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蝶子を暗殺しろと言われた椿、蝶子の運命はいかに?第5話 感想 シノビ四重奏(カルテット) ASUKA3月号(2015年)

此花(このはな)です。

今回は、ASUKAに連載しているシノビ四重奏(カルテット)の5話の感想を書いていきたいと思います。

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5話はシノビ四重奏1巻の続きとなります。
シノビ四重奏を知らない方は1話の感想をどうぞ
大企業の跡取り娘・蝶子。卒業までに側近の忍びを選ばなければ、自由はない!? 1話 感想 シノビ四重奏(カルテット)

前回までのあらすじ
大企業の跡取り娘・真中蝶子。護衛に囲まれて送った中学生活が嫌で、高校生活は自由に過ごしたいと思っていた。そんな蝶子に課せられた課題は〈これぞという側近の忍びを見つける〉こと。「忍び」という時代錯誤な単語に戸惑う蝶子だったが、力ある忍びを側近に持つことが財政界での評価となるらしい。

高校卒業までに見つけることができたら、蝶子の自由にしていいという。ただし見つけることができなかったら…一生父親の言うことをきく。その側近の忍びを見つけるために入学した高校・御園尾学園は、大企業や政治家の御曹司達を守るための「忍び」を育成する高校だった。次々に蝶子の前に現れる側近候補の忍び達。

そんな中、〈友達と休日を過ごす〉という長年の夢が叶った蝶子。初めての友達・くるみと楽しみ時を過ごしていたが、何者かに毒針で狙われ、くるみが負傷してしまう。犯人を見つけるために奔走する側近候補達。情報を待つ以外にない、もどかしい状況の蝶子は、中等部の少年・椿と出会う。どうやら苛められているらしい椿の様子に、「友達になろう!」と提案する蝶子だったが…?


今回の5話の表紙はカラー。
5人の忍びは全員います!

「”蝶よ花よと愛でられて お姫様でいるのも悪くない。でも、屈強な男達を従えて 
 背中合わせで戦うのもアリなんじゃない?”」

ようやく5人揃った、シノビ四重奏。
1話のカラーで全員いるんだけどね、一応。
それぞれ、個性的な忍び達のお話だけど、椿君が「蝶子を殺す!?」という展開の中の5話です。

あんなにかわいい子なのに、手練れの殺し屋って…
ギャップがあるキャラばかりだな、この5人は。

さて、5話の感想へ行きましょうか!
最初はくるみちゃんのシーンからです

「いい子…」
これは鷹なのかな?
くるみちゃんの家のことも知りたい。一切、出てきてないし。
一応、この学校にいるんだからお金持ちの家の人なんだろうけどさ。

蝶子は父様の護衛と別れ、学校の校門へと登校していた。
すると、椿君が声をかけてくる。
「おはよう。蝶子お姉ちゃん」

「…椿くん? おはよう、どうしたの?」
椿君の目が死んでるんですけど!嫌な予感ビンビン
「……うん、あのね。僕、蝶子お姉ちゃんに話したい事があるんだ。
 僕に付いて来て欲しい」

そう言う椿に蝶子は「学校の中じゃダメなの?」とそう聞くが、
 椿は大事な話なんだ、とそう言った。
椿にそういわれ、迷う蝶子
「(――どうしよう。SPの人達も帰っちゃったし、雨情達もいない……。私だけならまだしも、
 くるみちゃんみたいに椿くんも巻き込んじゃったら……)」

「……ねぇ、お姉ちゃんは襲撃の犯人を探しているんでしょ? 
 僕、その人に心当たりがあるんだ」

その言葉に食いつく蝶子。
「それ、詳しく聴かせて!」

これって、罠だよ…。
蝶子ちゃん、結構素直で信じる子なんだよな。

椿は蝶子を学校の外へと案内する。
「…こっちだよ」
「(……ちょっとだけなら、大丈夫だよ……ね?)」
絶対、大丈夫じゃないよ…。蝶子ちゃんってば

場面が変わり、学校の中―
上機嫌で歩く白金先輩。
あー絶対、犯人分かってるな、この人。

「やぁ! 雨情くん! おっはよー☆」
凄い気軽に声かけるのね、白金先輩。
一応、勝負をしているのに


「………お前に用はない。話しかけるな」
やっぱり、蝶子ちゃん以外は冷たいな雨情くん
「おや、そういえば私とキミはライバルだったね! 
 でもごめんねぇ〜。私、犯人分かっちゃった☆」

その言葉に驚愕する雨情くん。
「!?(…なん…だと…!?)」
パニックになってる(笑) 蘇芳君に言われてたのにね
「悪いな〜。私が蝶子ちゃんの側近だねぇ〜」

やれやれーといった感じの白金先輩に雨情くんは―
「(こいつ……)」

「(消すか…?)」
おい(笑)雨情くん!?
「(今消せば誰にもバレずに――…)」

そんなことを考えている雨情くんの所へ蘇芳と茜がやってくる。
「なんや、白金センパイ。
 朝からやけにご機嫌やなー」

雨情くんは南雲兄弟が来てしまい、「ちっ」と舌打ちをする。
殺せなかったってことか? 怖いなー雨情くんは
「うん、まぁねー」

「今から蝶子ちゃんに犯人教えに行く所!」
嬉しそうにとそう言うと、蘇芳と茜は驚く。
「なんやて!?」
「!?」

そのまま、蝶子ちゃんの教室へ行こうとする白金先輩を慌てて蘇芳が止めようとする。
「ちょっ、待ちぃーや!」
蘇芳の声、空しく「蝶子ちゃぁー〜ん」と教室の扉を開けてしまう白金先輩。

だが、蝶子がいる筈の教室には蝶子自身はいなかった。
「あれれ?? 蝶子ちゃんが……」
椿くんに連れてかれています…嫌な予感がするんだけどね

白金先輩が不思議がっていると、バタバタと足音が聞こえる。
「蝶子さん! 分かりました!」
くるみちゃんがそう声を上げた。

「犯人は黒(ぼく)家の暗殺人形(アサシンドール)
 『羽黒椿(はぐろ つばき)』ですっ!!」

思わぬ、くるみちゃんの犯人宣言に4人は驚く。

「(言われたぁ――!!)」
言うはずだったことをくるみちゃんに言われ、がくっと崩れ落ちる白金先輩。
雨情くんがよしって感じで、くるみちゃんにやってるのに笑う。
いやーいいタイミングで言ってくれたんだろうね、雨情くん的には

「あれ?」
肝心の蝶子が居ないことに気付いたくるみ
「皆さんお揃いでどうしたんです? 蝶子さんはどこです?」
不思議そうに聞く

「あ? なにや教室にはおらへんみたいやけど……」
「まだ登校していないんじゃないですか?」
蘇芳と茜がそう答える。

「おかしいですね……
 いつもならこの時間には登校しているんですけど……」

疑問に感じるくるみ。

場面が変わり、蝶子と椿
蝶子は椿に案内され、公園に来ていた。
「椿くん、それで心当たりって何?」

「……あのね、僕。
 蝶子お姉ちゃんに本当に感謝してるんだ」

唐突に始まったお礼の言葉に蝶子は少し不思議そうにする。
「…うん?」

「蝶子お姉ちゃんは僕に優しくしてくれた。僕の初めての友達になってくれた。
 とっても嬉しかった……。本当だよ」

「? 椿くん…?」
「(――あれ? そういえば……どうして椿くんは
 私が襲撃犯を探しているって知っているのかしら…?)」

椿くんへの疑問。それが蝶子の中で膨らんでいく。

「(――そもそも、どうして椿くんは あの時、
 初対面だった私の名前を知っていたのかしら――?)」

だんだんと疑問が湧いていく蝶子。

椿は持っていた人形をぎゅっと抱きしめてから、人形の口のチャックを開ける。
ガボッっという凄い音に蝶子はびくりと肩を揺らす。

「蝶子お姉ちゃん、大好き」
人形の口から出てきたのは―
「でも……ごめんね」
ナイフだった。

「死んで?」
そういった瞬間、椿は蝶子に襲いかかる。
「…椿くん!?」

あの人形、ナイフとかの凶器を入れてたんだ。
だが、ゴスッと音してたのか。

蝶子に危害を加えようとした瞬間、外部から攻撃が放たれる。
「(…なに!?)」
状況が理解できない蝶子
だが、椿は誰が撃ったのかわかった様子だった。

そこにいたのは、白金先輩。
あ、どういう状況か。やっとわかったわ。
学校の屋上で撃っていたって訳か。

その状況に「チッ」と舌打ちをする椿くん。
つ、椿くんが舌打ちだと!イメージが違う!
状況が分かっていない蝶子に攻撃する為、ちらりとそちらを見ると、そこには
「おっと、姫さんには手出しさせへんで?」
蘇芳と茜が蝶子を守っていた。それに驚く蝶子。

「蘇芳くん! 茜くん! どうして……?」
戸惑う蝶子に茜が訳を説明する
「真中さん。こいつが……。
 この羽黒椿が僕たちが探していた襲撃犯です」

「……え?」
その言葉に動揺を隠せない蝶子。

「……椿くん、ホントに…?」
蝶子の言葉に無言を貫く椿。

そして、椿は術を発動させようとする
「隠形の術!」
「兄さん! あいつ逃げる気です!」


「蝶子を狙っておいて、
 俺から逃げられると思うな」

現れたのは雨情だった。
うわぁ…蝶子を殺そうとしているんだもんな。そりゃ、怒るわけだが…。
椿くんが気配を察することが出来ないって…凄い人だ。

椿が逃げようとすると、その前に首に手刀をいれて、
椿を気絶させた。

場所を変え、椿を拘束した雨情たち
雨情は大きく深呼吸をして、椿と対峙する。
「(なんちゅう殺気や…)」
「(息をするのも痛い…)」

蘇芳と茜は思う。
びりびりとした殺気に雨情以外は黙りこくる。

雨情は椿の左側に足を入れ、こういう
「蝶子を狙ったな…? 水族館で襲ってきたのも……お前だな?
 ……なぁ、どうやって殺されたい?」

怖ぇ…。

椿はそのびりびりと、痛い殺気を物ともせず、無言を貫いている。

「(雨情の威圧感に晒されながら完璧な感情コントロール…。
 さすがお人形さん(アサシンドール)っちゅうわけや……)」

その姿から人形さんか。…悲しいね

「(これはおくすりの出番かなー?)」
何故、この状況でそわそわしてらっしゃるんだ…。
 この人、やっぱおかしい

それを見つめる蝶子は―
「(足が震えそう……。相変わらず、本気になっている雨情は怖い――。
 でも……私には訊かなきゃ事がある)」

そう決意して、雨情に言葉を発した。

「雨情、……どいて」
蝶子の言葉に雨情は「ダメだ」と断る。

「お願い……雨情!」
蝶子のお願いにぴくりと表情を変えた。
「(おねがい…)」

雨情は無言で蝶子に場を譲る
「ありがとう」
雨情は蝶子のお願いには弱いよなー。
 まぁ、それがいい所でもあり、悪い所だけど

蝶子は椿の目線に合わせるようにしゃがみこむ。
蝶子が来ると、椿はぴくりと少し肩を揺らした
「ねぇ椿くん…。……本当に私の命を狙ったの? 
 椿くんが私の「友達」に怪我させたの?」

「私……
 椿くんと「友達」になれて凄く嬉しかったのに――…」


「椿くんも私と「友達」になってくれるって言ったのに
 全部ウソだった…?」

その言葉に椿は反応するかのように顔をゆがめた。

これは…揺らぐか。
一番、椿が叔父に反抗しようとした理由だもんな…。

それを見て、蘇芳は思う
「(今まで感情の揺れがなかった暗殺人形(アサシン・ドール)が揺らいどる…? 
 ええで、姫さん……)」

ニヤリと笑う蘇芳。

「まぁまぁ、そうみんなで責めんなや」
そう皆を制す。
「兄さん?」
策士だなぁ、蘇芳君は

「自分、命令されただけなんやろ? 忍びは上から命令されたら拒否できへんもんなぁ。
 ホンマは蝶子の事も狙いたくなかったんやな? 辛かったなぁー」

蘇芳の言葉に驚く椿。
そして、椿を縛っていた紐が解かれたのだ。
「!?」

その蘇芳の行動に蝶子も「(蘇芳くん……?)」と蘇芳を見つめる。
「あんなー俺らは依頼人を探しとるだけなんや。
 ……自分、誰に依頼されたんや…?」

「僕……は…知らない」
蘇芳の問いにぽつりぽつりと答える椿。
凄いな、無言を貫いていた椿を喋らせるなんて。

「そっか。ほんなら誰に命令されてん?」
ニコニコしながら、そう聞く蘇芳君
笑顔が信じられないぞ、その顔。

「…大叔父様に……」
椿はそう答える。
「大叔父?」

蝶子が不思議そうに、そうつぶやくと隣にいた白金先輩が言い出す。
「私知ってるよー 今の黒(ぼく)家の頭首代理。先代…椿くんのお祖父さんの弟さんでしょ? 今の頭首が病床にあるのをいいことに好き放題してるらしいね。今の頭首に毒を盛って貶めた……とも言われてるね。生かさず殺さずの毒か〜〜どんな毒かな〜〜」

興味はそこか!白金先輩(笑)
毒の興味しかないのね

「あぁ、俺も聞いた事あるわ。
 悪どい噂、ばっかりやけどな」

なるほど。そういう噂がたっている家なのか

「じゃあ、そいつを締めあげればいいんですね? 
 なんて卑劣な!」
「コロス……」

”武闘派”
ふ、二人とも? さすがにそれはまずいぞ。

二人の言葉に蘇芳と椿が声を上げる
「あかん」
「ダメ!!」

「今は頭首になってから足を洗ったと言われとるけど、元々は黒(ぼく)家は「暗殺」を
生業にしとる。いくら狙われたからと言っても、確たる証拠もなしに他家の人間が「仕事」にケチをつけるとすれば、内部干渉や」

本業が「暗殺」なのか…。そりゃ…手練れの訳だ。

「黒(ぼく)家と全面戦争になるで?」
つまり、戦争にならないようにしなくちゃいけないと?
「だったらどうすればいいんです?」
茜がそう尋ねる。

雨情くんは全面戦争になったらなったらでいいと思ってるって、雨情オマエな(笑)
本当に考えてないってことなんだろうけどね

「クーデターや。黒家の人間が
 その大叔父とやらを失脚させればええ…」

蘇芳の言葉にひどくおびえた表情で椿は叫んだ。
「…ダ…ダメ!!」

「大叔父様に逆らったらお母さんが……
 お母さんに会えなくなる!!」

その言葉に蝶子は疑問に思う。
「……? どういう事?」

蝶子の疑問に椿は理由を述べた。
「お母さんは…
 大叔父様の屋敷に閉じ込められているんだ…」

「! 人質…って事!?」

あれだけ、お母さんっ子なら脅しが一番効くもんな。
椿は”お母様”を盾に操られていたって訳だけど。


「お母さんがいなくなったら、僕は一人になる。一人はイヤだ……。一人は……。
 だから、僕は………このまま!」

椿くん……。

パンっ
蝶子は椿の両頬を叩いた。
ぼう然とする椿に蝶子は言う
「しっかりしなさい! 嘆いているだけじゃ事態はよくならない! 椿くんは本当に
 このままでいいの? 違うでしょう?辛いんでしょう? 苦しいんでしょ?」


「だったら動かなきゃダメ! 
 動かなきゃ何も変わらないの!」

凄い説得力のある言葉だな…。
蝶子ちゃん、意志をはっきりと伝えて好きだ。

「蝶子…お姉ちゃん?」
訴えかける蝶子に戸惑う椿
「あなたは大切なお母様の為に、何か行動したの?
  何もできなくなってからでは遅いのよ」

その言葉に椿は蝶子が母親を小さい頃に失っていることを思い出す。

「ねぇ、蘇芳くん」
蝶子は蘇芳に声をかける。

「「幽閉されている頭首の奥方を助ける」のは
 内政干渉になるかしら?」

蝶子の問いに少し納得した顔をする蘇芳君
「なるほど……。それならいけると思うで」

なるほど、そういうことか。
椿くんのお母さんを助ければ、椿くんは自由になるもんね。
お母様に会えるようになるし

「雨情」
蝶子は雨情を呼ぶ

「椿くんのお母様を救い出す事ってできる?」
すると、雨情は淡々と答える。
「蝶子の命令とあらばなんだって…」

「――ただし…俺はこいつを許してない」
…だろうね。そりゃそうだ。殺そうとした張本人だし。

「雨情…!」
蝶子が声を上げるが、蘇芳君にたしなめられる。
「姫さん、そこは大事な所や。ケジメや」
雨情くん的にもそれは大事だよな。一応、はっきりさせとかないと…
「だけど…」

「――ただ、お前が蝶子の命を狙った事と黒(ぼく)家の頭首奥方を
 救い出す事は別の話だ。蝶子に免じて少しの間だけ、目を瞑っててやる。
 精々蝶子の恩に報いろ」

まぁ、椿くん側の事情も知ったからね。
 雨情くんも一応、同情はしてくれたのかな?

「椿くん、私言ったよね? 
 困った事があったら力になるって」


「私達、友達…でしょ?」
そう言った蝶子に椿は目線を下に向ける
「……ごめん…なさい……」
蝶子に謝罪した。

「蝶子お姉ちゃん。
 僕もお母さんを助けに行く!」

その言葉に笑みを見せる蝶子
「うん」

「………さぁ、反旗を翻るわよ!」
蝶子は5人の忍び達を連れて、
 椿の”お母様”奪還作戦を開始するのだった。

これで5話は終わり。
本当に続きが早く読みたいです。
最初に読んだとき、無性にそう思いました。
そういう勢いですごく好きです。

ここまで読んでくれてありがとうございました
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