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ついに素浄瑠璃発表会。本番前の弓矢は……。九の段「使命」 感想 火色の文楽

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此花(このはな)です

 

今回はコミックゼノンに連載されている”火色の文楽”の九の段「使命」の感想を書いていきたいと思います

 

前号まで

バレエの師である父の教えで、幼い頃から自然と感情を抑えるようになっていた弓矢。幼馴染の湊に「いろんな感情を抑えてフタをしている」と指摘され、初めて”自分の本当の気持ち”と向き合い、父親への「逢いたい」という気持ちを知るのだった。

 

本当は2月中か、3月の初めに書きたかったけれど、色々あって遅れた次第です。

申し訳ないです

 

”ついに始まった”素浄瑠璃”の発表会。

レベルの高さに弦治(三味線)と柑太(人形遣い)も感嘆”

 

弦治と柑太の二人は本番前の弓矢の様子を見に来た

しかし、湊はしぃぃーと静かにと訴える

「バレエのコンクール前もこんなやったの。精神統一?って聞いたら

 ”脱力してるんや”って」

 

「柑太ーっ!」

大きな声が聞こえた

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  「父ちゃんたち、なんで来てんの!?」

柑太くんのご家族たちが初登場

「こないだ旅立ったのに、もう舞台に立つんだって!?サプライズで小田原から来ちゃった~!」

「お母さん、大阪で食い倒れたかったのぉ~~~!!」

 

「りなちゃんがねーおにーちゃん、

 ぶたいに出るって教えてくれたよ」

携帯を見せてくる

「ちゃんりな☆誤解してんだよー。

 今日出るのは友達の弓矢くんでぼくはなーんも関係な…」

 

「いつも柑太がお世話になっておりますぅ~!」

そう言う柑太の家族たち

「これうちの農園自慢のみかんにみかんジャム、みかんクッキー、ミカンマスタードとみかんマヨネーズが大コケしちゃってねー!」

「やだ~~あんなのみかんタバスコの失敗に比べたらかすり傷よぉー!」

 

マシンガントークの様に聞いてない柑太の家族

「息子の話を聞いてくれぇぇぇー!!」

 

「柑太くんのご家族やねぇ…」

「粉(まご)うかたなきDNAやな」

(笑)ほんとだねー

 

「てかこのみかんうますぎる。みなちゃんも食うてみ」

「…あ、あまっ…!」

 

「そんなうまいん? いっこちょうだい」

集中していたはずの弓矢が声を発した

「ごめん、うるさかった?」

みかんを渡す湊

 

「そんな気にせんよ。あれ、柑太のおとん?」

ちらっと見る弓矢

「よう似てんなぁ…」

 

「…こないだ、テレビで観てんけど、

 ロシアで活躍してたバレエダンサー・五社文矢って人、弓矢のお父さん?」

ふと、湊は弓矢に問いかける

 

「言ってへんかったっけ、

 父親やなくて鬼やで」

ふっと笑って、弓矢は答える

「ノド潤うなぁ、このみかん。ごちそうさん

 

「(……笑った……)」

弓矢の表情に少し驚く湊

 

一方、会場の少し外で珠市師匠は猫と戯れており、潮路師匠がそこに現れる

「のんきに木陰で涼んでからに」

「こっちの方が面白うなってしまいましてなぁ。猫の声に飽きたら向こうのお遊戯でも、覗きに行くかもしれませんわ」

 

「まぁ弓矢(あいつ)も今はなんもわからんまま、出たがっとるだけやからな。

 今日は初めの第一歩というより、赤子がよろよろ立ったようなもんや」

潮路師匠はいう

 

”素浄瑠璃”とは舞台の上に人形を伴わず、太夫と三味線のみで義太夫節を聞かせるものである。

 演奏だけで床本の全てを表現するため、観客の意識は太夫の声と三味線の音、ただ二つに注がれる”

弓矢が舞台に上がる

 

「(あぁ、なつかしい。光、つらなる視線と、探りと期待。前はすべて自分に集めたかった。

 今は自分より、はるかに大きいものを)」

 

「”その間、遅しと駈け入るお染。

 「逢いたかつた」と」

 

「久松にすがりつけば、ア、コレ、声が高ふござります。

 思ひがけない、ここへはどうして」

 

「訳を聞かせて聞かせて と”」

「(……最初はフラフラやったのに、音の域が広がって)」

湊は思う

 

「”そなたは思ひ切る気でも、わしやなんほでも得切らぬ”」

「(声がだいぶ太くなってる)」

 

「”勿体ない事ながら、観音様をかこつけて 逢ひに北やら南やら

女の道を背けとは、聞へぬわいの 胴 欲”」

 

「(三味線の糸がわななく、お染が泣く)」

”お気持ちは分かりますが、お染様。 

 お家へのご恩を仇で返すわけにはいきません。どうか、親孝行やと思うて。山家屋へお行きになってください…!”

 

”…嫌じゃ、行かんといて”

”わしゃ、嫌じゃ…”

 

弓矢の父への思いが重なる

”…行かんといて…”

 

”「何を泣いてる弓矢。無駄な感情に引きずられるな」”

父の声が聞こえる

”「(涙は、すぐにねじふせてフタしたらええんや…)」”

 

「(ちがう。人の心を語るには)」

「(自分の心をひらくんや)」

 

”「嫌じや」”

”「嫌じや」”

お染と弓矢の思いが重なる

 

「わしや、嫌じや」

 

「(その日の弓矢の声は)」

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「(今までのどんな言葉より、弓矢の奥から聞こえた)」

 

”「思ふが無理か女房ぢやもの 叶はぬ時は私も一緒にお染様」

「久松……」”

こうして、弓矢の素浄瑠璃発表会は終わった

 

そんな弓矢の変化に弦治や柑太は

「弓矢くん、短期でどっか変わったじゃん。チキショーだし、焦るしっ」

「……でも、なんかドキドキした!」

「俺も、もっと弾き込まな……」

 

「弓矢くんの声、聴いてたらさ、あーーっぼくも早く人形動かしたいーっ

 ってなって。おキツネくんがムクムク動いた気がしたの、なんでかなぁ」

 

「…柑太くんの手にもたぶん、火がついたんやろ」

そう、弦治はいう

 

浄瑠璃発表会を終えた後の修行ー潮路師匠の家にて―

弓矢が撮った風景の写真を見ていた師匠

「なるほど、冬から夏の間に景色はぎょうさん、観たようやの」

「はい!」

 

「(義太夫についてはまだ何も見えてへんがな…)

 これからは先の道は子供の発表会とは訳が違ってくるぞ。よーう、覚悟して学んでいけ」

「…よろしくお願いいたします!」

 

”「二年も三年なんぞ。まばたきする間に経つぞ」”

師匠の言葉通り、季節は目まぐるしく移り、

この世界に来て三度目の春を迎えた

 

”そして、ここからが最初の第一歩だった”

 

潮路師匠の弟子だった千鳥太夫が辞めた話は観客のおば様方が言ってたけれど、急に3年後ーみたいになってびっくりした。

その話も関わってくるのかな?

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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