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つららが雨情を敵視する理由を知った雨情と蝶子。蝶子はつららにある”賭け”を提案し、覚悟を決めるのだが…?30話感想シノビ四重奏 asuka7月号(2017年5月発売)

此花(このはな)です

 

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今回はASUKAに連載されている”シノビ四重奏”の30話の感想を書いていきたいと思います

 

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「”嫌いだった。邪魔だった。居なくなればと望んでいた。だけどな雨情、こんなの違うだろー―?”」

これは雨情以外の側近候補たちの言葉か。その言葉から、雨情はやっぱり…

 

 

 前回までのあらすじ

高校に入学した大企業の跡取り娘・真中蝶子に課せられたのは”優秀な側近となる忍びを見つける”こと。しかも、卒業までに見つけなければ一生父親の言う通りに生きなければならない!?そんなハイリスクを背負って入学した御園尾学園は、忍び一族の子息たちが集う超特殊な学園だった!

 

そこで出会った雨情、南雲兄弟、白金先輩、椿たちを”側近候補”とし、騒がしくもそれなりに楽しい学園生活を送っていたのだが、「その時」が迫っていた。

 

2週間後の臨時株主総会で、真中の後継者たり得る説得材料を作ることになった蝶子。さらに5人の側近候補から1人を選ぶ時も迫っている。そんな折、外国から帰国した雨情の母が「蝶子の側近は私」と宣言!雨情ら側近候補は完膚なきまでに叩きのめされてしまった。

 

それでもリベンジを誓う蘇芳ら側近候補たち。だが、蝶子の母の死に自分が大きく関わっていた事実を知った雨情だけは、蝶子の側近になる覚悟に揺らぎを持ち始めてしまい……?

 

さて、本編の感想へ行きましょうか!

蝶子は自分の部屋につららを呼ぶ

「私に話って何かしら? 私を側近にする決心でもついた?」

「…そうですね。つららさんを側近するのも悪くない考えだと思います」

 

蝶子の言葉に意外そうな顔をするつららさん

「あら? やけに物わかりがいいのね?」

「そうでもないです。

つららさん、私と【賭け】をしましょう」

蝶子はそう提案する

 

”もう一度、あの側近候補5人と戦っていただきます。

 彼らに勝つ事ができたら、つららさんを正式に私の側近として認めます”

 

「蝶子…昨日の戦いを見なかったの? 

 あの子たちが何人束になってかかってきても、わたしには敵わないわよ」

 

「…えぇ、

 東郷にも今の雨情ではつららさんに敵わないだろうといわれました」

蝶子は言う

 

その言葉にさらに怪訝そうな顔をするつらら

「それなのに、どうしてそんな賭けをしようと思ったの?」

 

「…つららは互いに思いやる心や信頼関係は必要ないと言いました。

 でも、私はそうは思わない」

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 「だからそれを証明してみせます」

 蝶子は言う

「雨情たちは絶対にあのままじゃ終わらない」

 

そんな蝶子の言葉につららは楽しそうな笑みを見せる

「……面白いじゃない。

 ……それで?」

 

「私が勝ったら、蝶子の側近の座をもらうとして…

 蝶子が勝ったら、わたしから何をもらうつもり?」

そうつららが言うと、蝶子はニッと笑うのだった

結局、蝶子は何をもらうんだろう…?

 

一方、蝶子からのリベンジ戦の誘いに雨情以外の側近候補たちは―

「蝶子から連絡は読んだな? やる気があるなら、

 もう一度リベンジの機会を作る…やて」

蘇芳は言う

 

「蝶子ちゃんもキツイ事言うよね。

 側近になりたければ、あの化け物に勝てって?」

白金先輩はいう

でもおそらく、勝てなければ株式総会で認められないんだろう

 

「……これまでで一番難しい任務」

「今でも全く勝てる気がしません」

椿と茜は言う

「…まぁな。参加は自由でええんやと」

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「……この話、降りる奴いるか?」

蘇芳は言う

 

一同同意の沈黙にふっと笑う蘇芳

「まぁ、あのまま終われるわけないわなぁ…」

「でも、あの時、手も足も出なかったのは確かです。

 何か勝つ方法はあるんですか?」

 

正直、ここまで実力差があると策を弄しても難しいなぁ…

「でも、勝つ方法がなくはない」

蘇芳は言う

 

戦う前に作戦会議をしようとした蘇芳たちを煽って遮った、からだ。

「皆、まとめてかかって来い、言われたのに、

 結局は1対1の戦いに持ち込まれとる」

「「「あ…」」」

確かにね…

 

 「1対1では確実に負ける。

 勝てるとすれば……俺らが協力して隙を作る事が必須や」

蘇芳の言葉に白金先輩はどれくらい勝率があるのか、と聞く

 

「20%やな」「20%……」

「それも雨情を入れての計算や」

雨情って重要要素だよな…

 

しかし、肝心の雨情からの連絡がない。

そうなってしまうと、勝率3%に下がる

やっぱ、一番強いの雨情なんだ

 

一方、雨情は東郷家の庭で一人考えていた

そこへ”蝶子”がやってくる

 

蝶子からのメッセージを読んではいるらしいのだが、蝶子から”どうするの?”という質問に雨情は

「…蝶子は、俺は…

 お前の側にいる資格はないのかも……しれない」

そう言った

 

「……どういう意味?」

「私の側近を……私を諦めるつもり?」

蝶子の問いかけにふぃっと顔をそらす雨情

 

その行動に蝶子はじぃっと雨情を見つめ

「雨情…今まであんたが

 私に言ってきた言葉は全部嘘だって言うの?」

 

「…っ、違う! そうじゃない! 

 俺は、嘘なんかついてない!」

すぐに反論する雨情

「だったらどうして!?」

 

「俺は蝶子に対して、取り返しのつかないことをした」

雨情は言う

「……それってもしかして、母様が殺された事?」

 

「!……そうだ。

 蝶子の母親が死んでしまったのは……俺のせいだ」

雨情……

「そんなわけじゃない。雨情はその頃、まだ小さくて…」

 

「自分が許せないんだ!」

雨情は叫ぶ

「俺は蝶子には…蝶子の前でだけは一点の曇りもない、正々堂々と胸を張って隣に立てる側近になるつもりだった。そんな自分でいられると思ってた……」

 

「それがふたを開けたらどうだ。

 蝶子の大事なものを守ると言った俺が、蝶子の大事な人を奪っていた…」

「――俺は、蝶子の隣に立つ資格が……ない」

 

そんな雨情の言葉に蝶子はーー

「…何よそれ………。

 なんなのそれ!バッカじゃないの!?」

 

「私に申し訳ないから?私の前に堂々と立てないから?

 だから私を諦めるっていうの!?ふざけないで!!」

「蝶子…」

 

「私はね……あんたが私を守るって言ってくれて嬉しかった。

 どんな時でも味方になってくれるって言ってくれて心強かった」

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「だから私は、雨情の言葉を信じたのに……」

涙をこらえていう蝶子に雨情は動揺した顔をする

「っ! …蝶子っ! …あの蝶子、俺……」

蝶子ちゃん泣かせてしまった…

 

「次の勝負につららさんが勝ったら、

 私は側近をつららさんに決めるわ」

その言葉に驚く雨情

 

「私は覚悟を決めた。だから雨情……

 あなたも自分の答えを決めてちょうだい」

 

「つららさんとの再戦の場に現れなかったら、

 それが雨情の答えだって判断するわ」

蝶子は言う

さぁ、雨情。あなたはどうする?

 

 再戦当日――

戦いのルールはうちの敷地内から出てはいけない。

最後まで立っていた人の勝ち

 

つららの前には”蘇芳と茜”しかおらず、他の2人はいなかった

「あっちは二人だけなの?」

「俺が何人いるかなんて、主催の蝶子が知っとれば十分やろ」

 

そんな言葉に意を返さない様子のつららさん

「隠れていても逃げ出したとしても、どっちでもいいわ。

 最後に私一人がここに立っていればいいんだもの」

 

蘇芳たちは雨情抜きの状態で、椿と白金先輩が姿を隠す戦略。

茜は前衛として、とにかく攻撃。蘇芳はそのサポート。

 

見事な連携で、つららに応戦する二人

「(見事な連携。さすが双子ってところかしら?

 ――でも、まだまだ脇が甘いわ…!)」

 

茜の隙をついて、攻撃を仕掛けるつららだが、蘇芳がそれをはじき返す!

「………あら?」

「兄さん!」「あっぶな…ホンマおっかない女やで」

 

 ここで、蘇芳たちの回想ー

”「白金センパイ。センパイは遠くから”目”を使って、

 相手の動きを読んで俺らに教えてくれ」

「本当、蘇芳くんは人使い荒いなぁ」

呆れた様子の白金先輩”

 

 つららの攻撃を予知して、蘇芳が避けると、流石に勘づく

「……なるほどね。”白帰様”の行動予知かしら」

「あんたの行動全部読まれとるで? どうするんや?」

 

「そうねぇ…じゃあ」

「(いけない!)引いて!」

白金先輩はいう

 

「”ノーモーション…”」

「あなたたちが、

 指示に反応する前に動けばいいのよね」

ニコっと笑うつららさん

怖っ!

 

 まだ早くなるんですか……と驚く茜

再び、蘇芳たちの回想―

即効性の痺れ薬を使い、武器に仕込む、事を提案する蘇芳

 

ぱぁぁと笑顔になる白金先輩

ほんと、この人は…(笑)

「どうにか一太刀を入れることが出来たら…勝機はある」”

 

なんとか一太刀…を思いながら、攻撃を続ける蘇芳たち

そんな執拗な様子につららも

”武器に毒が塗ってある”可能性を考えていた。

 

つららさんは蘇芳の懐に入り、蘇芳の武器をはじく

「あらら大事な武器を落としたからって、

 わたしから目を離しちゃダメよ?」

 

蘇芳の隙に攻撃を加えようとするのを上から矢が放たれた

「(白家の坊や…)」

ちらっと上を見るつらら。矢は外れたが。

 

再び、蘇芳たちの回想―

蘇芳と茜だけで”傷を負わせることが出来るのか?”という茜の問いに

”いざとなったら、私も弓で援護するよ~”と白金先輩はいう

 

「そうやなぁ、ここまでで傷一つ付けておきたいところやけど…

 それでもどうしようもなくなった時は――…」”

 

つららは白金先輩の攻撃にバランスを崩す

「(バランスを崩した!)」

 「今や…! ラッシュをかけろ!」

 

「(わらわらと面倒ね…! 

 一人ずつつぶす!)」

つららが狙いを定めたのは”蘇芳”で?

 

「一番指名は俺かいな。嬉しくない!」

「あら、年上女性は嫌い?」

つららさんはいう

 

”「それでもどうしようもなくなったその時は――…」”

行け、椿

蘇芳の後ろから”椿”が現れる。

 

「よし!」

ようやくつららに”一太刀”を入れることに成功する

「…黒家の。どこから」

 

再び、蘇芳たちの回想―

”「椿、お前の隠密技はピカいちや。もしどうにもならんようなら、俺が囮になって、あの女の足を止めたる」

「俺の影に潜んで、一太刀をねらえ」

「…うん」”

 

「慢心したな。どうや? 俺らだって、対策さえ万全に立てれば、

 あんたに立ち向かう事も出来るんや」

蘇芳は言う

 

「…なぁ~~んてね」

つららは言うと、傷口を見せた

 「防刃服!?」

マジか…

 

裂けたのは服だけ。

「慢心…?どちらが慢心してたのかしらねぇ?」

 

つららは前回みたいに簡単に倒せないって分かっていたから、一応用心してきたの、という

「言ったでしょう?参謀さん。

 作戦を立てられるのは君だけじゃないのよ?」

 

「隠れてたネズミさんたちはあぶり出せたみたいだし」

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「…さぁ、楽しいお仕置きの時間よ」

つららはいう

 

さぁ、雨情は来るのか

これは、雨情が来ないと蘇芳たち絶体絶命…

来て欲しいな、雨情

 

ここまでありがとうございました!

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