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雪兎と約束していた絵本の読み聞かせに行けることになり、さくらは秋穂、小狼、知世を誘うのだが…?第19話「さくらと秋穂の子守唄」 感想 カードキャプターさくらクリアカード編(アニメ)

此花(このはな)です

今回はカードキャプターさくらクリアカード編の第19話「さくらと秋穂の子守唄」の感想を書いていきたいと思います

第19話「さくらと秋穂の子守唄」
あらすじ
雪兎と約束していた絵本の読み聞かせに行けることになり、さくらは秋穂、小狼、知世を誘う。さくらの熱意に押されて秋穂は朗読で、小狼はピアノの伴奏で参加することに。

本番に向けて一生懸命、練習をするさくらと秋穂。当日、知世は二人におそろいのケープを用意していた。

公式より
これまでの放送|NHK アニメワールド|カードキャプターさくら クリアカード編

今回はとても動きの少ない回だったけれど、さくらちゃんの声を堪能できる回だった!
さくらちゃんの天然さは小悪魔に近い。小狼くん可愛かった…
小狼のお姉さまのシーンも面白い。完全に小狼にばれていたけれど、お姉さま方。

一番に気になるのはさくらの魔力を強くなったことで、過去視もできるようになっていたこと。エリオル以外の3人って誰の事だろう。次元の魔女、飛王ぐらいしか思いつかないけど…あと一人は誰だ…?

海渡さんの存在は入っていないと思う。時を操れる魔術師ってことはさくらと同じくらい魔力を持っているということか


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は手ぶくろを買いに という絵本を読む練習をするさくらのシーンからでした。
学校にて、さくらは小狼と秋穂を誘うと決意する

読み聞かせ、という言葉に馴染みがない秋穂。
さくらが説明しようとすると、小狼が英語で説明してくれる
「今回は小児科病棟の子供たちの前で」
「さくらさん、すごいです」

「すごくないんだけど…。
ねぇ、一緒にやらない?」
「え」

小狼君も」
「え…」
「一緒に読めれればいいなって。そしたら、役も分けられるし」

「で、でも……私、あまり日本語が」
秋穂はいう
「大丈夫ですわ。この前の国語の時間の夢十夜も素敵でしたもの」

「俺は無理だ」
小狼は言う
「小学校の時の劇もひどかったし」

「お姫様役の時は個性的でしたけど、王子様の時は素晴らしかったですわ」
知世ちゃんはいう
「本当に」

「何で知ってるんだ?」
秋穂が言うものだから、小狼は不思議がる
笑ってごまかす2人
(笑)改めて見れてよかったなー小狼の王子様姿

「とにかく無理だ」
断ろうとする小狼
「う~ん……じゃあ、ピアノ!」

「本を読むのに合わせて伴奏するのは?」
さくらは提案する
「いや、ピアノなら大道寺の方が…」

「私は撮影がありますので」
え…(笑)

小狼の制服の裾をちょんとつまむさくら
その行動に小狼は顔が真っ赤になる

「お顔が真っ赤に?」
不思議そうにする
「さくらちゃんの攻撃で李君のHPが0ですわね」
知世ちゃん(笑)いや、あれは天然の破壊力というか…

「わかった。伴奏だけなら…」
了承する小狼
「ありがとう!」
その後、息を整えてるのに笑った

「秋穂ちゃん!」
「お邪魔にならないのでしたら…」
秋穂もさくらの誘いを受けることに
「ありがとう!」

「秋穂ちゃんのHPも0になりましたわね」
知世ちゃんってば…(笑)

場面が変わり、小狼の家ー
「なんと小狼様が伴奏を?」
ウェイと電話する小狼
「なぜか、そういうことになった」
(笑)さくらちゃんに押し負けたというか…ね

「どんなお話で?」
「きつねが手袋を買いに行くんだ」

「何の為に?」
「寒いから」

「自前の毛皮があるのでは?」
「毛皮があっても真冬は寒いだろう」

「そのお話はハッピーエンドに?」
「一応、そうなのかな」

「では小狼様のご希望通り、朗読にそっと寄り添うな曲を30分ほどでメールいたします」
ウェイさんはいう
すると、それを見ていた小狼のお姉さまたちがウェイにメッセージをだす
小狼にビデオ通話にしてって言って”

「助かる」
小狼はいう

「それはそうと、お変わりありませんか? 小狼様はあまりご連絡をくださいませんから」
ウェイはそう切り出す
「苺鈴が色々話しただろう?」

「うかがいました。
 久しぶりの日本が大層楽しかったこととお友達と再会できて楽しかったこと、そして小狼様が重い決意を抱えていらっしゃるようだという事」

「日本からお戻りになって、また旅立たれるまでお母様とそれはそれは厳しい修行なさっていたのは存じております。そして、本当に強くなられたことを。それでも心配なのです」
「私にとって、小狼様は何があってもお支えしたい方ですから」
小狼の脳裏には”さくら”の姿が浮かんでいた
「……ありがとう」

「ですので。ビデオをONにして、お顔を見せてください」
ウェイはいう
「姉上たちですね」

一発で当てられる
「ちょうどいい。メッセージで、食べ物の写真と容量が多い動画を送るのは控えてください」
「美味しい物や私たちが視られて幸せでしょう?」

「多すぎです」
「「「「えーー!!」」」」
騒ぎ出す姉上たち
そんな騒がしい声に笑みを浮かべる小狼

「ウェイ、楽譜のこと頼む」
「承知いたしました」

「こうなったら長い動画をおくってあげましょう」
「そうね!」
途端にやる気を出す姉上がた
(笑)また小狼から注意されるんだろうなぁ…

「あなたはお優しい。だからこそ心配なのです」
ウェイはつぶやく
……本当に二人が幸せになりますように。

場面が変わり、秋穂の家ー
秋穂は絵本を読む練習をしていた
間違えたところや注意するところをメモにまとめている

モモは秋穂が海渡さんのこと好きなことちゃんと知ってるんだな…。

そして、読み聞かせの当日ー
雪兎さんの読み聞かせが終わり、ドキドキするさくらと秋穂
雪兎さんもいい声してるな…

「雪兎さん素敵だったー。けどけど、大丈夫かな? 私」
「私も、緊張して…」

「大丈夫だ。二人共あんなに練習したんだ」
小狼はそういって、落ち着かせる
「うん」
「はい」

「ではこちらを」
知世ちゃんが取り出したのは大きなケープ
あぁ、やっぱり持ってきたのか

小狼の伴奏と共に絵本読み聞かせが始まる
「寒い冬が北方から狐の親子が住んでいる森へとやってきました。
 ある朝」

こっそり来ていたケロちゃんが顔を出す
「やっぱり用意しておったんやな、衣装」
「簡単なものですが」

「でも、小僧は断ったけど?」
「気持ちよく演奏していただくのが一番ですから。
 今回は諦めます、今回は」
知世ちゃん…(笑)

「可愛いぼうやの手にしもやけができてはかわいそうだから。夜になったら街まで行って、ぼうやのおててに合うような毛糸の手袋を買ってやろうと思いました。

 暗い暗い夜がふろしきのような影をひろげて、野原や森を包みにやってきましたが、雪はあまり白いので、包んでも包んでも白く浮かび上がっていました」
秋穂が絵本を読む

「やがて、行く手にぽっつり、明かりが一つ見え始めました。それは子供の狐が見つけて。
 ”母ちゃん、お星さまはあんなに低い所にも落ちてるのね”と聞きました」

「”あれはお星さまじゃないのよ”と言って、
 その時母さん狐の足はすくんでしまいました」
さくらが絵本を読む

「”あれは街の火なんだよ”
 その街の火を見た時、母さん狐はあるとき街へとお友達と出かけていって、とんだ目にあった事を思い出しました」

「”およしなさい”って言うのも聞かないで、お友達の狐がある家のアヒルを盗もうとしたので、お百姓に見つかって、散々追いまくられて命からがら逃げた事でした」

「そこで、仕方がないので、
 ぼうやだけを一人で街をいかせることになりました」
秋穂が読む

「”ぼうや。おててを片方お出し”」
「と、お母さん狐は言いました。
 その手を母さん狐はしばらく握っている間に可愛い人間の子供の手にしてしまいました」

「すごい!」
思わず、一人の子供の口からつぶやく声
隣にいた雪兎さんが小さな声で”すごいね”と同意してくれる

「”それは人間の手よ。いいかいぼうや。街に行ったらね、たくさん人間の家があるからね。まず、黒いシルクハットの看板がかかっている家を探すんだよ。
 それが見つかったらね、とんとんと戸を叩いて、こんばんわって言うんだよ」

「そうするとね、中から人間が少し戸を開けるからね、その戸の隙間からこっちの手。ほら、この人間の手を差し入れてね。
 この手に丁度いい手袋ちょうだい、っていうんだよ。わかったね」

「決してこっちのおててを出しちゃ駄目よ”
 と母さん狐は言い聞かせました」

「自転車の看板や眼鏡の看板や、その他色んな看板が、あるものは新しいペンキで書かれ、あるものは古い壁の様にはげていましたが、街に初めて出てきた子狐にはそれらのものが、一体なんであるのか分からないのでした」

「とうとう帽子屋が見つかりました。お母さんが道々よく教えてくれた黒いシルクハットの看板が青い電灯に照らされてかかっていました。子狐は教えられた通り、とんとんと戸を叩きました。”こんばんわ”」

「すると、中からコトコト音がしていましたがやがて
 戸が一寸ほどごろりと開いて、光の帯が道の白い雪の上に長く伸びました」

「小狐はその光がまばゆかったので、面食らって、間違った方の手を。
 お母さまが出しちゃいけないといってよく聴かせた方の手を隙間からさしこんでしまいました」
さくらはいう

「えぇー!駄目なのに―!」
ひとりの女の子が言葉をつむぐ

「そうよ、ダメよ」
「どこかの狐みたいに追いかけられちゃう」
子供たちが騒ぎ出してしまう
「捕まっちゃう!」

「あちゃー」
ケロちゃんがつぶやく
「(ど、どうしよう……)」

すると、小狼が突然穏やかなリズムから、
大きな音と弾んだリズムをピアノで奏で始めた

急な音で子供たちが静かになり、小狼が目を合わせる
「”このおててにちょうどいい手袋をください”」

「すると、帽子屋さんはおやおや、と思いました。狐の手です。狐の手が手袋をくれというのです。これはきっと、木の葉で買いに来たんだなと思いました。
 そこで”先にお金をください”と言いました」

「子狐は素直に握ってきた白銅貨をふたつ、帽子屋さんに渡しました。
 帽子屋さんはそれをひとさしゆびの先にのっけて、鉢合わせてみると”チンチン”という良い音がしましたので、これは木の葉じゃない。

 本当のお金だと思いましたので、棚から子供用の毛糸の手袋を取り出してきて、小狐の手に持たせてやりました」
「小狐はお礼を言って、またもと来た道へ帰り始めました」

「お母さんは人間は恐ろしいものだっておっしゃったが、ちっとも恐ろしくないや。
 だって、僕の手を見ても、どうもしなかったもの」
「と思いました」

「ある窓の下を通りかがると、人間の声がしました。
 なんという優しい、なんという美しい、なんというおっとりした声なんでしょう」

すると、秋穂が立ち上がって、子守唄を歌い始める
「眠れ、眠れ、母の胸に。
 眠れ、眠れ、母の手に」

「小狐はその歌声は人間のお母さんの声に違いないと思いました。
 だって、子狐が眠るときにはやっぱり母さん狐はあんな優しい声でゆすぶってくれるからです」

「それを聞くと、子狐はお母さんが恋しくなって、
 お母さん狐が待っている方へ飛んでいきました」

「お母さん狐は心配しながら、坊やの狐が帰ってくるのをいまかいまかと震えながら待っていましたので、ぼうやが来ると暖かい胸に抱きしめて鳴きたいほど喜びました」

「2匹の狐は森の方へ帰っていきました。月が出たので、狐の毛並みが銀色に光り、その足跡にはコバルトの陰が重なりました」
「”人間ってちっとも怖かないや”」

「”どうして?”」
「”ぼう、間違えて本当のおてて出しちゃったの。でも帽子屋さん、捕まえやしなかったもの。ちゃんとこんないい暖かい手袋くれたもの”」

「といって、手袋にはまった両手をパンパンやって見せました。
 お母さん狐は”まぁ”とあきれましたが、本当に人間はいいものかしら? 本当に人間はいいものかしら?とつぶやきました」

絵本の朗読が終わり、子供たちが集まってくる
「狐さん、お使いできた!」
「帽子屋さん、いい人!」

「お兄ちゃん、かっこいい!」
「テレビの御歌弾いて!」
小狼の元にも

「お姉ちゃん、お歌上手だねぇ」
「ありがとうございます」
「なんで敬語なの?」

「ねぇねぇ次はいつ来てくれる?」
「えっとそれは……」
「また練習しようね」

その日の夜ー木之本家ー
「今日はほんま、お疲れさんやったなぁ」
ケロちゃんはいう
「ありがとう。途中、色々あったけど楽しかった。でも、客席で観たいかな」

「今日のやったら、
 知世がビデオ回しておったけどな」

ケロちゃんがドライヤーを片付けている間に
さくらが封印解除して、”レコード”を発動させた

「始まる前に使っておいたの」
「いつの間に」
「記録したものを映し出せ!」

すると、そこは同じ場所でも違った人々がいた
知世ちゃんや秋穂、小狼もいない。
「今日の、写ってない…」

あれは、今日行った小児科病棟の部屋に会った写真の人たちに似てる
レコードを解除し、自分の部屋に戻るさくらたち
「失敗しちゃったかな…」

すると、急にケロちゃん
ケロちゃん…?」
「なんかユエからメール来たわ。今日、賞味期限の和菓子たんまりあるから、わいにもどうぞって。ちょっと行ってくるわ」

「えっ、今から?もう遅いよ?」
「賞味期限~」
外へ向かおうとするケロちゃん

ケロちゃんなら一週間過ぎてても大丈夫だと思うけど」
「失礼な」

雪兎の家ー
病院のサイトをユエに見せるケロちゃん
「これは?」

「さくらが記録のカードをつかってみせた映像に出てきた」
「……」

「これは30年以上使われとった制服や。今日の朗読会にいた看護師とは違っとった。
 つまり…」
「カードで過去の映像を写し取ったと」

「あぁ、さくらがなんも分かってとらんみたいだったけどな。
 過去を映し出させるほどの魔力をもった魔術師と直接会おうたんはクロウと、あと3人だけや」

「クロウの血縁でそのカードを継ぎ、あまつさえ自分のカードに変換した。
 そしてまだ」

「魔力が強なってるのは分かとったけど、これほどとは。
 さくらの魔力は強なっとる、とてつもなく」

「エリオルに連絡や」
「どんな手を使っても」

これがエリオルが言っていた、その時なのかな…。
時を待っている、とは言っていたけれど…さくらの魔力。

クロウさんが悩んでいた巨大な魔力。そのせいでゆうこさんの時を止めてしまったからなぁ
それはさくらがコントロールできないほどに大きくなっていなきゃいいけれど

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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