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何故、彼は”怪人二十面相”になったのか?第5話「芋虫」 感想 乱歩奇譚

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此花(このはな)です

今回は乱歩奇譚の第5話「芋虫」の感想を書いていきたいと思います

第4話はなぜ、カガミさんが怪人二十面相になったのか?という過去の回想が中心でした。最初に見た感想としてはこれは…もうカガミさんがかわいそうで自分が同じ立場だったら、許すことができるだろうか?と考えさせられました。正義とはなにか?と怪人二十面相はそういう者の拠り所になってしまっているなぁと。


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は取調室でのカガミとのお話から
「なんでこんなことしたんすか? カガミ刑事」
複雑そうな表情でナカムラさんが言った。
「私はもう刑事ではありません」

刑事という職業は犯罪者とは相反するものだからな…。
カガミさん…

「私のようなものが警官であった時から
 この結末は決まっていたのかもしれません」
正義感あふれる人が警察というものの現実を見せつけられた時、正義とは何かなんてわからなくなってしまうよ

時はさかのぼり、カガミが刑事になった時のこと

「おめでとう!」
妹のトキコが嬉しそうに言う

「”両親を失った後、私は大学に通いながらアルバイトをして妹のトキコ
 二人で寄り添うように暮らしてきました”」

カガミは自分のことよりも生活費の心配がなくなったこと、妹のトキコの夢を応援できることを喜んでいました。トキコはそんな兄を心配し、もうちょっと自分のことを考えてほしいとそう言いました。就職祝いにネクタイをプレゼントしたトキコだった

場面変わって、警察署
「本日より刑事一課に配属となりました!カガミケイスケです!
 よろしくおねがいします」
ナカムラに対して、そう挨拶するカガミに
そんなに堅苦しくなくていいよとナカムラは言う

来て早々、刑事一課に殺人事件が舞い込む
「きて初日から殺人事件とはカガミちゃんも運が悪いなぁ~」
「カガミちゃん…?私のことですか?」
ナカムラの言葉に不思議そうにすると、
「他に誰がいるんだい?」
そう言った

「ナカムラさん!」
ちょっと怒ったようにそれを言うと、ナカムラさんはのらりくらりとかわして警察署を出ていく

いいコンビっぽい(笑)
「”私のこの職場で警察官として、
 人々を守るのだと強く誓っていました”」

少し時が経って、カガミは夜遅くに家に帰ってくることが多くなっていた。
夜中2時過ぎ、ようやく家に帰ってきたカガミは家でも警察白書を読んでいた。
そこへ妹のトキコがリビングにやってくる

トキコもまた、夢を叶える為にコンクールのデザインを考えていたらしい
連日遅く帰ってくる兄を心配する
「なぁトキコ。世の中には悲しい事件があふれている。
 刑事になってそれがよく分かった。誰かが悲しむの、少しでも減らしたいんだ」

そう言うカガミにトキコ
「でも…それで兄さんが身体を壊したりしたら、私は悲しくなるよ」
そう言う
「心配性だなぁ」

「家族のこと心配するのは当然でしょ。
 分かったら早く寝てください!」
いい妹さんだな…本当に

カガミは妹の言うことを聞き、妹にも早く寝るように言った

また時が経ち、カガミは犯人を初検挙した。
ナカムラさんはカガミちゃんじゃなくてカガミくんになるなとそう褒める。
そんな言葉に嬉しそうにするカガミ

そのタイミングでカガミの電話が鳴った
それは妹からの夕食を一緒に食べようという、早く帰ってきてというメッセージ
妹の会話にナカムラさんはカガミの背後に見える女の影は妹ちゃんだったんだねとそう言う

警察の女子職員にカガミくんが今フリーだって、教えようかなとそう言いはじめるナカムラさん
それを止めようとするカガミさん
(笑)なんて言っていいか…真面目すぎるからこそナカムラさんが緩めてる感じかな

「”事件は日々起こり、解決すべき問題は山のようにあった。しかし、私は人を守る仕事にやりがいを感じていました。その意識に揺らぎが生じたのはあの日からでした”」

通り魔事件でカガミの検挙した犯人の罪状が無罪になった。
正確には不起訴になったという
”どうしてですか!”

と問うカガミだが、ナカムラはこう言った
”大量の飲酒による病的酩酊状態。ゆえに心神喪失責任能力なしと考えられる。簡単にいやぁ、酔って正常な状態じゃなかったから、罪に問えないってことだ”

うわぁ…ありそうな感じの不起訴理由…。ただ、この脚本の人、そういうのちゃんと調べてるのかな…と思ったけどね。まぁアニメにこういうことは無粋か

「裁判では心神喪失が認められる例は非常にまれなはず!」
カガミはそう言うが、ナカムラは裁判になれば、の話だとそう言う

「起訴前の精神鑑定で心神喪失が疑われる時はそもそも起訴もしないんだよ。
 無罪判決で負ける可能性がある裁判はわざわざしたくないってねぇ。裁判の勝ち負けは検事の出世に響くしな。一応、措置入院にはなるけどね…」

「”措置入院など早ければ数か月で退院です。
 そして、その男は再び殺人を犯しました”」

場面が変わって、家ー
カガミは不起訴になった男が再び犯罪を犯したというテーマで語るテレビ番組を見ていた。
難しい顔をするカガミにトキコが心配する
「少し嫌なことがあってな」

そう言うと、トキコは職場でいじめられているんじゃないか!と言いはじめる。
その言葉に慌ててカガミは否定する
「違う違う。世の中には裁かれない悪がいて、
 自分がやっていることが少し疑問に思えてな」

「大丈夫だよ!
 兄さんは正しく一生懸命頑張ってるもの

トキコ…」

「むしろ、私はだめだなぁ
 この前のデザインも全然評価されなかったし…」
しゅんと落ち込んだ様子で言うトキコ

カガミさんにとっては妹さんが心の支えだったんだなとそう思う。
カガミの正義を信じてくれる人がいるから、これまで折れなくて済んだんだろう

「”妹が人一倍努力していることは誰よりも、私が知っていました。毎日遊びにも行かず、大学の課題を頑張っていることも。夜遅くまで新しいデザインを考えていることも”」

「今に評価されるようになる。絶対に」
カガミがそう言うと、トキコはありがと兄さん、と笑顔を見せた

場面が変わり、カガミは裁かれない犯罪について調べはじめた
「何やってるんだ?」
ナカムラが声をかけると、今まで不起訴になった事例を調べていたとカガミは言った
「思った以上に多いんですね」

「殺人事件に限っても起訴されるのは毎年5割前後。
 殺人犯の半分は捕まってもすぐ野放しになっちまう」

「私たちは何のために捜査をしているんですか?
 これが正義ですか…」
缶コーヒーを力強く握りしめながらカガミは憤るように言う
「まぁ、そう思うよね。二十面相って知ってるだろう?」

ナカムラはそう話し始める
「えぇ、世間を騒がせた犯罪者ですよね。
 法に寄らず悪を裁いたりしていたと」
ということはやはり、カガミさんは本物の二十面相ではないんだ

「そいつもそんな思いにかられたのかもなぁ。まぁ、私は好きじゃないがね。
 自分だけで悪を認定して裁くって言うのも傲慢(ごうまん)だよ。
 正義という言葉には気をつけろ」
正義と言う言葉に気をつけろ、か。悪人を殺して裁くのも正義だ、と言ったら、もうそれは正義じゃない気がする

「”それからほどなくして、彼に出会いました”」

「カガミケイスケだな」

「探偵・アケチだ」
アケチは手帳を見せる

「それは宮付きの…?」
「今後、怪人二十面相やその模倣犯に関する情報が入ったら
 全て俺にも伝えろ」
うーん、やっぱ宮付きになった理由って怪人二十面相が関わってるのかな

「あぁ、公認の探偵なら情報の共有は許可されているが…何故私なんだ?
 そういう話なら上を通して…」
「ここの刑事のプロフィールを見せてもらった。お前が一番信用できそうだ。
 だが、お前のような人間こそ堕ちやすい」

アケチはそう言って、カガミとすれ違うが
「…飲まれるな」
そう一言をつけ加えた

アケチくんが一番予言してた…!まぁ…確かにと思ってしまうのは分かるしな

「”私は法の正義を信じていました。法を無視して悪を裁く、二十面相という存在に心を動かされながらも。自分の仕事の正しさ、信じ込もうとしました。
 いつしか私は、警視という地位についていました”」

自分の後輩が警視という地位について、ナカムラはカガミに対して敬語で話さなくてはいけませんねと言い出す
「よしてくださいよ、今まで通りでいいです」
カガミはそう言うが、組織には上下関係がしっかりしないと成り立たないと言われてしまう

「”私は仕事にのめり込むことで胸に巣食う疑念から、
 目をそらしていただけだったのです”」

夜遅く帰ってきてある日、カガミはトキコがソファで寝ていることに気付く
風邪をひくぞと自分の上着をかけるカガミだったが、トキコは寝言を言っていた
「次は……絶対に……」

カガミが後ろを振り向くと、そこにはトキコがデザインしたと思われる服が置いてあった
「これだけ努力してるんだ。きっと報われる」

「”しかし、人の心をもたぬ犯罪者はあまりに多く…”」

探していた”スナガ”と言う男を掴まえるカガミ
「なぁ、俺は精神科に入院していたことがあるんだよ。ほらあれだ。心神喪失って奴で
 無罪になるんじゃねぇか…安いもんだなぁ人の命ってよぉ」
うわぁ…嫌な奴。

以前逮捕された少女誘拐事件のワタヌキにもカガミは同じことを言われる
ついにカガミがキレて、ワタヌキをぶん殴るが、ナカムラに止められた
キレる気持ちも分かるけど…やりきれないなぁ…

「少しは落ち着きましたか?」
ナカムラが声をかける
「すいません…軽率でした」

ナカムラはため息を吐く
「こんな時に間が悪いんすが、スナガの方は不起訴処分が決定しました。
 今後は処置入院になるそうです」
「そうですか…」

「まぁ、気を落とさんでください」
ナカムラは言う
「…ナカムラさんは私よりももっとたくさんの理不尽を見てきたはずです。
 どうして平気でいられたんですか?」

「こう思うようにしたんです。不起訴や無罪になる可能性があっても逮捕しない
 よりした方が犯罪を減らせる、根絶が無理でも。私もこう見えて熱血デカだったんすよ!」
ナカムラさんも大変な思いをしてきたんだなぁ

「私は…そこまで割り切ること、できなさそうです…」
カガミはつぶやく
「頑固っすね」

「”その頃にはもう、
 自分の魂の先になる闇が見えていたような気がします”」

暗闇の中、自宅で二十面相のことを調べるカガミ
すると、トキコの部屋が開いた
「兄さん、帰ってきてたの?」
「あぁ、ついさっきな」

「電気もつけないで…夕飯食べた?今から作るね、
  簡単なものだけど」
トキコが夕飯を作ってくれる

カガミが夕飯を食べながら、トキコがある報告をしてくれた
「なんと、こないだ私がつくったデザインが
 コンクールに銀賞をとりました!」

その言葉にカガミは嬉しそうにする

「やったじゃないか!」
「先生も他の人も皆、驚いてて…」
嬉しそうにトキコは語る
「…よかったな、本当に」
カガミはトキコの頭を撫でる

「よし、明日は早く帰ってお祝いしないとな!
 ケーキでも買ってくるか」
「兄さんが笑ってるの、久しぶりに見た気がする」
トキコは言った。

それに一瞬驚くが、カガミは笑みを見せた
唯一の安らぎがトキコちゃんといる時なんだろうな。

カガミは次の日、ある容疑者を捜しに繁華街を歩いていた。
その手にはケーキを持って。
ってことは個人的に仕事してたのかな、カガミさん。

もう夜遅いので家に帰ろうかとカガミが思っていると、電話が鳴った。
それはナカムラさんからの電話だった。
「すいません、至急連絡が…」
「何かあったんですか?」

「入院中のスナガが脱走しました、病院の職員を一人殺して。それでね…スナガから警察に脅迫メールが届いたんす。
 俺を捕まえた復讐にカガミケイスケの家族を殺すと
 妹さんとはご一緒ですか?」

え…!?

「あ、いえ…私はジドリをしていたので
 まだ帰宅しておらず、妹は今は家に…」
「一刻も早く帰ってあげてください!」

慌ててカガミは妹に電話をするが、トキコは出ない
家にもおらず、警察署に戻ってきたカガミだったが…
「妹さん…発見されました。
 しかし…損傷が激しく…」

思わず絶句した…。何てひどいことを

家に一人、ケーキと共にたたずむカガミ
押さえられない悲しみと憎しみと後悔、全てが爆発した
家中の家具を破壊して、ようやく止まる

「(無駄だったのだ! 無意味だったのだ! 法で人を守ることなどできない!
 そんなものよりももっと!もっと強い抑止力が!)」

彼は怪人二十面相になった

場面が戻って、取調室ー
「長くは続かないことを分かっていました。警察とアケチ君の手が届く間に
 一人でも多く…私は不眠不休で断罪を続けました」
カガミさん…。
「君は殺した人間の中にスナガはいなかった。殺さなかったのか…?」

ナカムラさんがそう質問をすると、カガミはこう答えた

「はい。…簡単に殺すわけがない。四肢を溶かし両目を潰し、薬品漬けにして、我が家でじっくり殺してます。
 妹の最後と同じ姿で…これで話すことは全てです」

恐ろしい殺し方!まさに芋虫だ

「さぁ、私を極刑に。罪人は罰せられるべきです」
カガミさん…。

カガミさんの話を最後まで聞き、ナカムラは取り調べの終了を告げる
警察官に連れて行かれる中、カガミは言った
「二十面相は死なない…」

「馬鹿野郎が。
 おまえはカガミちゃんのままでよかったんだよ…」
ナカムラさんも複雑だ…本当に

終わり方が…釈放されていたワタヌキがさちこの父に殺される所で終わるってもう…。
まさに”二十面相は死なない”だよ。二十面相は誰でもなれる。ガイコツの仮面を被ればね

今回、めっちゃ重かった。
はぁ……となって、ヘタリアで癒される毎日になっとる

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