此花のアニメ&漫画タイム

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くるみ視点の蝶子との出逢い編。番外編 シノビ四重奏 Asuka5月号(2017年3月発売)

此花(このはな)です

 

今回はAsukaで連載されている”シノビ四重奏”の番外編の感想を書いていきたいと思います 

 

今回の話はくるみ視点の蝶子との出逢いのお話でした。

くるみちゃんがどう思っていたのかよく分かりました

前回までのあらすじ(27話のもの)

大企業の跡取り娘・真中蝶子。護衛に囲まれて送った中学生活が嫌で、高校生活は自由に過ごしたいと思っていた。そんな蝶子に課せられた課題は〈これぞという側近の忍びを見つける〉こと。

 

「忍び」という時代錯誤な単語に戸惑う蝶子だったが、力ある忍びを側近に持つことが政財界での評価となるらしい。
 
高校卒業までに側近の忍びを見つけられれば、蝶子の自由に選んで良いが、見つけられなければ 一生父親の言うことを聞かなければならない、という約束を受け、忍びを育成する御園尾学園に入学したのだった。

 

蝶子から側近候補の一人である蘇芳を奪った光冨耀司(真中のライバル会社ミツトミの後継者)は、捏造した蝶子のスキャンダル記事と引き換えに、蘇芳を手放せといった取引を蝶子に持ちかけてくる。

 

しかし、蘇芳の意思を尊重する蝶子は取引を一蹴。一方、真の目的だったミツトミの重要機密を奪うことに成功した蘇芳だが、幼馴染の夏希が退路に立ちはだかり――!?

 さて、本編の感想へ行きましょうか!

 「”忍び失格となったあの日から私は空っぽになっていた。

 翔一様を守れた事に後悔はなかったけれど、それでも目的を失った世界は、色のない灰色の世界だった”」

 

それは”入学式”の日のこと――

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 「”青家次期頭首、東郷雨情”」

くるみは雨情を見かける

「”なんてつまらなそうな目、雨情くんも私と同じ空っぽなのかしら?”」

 

高1・春

「おはようございます」

クラスメイトにあいさつをするくるみ

「あ、おはよう…」

 

「ほらあの子、忍び崩れの…」

「どうして元忍びが普通科に居るのかしら?」

コソコソと噂するクラスメイト

 

くるみの意志ではなく、廣瀬家のご厚意でA組へと入学出来ていた。

その為、くるみは無駄には出来なかった

 

教室に入ると、机に突っ伏してぷるぷると震えている女の子がいた

「(見慣れない方…具合でも悪いのかしら?)」

くるみは思う

「初めてお会いしますね。もしかして高校からの編入の方ですか?」

「え?」

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 「(この方…

 もしかして真中グループ後継者の…)」

くるみは思う

 

「元気がないようですが、大丈夫?」

くるみが言うと、蝶子は慌てたように理由を話す

「え! ああ違うの。大丈夫。

 朝からダイナミック登校風景を見ちゃって…」

苦笑しながら言う蝶子

 

「(顔色が悪かったのは慣れない風景に驚いただけでしたか…)

 外から来た方は最初びっくりしてしまうかもしれませんね」

くるみも苦笑しながら言う

 

「”真中ほどの大企業の後継者なら高校からの編入とは言っても、

 きっとすぐに馴染んで相応しい”お友達”もできるでしょう”」

くるみは思う。ちらりと周りを見る

「”ほらもう既に”」

 

「”どうやって真中の後継者に取り入ろうか、

 こちらを伺っている方もチラホラ…真中の名前に尻込みしているのかしら?”」

くるみは思う

 

「”…どちらにしても、

 ”忍び崩れ”の私には関係のない事ですけども……」

そう思いながら、くるりと自分の席に向かうくるみ

 

「あの! 

 私、真中蝶子!蝶子って呼んで」

蝶子が自己紹介した

「(……驚いた。

 この方、私と友達になるつもりなのかしら?)」

 

「(――でも、私の名前を聞けばきっと……)

 私は”高須くるみ”と言います。私の事もくるみで構いません」

くるみは言う

 

その言葉を聞いて、蝶子はーー

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 「くるみ…ちゃん」

笑顔で名前を呼んだ

「っ!」

「へへっ…よろしくね」

 

「(……なんて、……なんて温かい笑顔。

 ――惹き付けられる)」

くるみは思う

 

「(もしかして、”高須”をご存じないのかしら?

 そうだとしても、どうしてかしら……)」

「(…私、この笑顔をずっと向けられていたいわーー…)」

 

「こちらこそよろしくお願いします」

くるみはそう、笑って返した

 

場面が変わり、くるみが一人になった時

「……私に何かご用ですか? 東郷雨情くん?」

そこにいたのは雨情だった

「何故”高須”が蝶子に近づく? 目的は何だ」

警戒されてたのか、雨情に、くるみちゃん

 

「目的ですか?…そうですね。

 蝶子さんの傍にいたいから…でしょうか?」

そう、答えて見せるくるみちゃん

「……それはどういう意味だ」

「そのままの意味ですよ」

 

くるみは雨情の表情にクスりと笑う

「雨情くんでもそんな目をするんですね」

不思議そうな顔をする雨情

「雨情くんも私と同じ、空っぽなのかと思っていました」

 

「……俺は空っぽじゃない」

雨情は言う

「”――ああ、雨情くんは”」

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 「俺の中に蝶子しかいないだけだ」

雨情は言う

「”あの頃の私と同じように……”」

 

 「…そう」

くるみはつぶやく

 

「高須くるみ、どうやらお前は本当に蝶子の友人だったらしい…。

 疑ってすまなかった」

雨情は頭を下げた。その行動に驚くくるみ

「雨情くんでも謝ったりするんですね」

 

「蝶子の大事なものは俺も大事にする。当然だ」

ふんっと言った様子の雨情

「…ふふっ

 (どうしてでしょう――この方たちと一緒にいると)」

 

 「雨情くん」

「”とても自然でいられる気がする――…”」

くるみは思う

 

「私たち同志になれると思いません?」

くるみの言葉に不思議そうな顔する雨情

にこっと笑うくるみ

「蝶子さん大好き同盟♡」

えっ(笑)

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 「蝶子への思いの強さなら俺は誰にも負けない!

 同盟なんかいらん!!」

すぐに主張する雨情

雨情(笑)

 

「あら残念。そういう事なら私も負けませんから」

くるみも言ってみせる

「俺だ! 俺が蝶子の一番だ!」

 

「”高校の進学して一日目、私は2人の友人ができた”」

「あ…さくら」

くるみの目の前に桜の花びらがひらり

「”色のなかった世界が”」

 

「キレイね…」

くるみはつぶやく

「”ほんの少し色づいた気がした”」

 

くるみ視点の蝶子の出会い話。

くるみちゃんも雨情と同じか…(笑)花蓮ちゃんが怖がるわけだ…

 

ここまで読んでくれてありがとうございました!

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