此花のアニメ&漫画タイム

今の所、カゲロウプロジェクト・斉木楠雄のΨ難・D.Gray-man HALLOW・ヘタリア world starsの情報や感想などを上げています

何も知らされないまま、任務に合流したシャルルヴィル。古銃探索任務であったのだが、それは古銃収集をしている噂の豪商ローガンから奪う任務で…?第7話「駆け引き」感想 千銃士(アニメ)

此花(このはな)です

今回は千銃士(アニメ)の第7話「駆け引き」の感想を書いていきたいと思います

第7話「駆け引き」
あらすじ
マルガリータとレオポルト、そしてキセルが、新たな仲間となる古銃を探索する任務を進めていると、世界帝軍ともつながりを持つとされる豪商ローガンなる人物が、数多くの古銃を収集しているとの噂を突き止める。

オポルトが貴銃士の援軍を要請すると、現れたのはナポレオンとシャルルヴィル。彼らは大胆不敵な作戦のもと、古銃を手に入れるべく奮戦する!

公式より
第7話「駆け引き」│STORY 物語│TVアニメ『千銃士』公式サイト

シャルルヴィルとナポレオン回だった、7話。
むしろ、空気の読めないナポレオンさんの印象がつよい。
そのおかげで、色々とうまくいったけれど。
ゲットした古銃が”カール”だったので、ハプスブルク揃ったと喜んでた

シャルルは自分が貴銃士なのかと悩んでいたみたい……
ゲームの個人ストーリーでも絶対高貴になれない事を悩んでいたもんな。
アメリカ独立戦争グループの中で、一番長く時間がかかるキャラだし…


さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は港町で合流するレジスタンスを待つマルガリータとレオポルト
「ご機嫌だね、グレーテル。援軍の到着がそんなに楽しみなのかい?」
オポルトはいう
「まぁね。正直、おじさんと二人きりって全然アガらないしー」


「そいつは手厳しい」
苦笑するレオポルト
「で、誰がくるの?」

「実は私も知らないんだ。
 どんな状況でも動じることなく、柔軟に対応できる貴銃士を要請したがね」
「へー楽しみ」

「出迎えご苦労。皇帝ナポレオンの名において、勝利を約束しよう」
そういって、登場するナポレオン
「突然、ナポレオンさんに捕まって。ここどこですか?」
何も知らされないまま、連れてこられたシャルルヴィル

「ナポレオンさんにシャルくん!」
そういって、喜ぶマルガリータ

その人選に”ある意味、どんな状況でも動じることなく”
「あー確かに君なら、どんな状況でも……」
ある意味、納得せざる負えない人選

「案ずるな。
 余のミッションにインポッシブルの文字はない」

そう、宣言するナポレオンさん
(笑)インポッシブルって不可能かぁ…

オポルトの口から”任務詳細”を聞くシャルルヴィル
「さて、古銃探索の任務中、
 この街に古銃があるという情報を得て、グレーテルと共に赴いたんだ」

「なるほど、そういう任務であったか」
ナポレオンさん、聞いてなかったのか…(笑)
「内容も知らずに来るとか、本当にナポレオンさんが乗りだけで行動しますね」
「シャルくん、笑顔が黒ーい」

「その古銃の持ち主が帝都の流通を一手に担う、豪商ローガン。
 彼は古美術品を収集していてね」
「その中に古銃が?」

シャルルの後ろから声がした
「その通り」
キセルだー!

「キ、キセルさん!?」
びっくりして、立ち上がるシャルル
「驚かせてゴメン。シャルルヴィル君。
 俺みたいな穢れた銃、貴銃士と対等に話しちゃだめだよね」
キセル:江戸時代につくられた煙管の変型仕込み銃

「い、いやそんなこと……」
シャルルヴィルはいう
「あはは! 相変わらず、超卑屈だねぇ。でも、古銃を見つけた情報収集能力が相変わらず。
 さすが、忍者」
忍者(笑)日本の銃だからか

「忍者じゃないよ。
 それに世界帝軍が厳しくて、古銃の正確な所在は掴めてないし」
キセルはいう
「え? 何故、世界帝軍が…?」


「古銃とはいえ、世界帝の統治下では自由に扱えるものではない。
 それを収集しているとなれば、両社は繋がっていると考えるのが自然だよ」
「無論、私も気づいていたぞ」

「背後に世界帝軍が…」
シャルルヴィルはつぶやく

「なに、心配ない。繋がっているのは末端の小物。我々で十分対応できる」
「ついでに全滅させちゃっおうか!」
マルガリータはいう
「グレートル、余計な事を言うものじゃないよ」

「よほど、自信がある策があるようですね」
シャルルヴィルはいう
「もちろんだもの。まずはショッピングだ」

オポルトさんと共に行ったのは紳士服
「男前があがったね」
「レオポルトのセンスがいいんですよ」

「違うだろ、ルトア」
オポルトがいうと、シャルルヴィルは頭を下げる
「失礼しました、お義父さん」
「それでいいのさ。婿殿。ミスターローガンは用心深い要人だ。おじさんと少年の二人組だなんて、怪しくてアポもとれないよ」

「それで、旅の商人に扮すると」
「商人の父親と働く娘夫婦。そして、忠実なる御者と護衛」

ナポレオンが馬に乗るのか…(笑)
ああ、あの絵画と同じ


「おかげで、一芝居うつメンツが揃ったよ
 まぁ、ナポレオン君に目をつけられてしまった君に災難だったかもしれんがね」
オポルトさんはいう
「いえ、いい気分転換になりますよ」

すると、マルガリータが服に着替えて、出てくる
「どう? 似合う」

「おぉ、とってもきれいだ。お嫁になんて行かないで、パパと暮らそう」
「もーパパってば! マジきもい」
容赦ない一言(笑)

「あなたの感想は? ダーリン」
今度はシャルルに感想を求める
「とても似合ってるよ。ハニー」
「いやぁ、ダーリンも素敵」

「君に出会えた運命に感謝するよ」
「まぁ、嬉しい」

「そろそろ行きましょうか、お義父さん」
シャルルヴィルはいう
「君にお義父さんと言われる筋合いはない」
「え」

(笑)なんか笑った。一応、マルガリータって男だよね?女っぽいけど

シャルルヴィルとレオポルトマルガリータの買い物に付き合わせる
大量の買い物に苦笑するレオポルト

その中で、ローガンに持っている古銃を買うのではなく、古銃を売る策だという事が発覚する
「コレクターはコネクションを一か所に集めているんだ。この私自身が古銃の元へ導いてくれるはずだ」
「任務の為に自分を差し出すんですか?」

「仲間の為、ならばね」
オポルトは答える
「それならいっそ、力ずくで奪ったらどうですか。
 世界帝軍と組んでいる相手なら、遠慮なんかいらないでしょう」

「その手もあるね。しかしそれでは、罪もない者を巻き込んでしまうかもしれない。
 それは少しばかり、気高くないね」
「そう、ですね……」

マルガリータの買い物の後、宿に戻った一行。
オポルトは腰をマルガリータにマッサージさせていた。

不満そうなマルガリータはお風呂上がりのナポレオンに腰を強くアタックするように言い、
マッサージから離れた
(笑)完全に強すぎる予感

シャルルヴィルはバルコニーで一人たたずんでいたが、マルガリータがやってくる
「あーあ、シャルくん! ねぇねぇきいてよ。
 おじさんってば、老眼だから新聞読ませたりするんだよ。モー最悪―」
楽しそうに言う
「そういう割には楽しそうに見えるけど」

「まぁ、任務は楽しくが俺の信条だからね」
「君は楽しんでるの?」

「当然! どうせやるなら、楽しまなきゃもったいないじゃん」
マルガリータはいう
「そうだね。そのくらいのほうがいいかも」

「楽しみながら、絶対助ける」
「え?」

「俺の持ち主だったマルガリータといってさ、外国から嫁いできたんだけど、ずっと宮殿から出られずに21歳で死んじゃったんだ。だから俺、どこで自由になれない古銃がいたら、絶対助けるんだ。そして、一緒に生きることを楽しみたい」

「でなきゃ、貴銃士になったかいがないじゃん?」
マルガリータはいう
「そうか……」

余は飽きた…というナポレオンの声とキセルの声が聞こえる
「なんか楽しそうー何してんのー?」
マルガリータが話に加わっていく

再び一人になったシャルルヴィルは
「……君も同じじゃん」
そうつぶやく

豪商ローガンに会う当日―
「旅の証人ときいたが……」
「クラウスと申します。これは娘の…」

「エレディカですわ」
声が高く自己紹介
「そして、娘婿のルトアでございます」

「豪商として名をはせるミスターローガンに会えて光栄です」
シャルルヴィルはいう
「実はミスターローガン」

「商談の前に一つ質問させてもらおう」
ローガンがいう
「何でしょう?」

「君たちがこの部屋から一つ持ち出すとして、
 何を選ぶ?」

「(なるほどね。
 我々が商売相手として、相応しいか、値踏みしようと)」

「(とはいえ、流石は豪商)」
「(どれも高そうなものばかり、選べないよー)」
ナポレオン以外の3人が思う

数秒の沈黙が流れる
突然、護衛役であるはずのナポレオンが動き出し、お菓子が乗っていた皿ごと手に取り、お菓子を食べだした
「ふむ。うむ、やはりだ」

「「「(そ!?)」」」
動揺を隠せない3人。その視線に気づいたナポレオン
「ん? あぁ、分かっているとも、ひとつどうだね」
何故か、ローガンにお菓子を渡した
いや、何故に(笑)

「君の名は?」
ローガンに問いかけられる
「私か? 私は皇帝ナポ……」

名前を言う前にシャルルヴィルが口をふさぎ
ナポリタンです。ミスターローガン」
「すばらしい!」
「え?」

「部屋に入ってきてから、それに目をつけていたな。ナポリタン君」
嬉しそうにローガンはいう
「当たり前だ。これほどの一品、見過ごすわけなかろう」

「ほほほ、分かってくれるか! その美しさ。
 ミスタークラウス、すばらしい護衛をお持ちですな」
「え」

「これ程のものを傍に置くあなたとなら、いい商売が出来そうだ」
ローガンの言葉に
「「(気に入られた!?)」」

マルガリータはぷっと笑っていた
「(すーごい。さすが、皇帝ナポレオン)」

「こちらが見て頂きたい品でございます」
見せたのはレオポルト自身の銃

「さて、何を見せてもらえるのかな?……!?」
それは美術品としても名高い古銃
「古びた銃でも所有は重罪。知らんわけでもないだろう? ミスタークラウス」

「ご入り用と伺いまして」
オポルトはいう
「何のことだ」

「商人として、商談相手の裏をとるのは当然の事。
 我々にも、独自のコネクションがあるということです。貴方の巨大なコネクションには及びませんが」

「こちらはお近づきの印となります」
「どういう意味かね?」

「投資ですよ。
 ただが古銃一丁で貴方の信頼を得られるのならば、安いものです」
オポルトはいう
「この程度のものであっても、君なら容易に手にいられると?」
「それはこれからのお付き合い次第」

その答えに笑みを浮かべるローガン
「いいだろう。良き取引を期待したいな」
「ではお納めください」

「おぉ……なんと美しい。これはまさしく、名工ヨハン・ミハエル・マーハーによるもの。
 そして、この装飾が意味するのは」

「えぇ、ハプスブルク家を再興した
 名君・レオポルト一世の為にあつらえられたものです」
オポルトはいう
バロック大帝と呼ばれた」

「この溢れる気品はそのためか!」
「ペンとなきその手に銃をとり、祖国の為に戦った気高き覚悟」

「うん、皮肉な組み合わせが美しさを引き立てる」
ローガンとレオポルトのやり取りに不満を持つもの一人
「まさしく」「名銃」

「何を言う! レオポルト一世より皇帝ナポレオンの方が偉大であり、
 ナポレオンの銃の方が強く美しく素晴らしいに決まっているだろう」
ナポレオンさん、今言うタイミングじゃない(笑)

思わず、心の中で悲鳴を上げる二人
ナポリタン君、君は皇帝ナポレオンの銃を見た事が?」
ローガンがいう
「見るどころか、持っている。ほかの古銃もだ」
それ言っちゃダメ―!

「「(もうやめてー)」」
「(俺も巻き込まれた!)」
(笑)もう、ナポレオンに振り回されてる

その後、宿に戻った一行
「すまない。君まで取引の材料になってしまった」
頭を下げて、謝るレオポルト
「レオポルトさんのせいじゃないですよ。あれはナポレオンさんがやらかしたことですから」

「しかし……」

”「別宅でのパーティーですか?」
ローガンが行うパーティーに誘われたのだ
「今夜、顧客を招いて、そこに保管しているコレクションの鑑賞をする。君たちも顔を売るのにいい機会だろう」

「……なるほど。お気遣い感謝します。
 喜んでお受けします」

「これは返すとしよう」
オポルトの銃を返すと言い出す
「ミスターローガン」

「古銃一丁で信頼を得られるのなら、安いのだろう? 
 所持する残りの古銃と一緒に買わせていただくよ」
ローガンに言われてしまった”

「ナポレオン君のお陰で信頼を得られた」
オポルトはいう
「そこまで考えてないと思いますよ」

「それでも、根底にはレジスタンスのため、人々の為に世界帝を倒すという意思があるはず。
 それが、この結果につながったのかもね」
「……違うでしょ」
ぼそっとシャルルはつぶやく

「ほらほら、見て見て! パーティードレス! 
 スカートこんなおっきい!」
嬉しそうなマルガリータ
「そろそろ時間だよ」

馬車に乗って、別宅へと向かうマルガリータ一行
「こんな森の深くに別宅があったんだ……。
 キセルが見つけられないのも仕方ないね」
マルガリータはいう

「ここから先、我々は丸腰。君だけが頼りだ。頼んだよ」
オポルトはいう

キセルはサングラスをかける
「あぁ、任せな!」

ローガンの別宅到着
「よく来てくれた、ミスタークラウス」
ローガンは出迎えてくれる
「この度はお招き預かり、感謝します」

オポルトが視線を上げると、世界帝の兵士がいた
「あぁ、警護に借り受けている。金さえあれば、この程度はな」
ローガンは説明する
「あはっ、なるほど。これは痛快ですな」

「ルトア、ナポリタン。お約束の品です」
4丁の銃が入ってるカバン
「おぉ、これが全て古銃。代金はパーティーが終わるまでには用意しよう。
 では存分に楽しんでくれ」

パーティーにてー
「ではあなたがミスターローガンの」
「はい、クラウスと申します。 
 ご入り用がありましたら、いつでもお呼びください」
顧客たちと会話をするレオポルト

一方、娘夫婦役の二人は顧客たちに囲まれていた
「まぁ、とても愛らしい奥方だこと」
「えぇ、自慢の妻です」

「夫婦そろって、
 ミスタークラウスの仕事を手伝っているとか?」
「はい。夫が何かと支えてくれますわ」
マルガリータは答える

ナポレオンは展示されている古美術品を鑑賞していた
すると、ワインを差し出される
「ご一緒にどうかしら? 素敵な護衛さん」

いったん落ち着いた様子のシャルル
「ひと休みかね? 私もしゃべりつかれたよ」
「質問攻めで圧倒されました」
「ははっ」

「ナポレオンさんは絶好調だけどね」
こそっとマルガリータはいう

「ははっ、おかわりだ!」
ワインをたくさんお代わりしている姿が
「まぁ素敵な飲みっぷり! 頼もしいわ」

「手近に銃が無いのに気にならないんですかね」
シャルルはいう
「帰るまでの辛抱だよ」

「あぁ、今頃、きっとキセル君が」
オポルトはいう

オポルトの予想通り、キセルは保管場所に到着
「迎えに来たぜ、新入りさんよ」


パーティーが終わり、
オポルト一行はローガンに代金をもらうため、残っていた。
「お招きいただき、ありがとうございました、ミスターローガン。
 実に有意義な時間でした」
「それはよかった。では約束通り、古銃の代金を受け取ってもらうとしよう」

ローガンが言った瞬間、レオポルトたちに銃を向ける護衛達
「これはどういうことですかな?」
オポルトは問いかける

「君も言っただろう? 商談相手の裏をとるのは証人として突然だと。
 君たちのシンパが何もかも教えてくれたよ」
あぁ、なるほど。あの馬車を手配したやつが喋ったのか
レジスタンスの諸君?」

「ミスターローガン、彼には馬と馬車を返さねばならんのだ。
 今、どこに?」
ナポレオンはいう
酔ってらっしゃったのに、頭がちゃんと働いてるんだな

「ここに滞在しているよ、ナポリタン君。
 明日、収容所に旅立つそうだ」

「……なるほど。
 聞こえたか、キセル!」
ナポレオンはいう

「あぁ! おうよ、隊長!
 あのおやっさんは俺に任せときな!」
キセルは言い切って、ナポリタンたちの銃を投げてくれる
キセルさん、かっこいい

キセル、ナイスタイミング!」
元の服へと着替える一行

「そんな古銃何ができる!」
そう言いながら、護衛の後ろに下がるローガン

「ならば、見せてやろう。絶対高貴!」
ナポレオンの絶対高貴!

そして、マルガリータとレオポルトの絶対高貴!
「俺はちょっとおこだよ!」
「やれやれ、若いものは動きに無駄が多い」

「はーははは! 
 見よ!皇帝ナポレオンの奇跡を!」
3人が絶対高貴になる中、まだなれないシャルルヴィルは
「……俺、必要ないじゃん」


部屋から逃げるローガンを発見するシャルルヴィル
「放っても置けないか」
後を追いかける

「えっと……大人しくしてくれたら、何もしませんから」
そっと声をかけるシャルル
「頼む! 金ならいくらでもやる。命だけは……」
シャルルの声を聞いておらず、命乞いをするローガン。
「だから、何もしないって」

「助けてくれ! 死にたくない……!」
そういう姿に自分の姿が重なってしまう
「(違う……俺は)」

持っていた銃を取り出して、ローガンはシャルルに向かって、
弾丸を放った

思わず、目をつむったシャルルが目を開けると、キセルの姿があった
「けがはねぇか、シャルルヴィル」
キセルさん……どうして?」

「決まってんじゃねぇか。
 仲間の為に体張ってこその任侠よ」
キセルは答える

「行くぜ! 絶対高貴」
キセルさんの絶対高貴か

場面が変わり、任務の帰り道ー
シャルルヴィルは船のバルコニーで一人たたずんでいた
「ここにいたか、シャルル」

「確保した古銃だがな。ハプスブルク家にゆかりのある銃があったらしい。
 いや、こんな偶然もあるのだがな」
ナポレオンのはいう

あの銃は”カール”だ!
カール大帝の銃だ

キセルの傷も、大したことはなかった。
 やはり余のミッションにインポッシブルの文字はなかったな」
ナポレオンはいう

「……何なんだよ」
「ん?」
シャルルは手に力を入れる
「あんたたちは何なんだよ」

「シャルル……?」

「どうして平気で自分を差し出せる?
 どうして平気で命を張れる?……どうして?」

「俺達の全てはマスターの為にあるんじゃないのかよ! なのに、何でマスター以外の為にキセルも、レオポルトも、マルガリータも、ナポレオン、あんたも!
 それにブラウンベスも!」

「それが気高さって言うのならおれは貴銃士でなくていい! 
 俺は……マスターが一番だから。マスターさえいればいいんだ。ほんとは世界帝も、レジスタンスも、どこかで泣いている顔の知らない連中も心底どうだっていいんだよ!」

「俺は何があっても、自分の為に、マスターの為に生き続ける! 
 そうさ、どれだけ醜くく汚くても、その邪魔になるようなら、あんたらだって撃てる!」
シャルルがそう言うと

「なんだ、そんなことか」
ナポレオンはいう
「え?」

「マスターの為に引き金を引けるのなら、それで十分ではないか。
 お前は誰よりも貴銃士だということだ、シャルルヴィル」

そんなナポレオンの言葉にホッとしたのか、床に崩れ落ちるシャルル
ぽんっと自分の帽子をかけてやる

確かにシャルルが初めて、絶対高貴になれる瞬間は敵から退路する最中、逃げ道だった道に敵が現れ、マスターを自分の背中に隠すしかない絶体絶命の時、だったね。
シャスポーの次にかなりのキャンディをつぎ込んだからなぁ、シャルルヴィルの絶対高貴解放

しかし、カールを貴銃士にするにはマスターに頑張ってもらうしかないのでは?
体調を崩してるって最初に言っていたけれど、ゲームとは違ってマスター出てこないのだろうか?

ここまで読んでくれてありがとうございました!
前回へ
konohana19.hatenablog.com
関連記事
konohana19.hatenablog.com
konohana19.hatenablog.com
konohana19.hatenablog.com
konohana19.hatenablog.com
konohana19.hatenablog.com