未練についてのお話? まだ始まりって感じで

 さて、本編の感想へ行きましょうか!

最初は文楽の説明です

「”そもそも人形浄瑠璃文楽」とは、浄瑠璃語りと人形芝居が結びつき、

 江戸時代に花開いた芸能です”」

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「”三人で一体の人形を見事に操る「人形遣い」。

 太夫の浄瑠璃とともに物語の世界を描き出す「三味線」。

 義太夫節で物語のすべてを語る「太夫」の三業が一体となって完成する」

 

「太夫は音の抑揚を使って老若男女の心情を表現します”」

お客さんの文楽劇場の紹介という形で文楽について、説明してました。

 

今回は藤竹一門の弟子であろう人たちが出てきます

「熱心に床の裏で聴いてるねぇ、あのバレエの子」

三味線の松永陽介

「一年ももたへんのとちゃうか?」

藤竹巴太夫

 

「バレエは十代でもトップを目指せるけどな。

 太夫はものになるまで数十年の世界やぞ」

文楽しか知らんかったらともかくあいつは」

 

「浴びてきた光の量が違うやろ」

藤竹巴大夫は言う

そのタイミングで弓矢が部屋に入ってきた

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「弓矢くん」「これはこれはバレエのお星様」

「ご見学ご苦労様です」

巴大夫の方が嫌味ったらしいなぁ…

 

「一年やのうて、数十年修行するつもりです」

弓矢は正座をし、両手を前に。

「よろしくご指導お願いします」

 

その言葉と顔にぐっと藤竹巴太夫は眉間を寄せる

「言葉だけ敬語でもなぁ……

目つきが敬ってへんねんおまえは~!!」

「目は生まれつきです…」

(笑)流石に目はしょうがない気がする

 

「出番前に無駄なカロリー使うなよ巴~」

呆れる松永さんだった

でも、1話読んだ感じだと、弓矢って巴大夫さんが言うようなタイプじゃないよなぁ…

 

 弓矢の学校で妊娠中のよしみ先生と折れた桜の木の話をする幼馴染・湊

折れた桜の木から「菅原伝授 手習鑑」の話を弓矢にする

 

先生と湊が話している間に弓矢はストリートダンスを見つめていた

「…なんや? 

 悔しいとか羨ましいもう、なーーんも思わんぞ」

……まだ未練があるのかな

 

気になると言えば、メガネをした男の人が弓矢とすれ違うんだけど、あれなんか楽器らしい物を持ってた。今後、出てくるのかなぁ

 

弓矢は放課後毎日、藤竹潮路太夫の家(湊の祖父の家)に通い詰めていた。

学校の友達と会ったりせんのか?と聞かれる弓矢だが、

昔から放課後はバレエのレッスンだったそうで、ムダに過ごすよりはよ技術得たいんです、と

 

文楽はひとりでは務まらんし。浄瑠璃は技術だけやるもんとちゃうぞ」

「17の今でしか見られん景色とか、

 人との関わりがあとあと肥やしになるもんや」

 

「そや、若いのがパッシャパッシャやっとるんあるやろ」

潮路師匠はいう

「……自撮りですか?」

「そう「ジドリ」」

 

「友達作って「ジドリ」したんをわしに見せてみ、

 そのたびに稽古つけたるぞ」

その潮路師匠の言葉に固まる弓矢

「(トモダチtoジドリ……?)」

 

困った弓矢がとった行動とは

「師匠っ、失礼します!」

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 カシャと師匠との写真を撮る弓矢

「わ~~すいませんでした!」

自分の行動を謝る

ぷっ、と笑ってしまった。弓矢…どれだけ稽古つけてもらいたいんだろう(笑)

 

「今一番、近づきたいんは師匠と師匠の義太夫語りで……

 そやからジドリ…!」

そんな弓矢の行動に少し呆れた様子だったものの、仕方ないなぁと稽古をつけてくれるらしい

 

「”潮路師匠の稽古はまず師匠が手本を語り、そのあと弟子が師匠の型をなぞってまねてみる。

 稽古の演目は「菅原伝授 手習鑑」の「喧嘩の段」”」

 

「”話のメインとなるのは三つ子の兄弟松王丸・梅王丸・桜丸。

 松王丸と梅王丸の兄弟はそれぞれの主が対立していて」

 

「それが引き金となり、取っ組み合いのけんかを始めてしまう。

 喧嘩の勢いで桜の木が折れる…迫力ある場面だ”」

潮路師匠の語りが始まり、弓矢は声に飲み込まれてしまう

 

呆然とした様子の弓矢に”やってみ”と首をくいっとやる潮路師匠

「”義太夫の発声は腹式呼吸で腹から声を出す。

 声よりも「息」と「腹」が肝心なのだ”」

 

「”何十回と繰り返すと、息が上がって…”」

「どないした。もっとこっちに

 ぶつけてこいっ!!」

 

「ハァ~~~」

もう一回と語りを始めようとすると、クラっと頭がぼっとする

「(あかん。おぼれる……)」

 

「(――ああ、そこには沈みたない。

 からだ)」

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「(からだ使いたい)」

ぐらっと身体が揺れる

その動きに潮路師匠は気づく

 

「(腕、指、腰、足――)」

 ぱちんっと扇子を叩く

一瞬の沈黙

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「…いつまでも、何を恋しがっとるんや?」

潮路師匠はいう

 

「お前の中がまっさらになるには

 まだ時間かかるかの」

そう言って、立ち上がる

 

「しっ、師匠。俺まだまだやれます。

 何があかんかったんですか?」

「自分の身体に聞いてみい」

 

身体はまだ、バレエの未練で残っている、か…

その後の幼馴染・湊と祖父・潮路との会話で弓矢との出逢いの話が出ていた。

それは湊たちが小学生の頃。他の子たちを連れ、弓矢と共に遊びに来た時の事

 

子供らと離れてひとりストレッチをする弓矢の姿があった

見ているうちに、遠く離れた二階で家内が弾く三味線の音に合わせて弓矢が動いている事に気づく

「…バレエを習っとるんやったな。湊からうわさは聞いとるよ。将来は何処を目指しとるんや?」

 

「ずーっとうえの、てっぺんしか行きたない」

小学生の弓矢は言う

「(星をもぎとるような。この子が浄瑠璃を語ったら、

 何を掴むんやろうか…)」

 

それが弓矢を弟子にした理由かな?

弓矢の幼馴染・湊が言っていた

”口では「吹っ切れた」って言うねん。バレエのこと、そんなにすぐ切り替えられたんのかな。12年間、必死やったのに”

 

身体に残った未練。

過去への未練は自分から断ち切らないといけない、か

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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