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志倉さんと正太郎は櫻子と共に山を訪れるが、そこで白骨遺体を発見し…?第8話感想 ドラマ版・櫻子さんの足元には死体が埋まっている

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此花(このはな)です

今回はドラマ版・櫻子さんの足元には死体が埋まっている、の第8話の感想を書いていきたいと思います

第8話あらすじ
九条櫻子(観月ありさ)は、入院中の叔父・設楽眞理(柴俊夫)を訪ね、20年前に設楽が担当した事件について聞きたいと言う。しかし、事故で仕事に関する記憶を失くしている設楽は、まったく覚えていないと答える。

そんな折、最近、骨の勉強をしている志倉愛理(新川優愛)と館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)が櫻子を誘い、3人で山に骨拾いに行くことに。目的は小動物の骨だったが、あろうことか人間の白骨死体を発見する。骨を観察した櫻子は、それが高齢の女性のものだと指摘した

同じ頃、「蝶形骨」の事件から外された山路輝彦(髙嶋政宏)と近藤卓也(細田善彦)は、鑑識の新井隆太(田中聡元)を抱き込み情報を入手し、独自に捜査を続ける。

別の日、博物館に正太郎の中学の同級生・鴻上百合子(小林涼子)がやってくる。驚く正太郎に百合子は、正太郎が祖母を見つけてくれた、と言う。先日、櫻子と愛理と発見した白骨化した女性が、百合子の祖母だったのだ。

その後、櫻子の邸宅にやってきた百合子は、祖母が投身自殺を図っていたと、警察から言われたことを明かす。祖母は、認知症の祖父をひとりで介護していたが、弱音を吐かなかったため、百合子ら家族は祖母に任せっきりにしていた。

自分のせいだ、と落ち込む百合子に、櫻子は後悔など無意味で、忘れるのが一番の解決策だと言い放つ。その言葉を聞いた正太郎は、そこに櫻子自身の願いが込められると思い、櫻子の力になりたい、と思いを告げる。

公式より
櫻子さんの足下には死体が埋まっている | ストーリー - フジテレビ

8話は鴻上さんの事件回と蝶形骨消失事件の真相を追う櫻子さんたちの話でした。
櫻子さんの心情の話でもあったと思います。
最後の展開に驚きつつも、三奈美たちの事件の原作の展開と同じだったので、なんというか…次回、櫻子さんが突き放しそうな予感がします

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は叔父・設楽と櫻子さんとの会話(平成10年頃であると考えられる)
高校生か、中学生の頃の櫻子さん
平成9年5月と書かれたノートに書き込む設楽

書き込んでいると櫻子さんがやって来る
また何か事件?とそう聞く櫻子さん
うなづく叔父・設楽さんだが、櫻子さんが覗き込もうとすると、ノートを見るのを阻止する

事件に関わりたい様子の櫻子さんだが、叔父・設楽さんはそれを許さない。
「卒業したら私も法医学者になる」
「櫻子……」

「私にはおじさんしかいないから」
「そんなことないよ」

「おじさんは、私にとってアトラスみたいなもの」
「第一頸椎か」
叔父・設楽がいうと、櫻子さんはうなづく
「一番大事な骨」

「そう思ってくれるのはうれしい。アトラスだけでは生きてはいけない。身体支えるには骨がもっと必要だ。人は……もろい。
 特に大切な人をなくした悲しみに打ちのめされた人間は」

「周りにあるものは何でもしがみついて、倒れまいと必死になる。祥太朗を亡くしたお前の母さんがそうだったように。残念ながらお前の母さんは支えてくれる骨が足りなかった。そのせいで、最後は倒れてしまった」

「…櫻子、生きていくという事は自分が誰かを支える骨になる。
 と同時に、自分を支えてくれる人を探す旅だと、私は思ってる」

「広く、世界を見るんだ。これからお前を支える骨がもっと増えていくように、
 そしてお前も倒れそうな誰かを支える骨になれるように……祈ってる」

いつに間にか今の櫻子さんに代わってるのが印象深い。
叔父・設楽さんの言葉を思い出してるんだな

櫻子さんは叔父が入院している、病院へと足を向ける
何の用だという叔父に、20年前に設楽が担当した事件について聞きたいと言う。しかし、事故で仕事に関する記憶を失くしている設楽は、まったく覚えていないと答える。

事故で記憶があいまいになっちゃったのか……。原作でも入院してたけど、記憶はあった気はするが…

叔父との話をばあやに話す櫻子さん
「……おじきは忘れたかったんだろうか」
「え?」

「忘れたいほどの何かが、あったんだろうか……」
そう言う櫻子さん

骨の勉強をしている志倉と館脇が櫻子を誘うが、きっぱりと断られる。
ムササビがいっぱいいる森へと行くという志倉さん。ムササビという生き物を見た事がなかった正太郎が反応するが、何気にいった”普通”と言う言葉に櫻子さんは反応する

櫻子さんの理屈に正太郎は全面的に受け入れるしかない。
結局、3人で山に骨拾いに行くことに

早速山に来た志倉と正太郎
櫻子さんの一番弟子はどちらか、という争いになる二人
何なんだこの争い(笑)

志倉の足元に狸の白骨を見つけた櫻子さん
”ぼくだけ、まだ少年……”
とそう思う正太郎。志倉さんは”愛理”と呼ぶのにだ

すると突然、どこから悲鳴が上がった
慌てた様子の登山者二人に櫻子さんが問いかける

ガイコツだという話に嬉々として、その現場に向かって行く
そこにあったのはうつ伏せ状態の白骨化遺体だった

「着ている衣服から見て、死んだのは春か秋だ。死因は頚髄損傷。おそらく……あの崖から落ちた。遺体は黄色人種の成人女性。骨盤を見る限り、出産の経験がある。
 歯の懇望具合と左右の恥骨結合面から見て、70歳以上だ」
そう、分析をする櫻子さん

感心する正太郎だが、警察に電話する事を思い出す
櫻子さんは志倉さんに指示して、電話しようとする正太郎を止めに入るように言う
ほんと、櫻子さん……(笑)

一方、山路さんと近藤さんは鑑識を抱き込み、蝶形骨事件の情報を聞いていた。
花房と思われた二村は蝶形骨を抜き取る程の高度な技術は持っていなかった。

白骨化遺体を見つけた正太郎と志倉さんの二人は博物館へ帰ってきており、骨の問題の出し合いっこをしていて、勝った方がお茶を入れるという謎の勝負をしていた。
結局、志倉さんが勝ち、正太郎がいれる羽目になる

博物館へ正太郎の同級生である鴻上さんが訪ねて来る
驚く正太郎だが、鴻上さんは正太郎が祖母を見つけてくれた、と言う。先日、櫻子と志倉さんと発見した白骨化した女性が、鴻上さんの祖母だったのだ。

その後、櫻子の邸宅にやってきた鴻上さんは、祖母が投身自殺を図っていたと、警察から言われたことを明かす。一人で夜に山に入ったのを目撃されていたらしい

祖母は、認知症の祖父をひとりで介護していたが、弱音を吐かなかったため、
鴻上さんら家族は祖母に任せっきりにしていた。

自分のせいだ、と落ち込む百合子に、
櫻子は後悔など無意味で、忘れるのが一番の解決策だと言い放つ。

涙を流している鴻上さんに紅茶を入れながら、
櫻子さんが涙の成分の話をするのは原作通りだなぁ…

その後、志倉さんも”中々な解決策ですよねぇ”
博物館への帰り道で言う

「櫻子さんが一番、分かってるくせに……」
ぽろっと漏れた正太郎の言葉に志倉さんが理由を問う
「どういうことですか?」

「昔、弟さんを亡くしたんだ」
正太郎は言う
「弟さんのこと、記憶から消せるわけないのにね」
「なんであんなことを?」

櫻子さんの言葉に正太郎は櫻子自身が願っている事だと感じる
正太郎は九条邸へと戻り、
「忘れることが一番だって、あれ願いみたいなものですよね。
 それが出来たらどんなに楽かって言う……」

「思い出って、忘れようとすればするほどどんどん膨れていっちゃったして、
 逆にそれに囚われちゃうというか……」
「何が言いたい?」

櫻子さんに言われ、なんとか言いたいことをまとめようとするが
「僕と楽しい思い出作りませんか?
 ……なんか変な風になっちゃった」

悩みながらもまとめた言葉は
「とにかく!何か力になりたいんです!」
正太郎は言う
「私の力に?」

「一億年早い」
「億…?」

「お前の力など必要ない。
 去れ」
バッサリと言われてしまう

沈んだ空気をあげようとばあやは夕飯に誘うが、
正太郎はそれを断るのだった

場面が変わり、正太郎が去った後の九条邸
今度は山路さんがやって来る

二村が飲んだ毒物に関する件で二村本人が入手した形跡がないことを
櫻子さんに報告する山路さん
山路さんはその毒を用意した人物こそが花房ではないか?と疑っていた。

そっちも何か解ったか?
とそう聞く山路さん
櫻子さんは”ひとつ、気になる事がある”と

「死んだ臼渕日和の人物像が掴めない」
「臼渕日和の人物像?」

「警察は、彼女は婚約者に捨てられ、失意の中、自殺した可能性が高いと発表した。
 そして、婚約者は」
”よりによって、婚約した直後に浮気なんて…最低でしょう!そんな女だと思わなかった”

「だが、職場の同僚によると、日和は真面目で、思いやりがあり、正義感の強い人物だったそうだ。つまり、皆いう事がバラバラだった。
 おじきはそれに違和感を覚えたんだ」

”日和の人物像が掴めない”
と記していた
「その違和感の正体を掴みたい」

山路さんは臼渕日和が勤めていた病院のスタッフに聞き込みに入ると言って、
九条邸を去って行く

場面が変わり、博物館
櫻子さんの言葉に落ち込む正太郎に磯崎さんが声をかける
「なんかしおれているみたいだけど、水足りてる?」

「櫻子さん、お前の力など必要ないって言われちゃいました」
「え?」

「僕ってそんなに頼りないですかね?」
そう笑って言う正太郎
「櫻子さん、僕の事、名前で呼んでくれなくて……いまだに少年って」
「どうして?」

「亡くなった弟さんの名前と僕の名前が同じなので。
 呼んだら弟さんのこと思いだすんだろうなぁとは思うんですけど…それはそれで、寂しいって言うか、僕を…僕として認めて欲しいっていうか」

「うーん、どうだろう…」
「え?」

「君が九条さんにとって、大切な存在になりつつあるから、
 わざと名前を呼ばない、とはとれない?」
磯崎さんは言う
「どういうことですか?」

「九条さんは大切な人を失う哀しみを知ってる。だからあえて、深入りしない。
 それが彼女なりの愛情なんだろうなぁ…」
「人には土足でズカズカ踏み込んでくるくせにね…」

「でも、僕も君も、それに救われたんだけどね」
磯崎さんの言葉に正太郎は考える

また、失いたくないから、突き放す、か。

一方、櫻子さんは叔父のノートを元に臼渕日和の妹の元をたずねる
”沙月さんはお姉さんを心から慕っていたようだ。できることなら、日和さんの死の真相を突き止めたい。しかし、新たな情報や証拠を得ることは今のところできていない”

「姉は、まっすぐで正直な人でした。
 気のせいか、後先考えずに思ったまま、突き進んでしまう事も」
妹の沙月さんはいう

「浮気したのもそのせいか。そこが分からない。
 まっすぐで正直な人間なら、それは浮気ではなく、本気だったじゃないのか?」

「だとしたら、自分で突き進んでおいて、
 婚約破棄されたことを理由に自殺などするのだろうか?」
櫻子さんの分析に妹・沙月さんは

「うーん、姉は優しい人でしたから、
 婚約者を裏切ってしまった罪の意識があったのかもしれません。だから、それに耐え切れず……」

「遺書はなかったと聞いたが…
 死ぬ前に何か話さなかったのか?」
櫻子さんは言う

「何も……。私に心配かけたくなかったじゃないですかね?
今となっては全部、姉らしいなと思います

一方、九条邸では正太郎が訪ねて来ていた。櫻子さんが不在だったため、ばあやが対応する
正太郎は櫻子さんのデスクに”平成9年5月”と書かれたノートが置いてあった
ふと気になった正太郎はページを開くと、そこには臼渕日和の事件記事が張られている。
”臼渕日和……?”

不思議に思っていると、櫻子さんの声が響く
「何をしている?」
慌てて言い訳をする正太郎

正太郎の用とは
”鴻上さんの方が落ち着いたので、手を合わせに行きませんか?”
と誘いに来たのだった

櫻子さんはそれを承諾し、鴻上家へ
仏壇に手を合わせる二人

帰ろうとする櫻子さんは飾ってあった馬の絵を見る
「素晴らしい。骨格までよく観察されている。
 これはお前の祖母が描いたのか?」

「おじいちゃんのものです。絵がずっと趣味で」
鴻上さんは言う

馬の絵の他にも太陽の絵が飾ってあった
「これ、夕日かな? 綺麗な色使い。
 あっ、そういえば…人は描いてないんだね」

「お婆ちゃんの似顔絵とか見た事ないなぁ…どうしてだろう。
 おばあちゃん、おじいちゃんに描いてほしかっただろうなぁ…」
鴻上さんはつぶやく

帰ろうとする櫻子さんに鴻上さんはいう
「九条さん、やっぱり私には忘れるなんてことできないです。
 次から次におばあちゃんにしてあげたかったこと、してあげられないかったことが浮かんできて……」
「鴻上さん……」

「お婆ちゃんが最後、どんな思いだったか知りたいんです。
 そんなどんなに悲しい事だったとしても、お婆ちゃんが亡くなった場所に連れてってもらえませんか?」

櫻子さんと正太郎は祖母が亡くなった場所へと連れて行く
鴻上さんは花束を供え、祈る
「お前の祖母は苦しまずに逝った。
 遺体の頸椎断裂の様子から見て、影の上から落ち、即死だった。痛みも何も感じなかっただろう」

「そうですか……」
鴻上さんは立ち上がって、”ありがとうございます”と頭を下げる
「でも、なんでおばあちゃんはこの場所で……」
「確かに、何でこの場所だったんだろう…」

「お前の祖母は…あそこから落下した。
 ……登ってみるか?」

実際にのぼってみることにする3人
そこは祖父の絵に描かれていた景色だった
「おじいちゃんの絵…」

「お前の祖母はあの絵がここからの景色だと知っていた。
 祖父と一緒にこの景色を見たんだ」

「此処は二人の思い出の場所だったんだ」
正太郎はつぶやく
「これで合点がいった。遺体を発見した時、軽装なのが気にかかっていたが、あれはお前の祖母がここに何度も来ていた証拠だったんだ」

「だから、夜中でも迷わずこれたんだ」
正太郎はいう

「祖母を描いた絵が一枚もないと言っていたが、あの絵の中にちゃんとお前の祖母はいた。あの絵はお前の祖父が愛する人と並んでみた景色だったんだ」
櫻子さんは言う

「じゃあ、おばあちゃんは思い出の場所へ死を選んだんですね」
鴻上さんは言う
「それもおそらく違う」
「え?」

「なぜおまえの祖母が夜に家に出たのか?
 それはここから朝日を見る為だったんじゃないか」
櫻子さんはキョロキョロと辺りを見回す

「東はあちらだ
 ということはあの絵は日の出を描いたものだった」

「え? あれ、夕日じゃなかったんだ」

「人間の脳というのは朝日を浴びると、セトロニンの分泌が始まるようにできている。セトロニンは通称、幸せホルモンと呼ばれ、生体のリズムと整えると共にノルアドレナリンやドーパニンの暴走を抑えると言われている」

「つまり、幸せを感じられるという事だ。お前の祖母は介護に疲れ、大変な想いをしていただろう。だが、死ぬためじゃない。
 自らを鼓舞し、生きる決意をするため、だったんだじゃないのか?」

「生きる決意をするため……」
鴻上さんはつぶやく

「不運にも、ここから落ちてしまったんだろうが。生きる決意した彼女は最後の最後まで、一人ではなかったはずだ。
 何もしなくても愛する者が生きて、側にいるだけで支えになるんだ」
櫻子さんは言う

「自殺じゃなかったんだ……ばあちゃん」
泣きながら鴻上さんはつぶやく

「どんなにつらい結果でも受け止めると言ったお前は
 立派に祖母の強さを受け継いでいるようだな」
その言葉に泣き笑いをする鴻上さん

場面が変わり、九条邸に帰ってきた櫻子さんと正太郎
「ありがとうございました、鴻上さんの事」
正太郎は頭を下げる

「亡くなった人の真意を知ることはできない。だから残された人は苦しむ。
 櫻子さんが僕に教えてくれたことです」
「鴻上さんは苦しんでました。だけど、櫻子さんが希望を持たしてくれた。
 鴻上さんが倒れてしまわないように」

「私は目の前の事実を、可能性を提示しただけだ」
櫻子さんは言う
「それが鴻上さんの心の支えになった。いつも、櫻子さんは僕たちを支えてくれています!だから、今度は僕が!」

「あの……何か調べてるんですよね? 
 昔の事件の事、僕に何か手伝わせてくれませんか?」
正太郎は言う

「1億年早いと言っただろう?」
櫻子さんが立ち上がるが、正太郎は続ける
「何の役に立たないかもしれません!でも、知ってて欲しいんです。櫻子さんは一人じゃないって。力になりたいって思ってます! 博物館の皆もそうです!櫻子さんを支えたいって」

そんな言葉に櫻子さんは笑みを浮かべた
「骨か……」
「え?」

「かつておじきに言われたんだ。アトラスだけでは生きていけない。
 これからお前を支える骨がもっと増えていくように、そしてお前も倒れそうな誰かを支える骨になれるように」

「……あの時まだよく理解できなかった。
 だが、おじきにはお見通しだったんだな。いつかわたしがお前のようなおせっかいな人間に出会う事を」

「何かあったら、お前にも話そう。
 そしたら、力を貸してくれ」

櫻子さんは言う
「はい!」

ようやく櫻子さんからの言葉来たなぁ……
嬉しい

一方、山路さんは臼渕日和さんが勤めていた病院のスタッフに話をきいていた。
それによると、臼渕さんが処置をミスして、担当患者を死なせたんじゃないか?医療過誤の噂があったらしい、と。

結局、噂の真相は分からず、臼渕さんが亡くなってしまってしまった、と。

その話を櫻子さんに話す山路さん
櫻子さんは臼渕日和と関係を持った医者と婚約者の今の居場所を教えて貰う

まずは婚約者
私を裏切った理由は分からなかった為、今でも怒りをもっていた
その出所を問う櫻子さん

同じように関係を持った医者にも、同じような質問をする櫻子さん
医療過誤の話を出すと、医者は黙ってくれたら何でもすると言われた、と話してくれる。

その情報を九条邸で鑑みる櫻子さん
結論が出たらしく、家から出ようとすると、
そこには”妹の沙月”がいた

一方、正太郎は作業が終わると、気になっていた臼渕日和の事件を調べ、
櫻子さんの家へ向かう

「どうして今更、姉のこと調べてるんですか?」
そう沙月さんから言われる
「今更……」

「姉が亡くなったのは20年も前の事ですよ」
沙月さんは言う
「おじきの手記にお前が姉を慕っていると書かれていた」

「大好きでした」
そう答える沙月

「本当にそうか?
 大切な人をなくした時、しかも不慮の事故で亡くした時、人は我を失うものだ。自分に何か出来たのではないかと悩み、出来なかったと自分を責め、後悔と悲しみに打ちひしがれる」

「そして、それは何年たとうが色あせることはない。
 今更になどできないんだ!」
そんな櫻子さんの言葉に沙月さんは目を伏せる

「お前には残された者の苦しみがなかった。
 遺書もなく、死の真相が分からないのも関わらず、お前は姉らしいと結論付けた」
「…何が言いたいんですか?」

「お前は自殺したと、皆に思い込ませたんだ。
 臼渕日和が医療過誤で患者を死なせた事を知ったお前はそれを利用することにした。医療過誤のことを木田という医者に告げ、それをネタに日和を肉体関係を結ばせた」

医療過誤の事が公になったら、婚約者に迷惑がかかると思った日和は応じた。だが、お前は木田と関係を持ったことを、婚約者の田口に告げ、婚約破棄させた」
「木田も田口もお前から情報を吹き込まれたと証言したぞ」
櫻子さんは言う

「そして、周りを作り上げておいて、お前が臼渕日和を殺したんだ。
 薬でも飲ませて、あの湖畔に連れて行き、首を吊ったように見せかけたんだろう」

「見事に情報操り、周囲の人間の心を手玉に取った。
 道理で臼渕日和の人物像が掴めないはずだ」

「ばかばかしい。すべてあなたの想像じゃないですか」
沙月はそれを否定する
「アトラス」
櫻子さんは言う

「アトラス…?」
「お前のアトラスは誰だ?」
櫻子さんは問い掛ける
「何を言ってるんですか?」

「お前の事はよくわかった。もうどうでもいい」
櫻子さんの言葉に怪訝そうにする沙月さん

「私が興味があるのはお前に自殺偽造の知恵を与え、日和の遺体から蝶形骨を盗んだ人間だ。いるんだろう? さっきのアトラスの質問で、お前に法医学の知識がないことは明らかになった」

「お前の背後にいる人間は誰なんだ? 
 答えろ!」

櫻子さんは言う

そのタイミングで、正太郎が部屋に入って来る
「櫻子さん……」
「何故、ここへ!?」
「ちょっと心配で……」

沙月は化粧ポーチの中のはさみを割り、凶器にする
櫻子さんに向かってくるのに気づいた正太郎は櫻子さんを庇い、
刺されてしまう

「大丈夫か!?」
「話して、くれる…って、言ったじゃないですか……」
そう、とぎれとぎれに言う正太郎
「約束違反、ですよ……」

「しっかりしろ!正太郎!!」
そう、叫ぶ櫻子さん
初めて、名前を呼ぶシーンがこんなシーンなんてな…

原作だと、蝶は十一月に消えた(三奈美たちの事件)で
正太郎が刺されるけど、ここでか

ここに鴻上さんの事件を持って来たのは
妹・沙月さんの違和感を出す為か。

原作でも蝶形骨事件は終わってないから、
どう結末つけるのか楽しみです

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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