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突然現れた”皇すなお”という少女、彼女の目的はかずやの代わりに”すそはらい”になるべく、決闘を申し込むことだった!第10話「はだかふとん」 感想 つぐもも

此花(このはな)です

今回はつぐもも、の第10話「はだかふとん」の感想を書いていきたいと思います

第10話「はだかふとん」
あらすじ
突如学校に現れた少女「皇(すめらぎ)すなお」が、有無をいわさずかずやに襲いかかる。

応戦した桐葉を退け、かずやを打ち伏せた彼女の目的は、かずやの代わりに『すそはらい』になるべく、その役目をかけた決闘を申し込むことだった。
受けて立たんと意気込む桐葉だが、かずやは意気消沈してしまい……。

公式より
十本目 : TVアニメ「つぐもも」公式サイト

題名のはだかふとんって何だろう…と思ってたら、内容を見てあぁなる程と納得
皇すなおとの話もあるけど、かずやの母親の話もあり、色々とわかる回でした

さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は前回の後日談、ななこさんのすそがえしが判明する。
”声”が出せなくなることだった
昨日まで全くすそがえしが出なかったのに、かずや達はショックを受ける

自責の念に囚われるかずやに”そうじゃ、全てななこが悪い”と桐葉は言う
確か、反省しないとすそがえしは治らないというからな

帰ろうと下駄箱までくると、誰かに一発殴られる

赤い髪の少女は続けて、かずやに攻撃を仕掛ける

桐葉が応戦するが、退けられてしまう
「情けない。あんたそれでもすそはらいなの?」
「(かずやに触れるな、あばずれが。
 うつせみさえ出せれば…)」

「おびづり!」
出せなかったうつせみが少女へと向かうが、刀を備えた一人の少年に防がれてしまう

「手を出すなといったでしょう。こてつ」
赤い少女は言う
その言葉にビクリと肩を震わせ
「す、す、すいません。あちらが出るはずのない、うつせみを出してきたので……」

「うるさい。道具が口答えしないで」
その言葉に涙をためる虎徹と呼ばれる少年
「もう戻りなさい」
「は、はい!」

「刀のつぐもも!」
驚く桐葉とかずや
名を問うと、少女は淡々と答えた

「名は皇すなお。すそはらいだ。理由はあんたたちの腕試し!
 加賀見かずや!」
「はい!」

「すそはらいなのに、自分の身も守れないの? 
 あんたはかなか様の跡目にふさわしくない!」
「かなか様……?」

「とぼけるつもり? かなか様の息子がこんな奴だなんて」
すなおがいうが、かずやは
「……かなか、母さん……あれ」
母さんとの記憶がない為、思いだそうとしても思いだせない

桐葉もすなおの事を思い出したようで…
すなおは土地神・くくりの元へ行くという

だが、くくりの居場所はかずやの家で
「くくりひめのおおかみ、こうじん!」
仮面をかぶったくくりが現れる
「(こうじん……)」
降臨じゃなくて?

「じゃねぇよ!」
桐葉はくくりを締めにかかる
「ご、ご祭神に何を!?」
青ざめるすなおと虎徹

「(どういう事…かなか様の帯にあんな奴が…)」
前回のあまそぎ退治を見ていたすなおと虎徹

上岡に来たすなおとこてつは土地神・くくりからとんでもない事実を聞かされる
かなかが死んだこと。そして、その後継としてかずやが選ばれた事
かずやのすそはらいの力を試す為、あんな襲撃の仕方したのか…(笑)

くくりがこれまでのかずやの活躍を教えたらしい。
うつせみが出せなくなっていたのを知っていたのはくくりのせいか!

「加賀見かずや!お前に決闘を申し込む!」
すなおの言葉に驚く桐葉とかずや

すなおがここまで上岡とかなかにこだわる理由は過去にあった
小さい頃、最愛の兄が死んだ
「兄様の仇、私が滅ぼしたいのです! 強力な付喪神を貸してください!」
土地神にそう頼む
「腕の一本やなくなっても、例え死んでも構いません!」

そう言う幼いすなおに
「思い上がんな、小娘!お前はつぐももの所有者じゃねぇ!
 それどころか、お前はすそはらいじゃねぇ!すおうが撃てなかった敵に、どうしてお前がかなうんだよ…」

「いいか、すおうはいつも言ってただろうが、すなおには普通に育ち、普通に幸せをつかんでほしいってな。すおうはその為にすそはらいという重責を担った。
 ならば、すおうの命落とした願いだ。組んでやれ、すなお」

「あいつへの最上のたむけだ」
土地神は言うが、すなおはすでにいなく…。

場面が変わり、蔵の中―
すおうを失ったつぐもも・虎徹が泣いていた
「すおう様……僕の力が足りないばかりで…」

「おい!」
幼いすなおは泣いている虎徹をぶん殴る
何で殴るんだ(笑)

「何するんですかぁ……」
「いつまでメソメソするな!役立たず!
 私がお前を使ってやる」

そう、すなおは言うのだった

「(いつも兄様が言ってた、虎徹は頼りになるって。でも、兄様は死んでしまった。虎徹が弱かったからだ。兄様が負けたのは道具が完璧じゃなかったからだ。でも、喜びなさい。そんなアンタを使ってやる。)」

「(お前みたいなへぼ使って、仇をとってやる!)」

「いないじゃない。
 本当にこのへんなんでしょうね?」
仇を捜しに出たすなおとこてつ

「すみません。確かにこのあたりだったんですが…」
虎徹は言う
「逃げたの?この先」

「この先は上岡です。
 もし、あれが上岡に抜けたならあちらのすそはらいが…」

「退治しちゃうって事!?そんなの許せない!」
幼いすなおは言う
「えぇ…でも…」

感じます、あの時同じ気配が……と虎徹は言い、幼いすなおをその場所へと連れて行く
「(この先に仇が……兄様の無念、今はらしてみせます!)」
森を抜けると、そこには

「螺旋つづり!」
その化け物を倒すかなか姿があった

桐葉は血まみれになってしまい…
「えぇ!? 血まみれじゃ!もっとうまく倒せたろうが!!」
怒っていた
「めんごめんご。久々の強者に熱くなっちゃった…」

「かたき……死んでる……」
呆然とする幼いすなお
(殺された……兄様の仇……わたしが撃たなきゃいけなかったのに…)

すなおは刀を持ってツッコんでいく
だが、子供と大人の差、転ばせられてしまう

「さて、よければ訳を話してくれるかな?」
そう、かなかさんはいう

訳を話すと、
「お前のようなど素人がかなう相手か。のう?かなか」
桐葉さんがそう言うが、かなかは号泣していた
「可哀想……可哀想だよ、君」

「お前は……お前は……私の兄様の仇を倒した。
 だから、今日からお前が兄様の仇だ!!」
え…?

「いや、ちょっと待て。
 仇を討ってもらった場合、それは恩人じゃないのか…?」
桐葉は言う
「違う!仇だ!」

「どういう理屈じゃ、それは」
「だって、だって!仇がいないと、仇はうてない!
 じゃないと、兄様の無念を晴らせない!だから、仇だ。お前を倒す!」

「よろしい。私はあなたの仇よ」
そう、言ったかなか
「……はい!」”

「それから、何でもかなか様に挑戦したけど、手も足も出なかった。
 基礎から叩き直す為、すそはらいの養成所、つづら殿で修行し、今に至る」
すなおは言った

「なのに、再び上岡を訪れると、かなか様の姿なく、未熟な帯使いがいた。
 かなか様は仇だ。だが、尊敬する師でもある。でも、その後釜にふさわしくない! お前を倒して、私がかなか様の後を継ぐ」

「調子にのりおって、イノシシ娘が!!」
そう怒る桐葉
「道具は黙ってて」

「加賀見かずや、受けてもらうわよ、この勝負」
すなおはいう
「いいじゃろうとも!なぁ、かずや」

だが、かずやは浮かない表情で。
次の日、特訓に誘う桐葉だが、かずやは布団から出ようとしなかった
「やだ」
「なんでじゃ」
「なんでも」

「小娘にああまで言われて悔しくないのか、愚か者が!」
布団にくるまったかずやを蹴るが、何の反応をしない
「……理由を言ってみろ」

「だって、ただたかさんが髪の毛生えなくなっちゃったり、奈中井さんが喋れなくなっちゃったり、全部僕がすそを集めちゃうせいでしょ。僕が外に出たら、またそんな事が起きちゃう」

「僕がいない方なんて、いいんじゃないか。
 だからでも」
「学校は?」
「行かない」

「飯は?」
「ねーちゃんが持ってきてくれる」

「すそはらいは?」
「もういい」

「もういい……自分がすそを集めてしまうからと、
 自分がやらねばならんといったのはお前ではないか」

「皇さんが代わりにやりたい
 って言うのならやってもらうよ」
「それでお前は、ここに閉じこもって生きていたいと?」

「そうだよ。
 それでみんなが幸せなら、それでいいよ」
すると、桐葉はかずやの布団へもぐりこむ

「お前も脱げ!」
桐葉に言われ、ポカンとする
衣服を脱がされてしまい、桐葉はかずやにぎゅっと抱きつく
「桐葉さん……何で裸意味わかんないよ」

「わかるわ。
 こうしていると、安心するじゃろが」
桐葉は言う

「いいのか、かずや、そんな解決方法で。他人に迷惑をかけたくないから、そうするのか。本当は逃げ出したいだけじゃないのか?」
「違う」

「もっと恐ろしいあまそぎと戦うかもしれない。いまだにすそがえしで傷つく誰かを目の当たりにするかもしれない。そこから逃げ出したいのじゃ」

「違うよ、僕がいると、誰かが嫌な思いをするんだ。
桐葉さんだって、本当は迷惑だって思ってるんじゃないの?」
かずやの言葉に目を開く

「この、愚か者が!」
そう、怒る桐葉
「わしがいつ、お前の事を迷惑だなと口にしたか!
 いいか、お前が例え、天地寺院をあたりかまわず猛毒をまき散らす種だったとしても、わしだけお前の味方じゃ!」

「皆に迷惑?かけてやれ! 
 お前がある為に必要とあらば、いくらでもかけまくってやれ!わしが許す!」

「もしもお前の心が痛むなら、わしが癒してやる。
 それでも晴れない痛みなら、すそはらいで止めて見せろ!」
「わしはいつだってお前に協力してやる!」

「桐葉さん……」
「人も妖も神もさえも、誰かに頼り頼られ生きておる。
 このわしもお前という所有者がいなければ、姿を保てんのじゃ」

「のう、かずや。お前だけがその理から身を引く必要はない。
 自分なんていない方が良いなどと、思うな」
「わしは……その、その……お前がいないと寂しいぞ」
桐葉がデレた(笑)

「うん、ぼく頑張ってみるよ。すそはらい」
桐葉の言葉にかずやは言う

すると、桐葉の姿が幼児の姿から大きくなった
なんでも、うつせみを出せるようになったのがその兆候だったらしい
「さて、かずや覚えておるか?すなおを言ったことを」

すなおは自分の手の内を明かしてくれたのだ。
かなか様の技を何度も見てきたため、公平にするためだという
「1週間待つ。せいぜい策を練ればいい」

公平にしたうえで決闘をしたいというすなおの気持ちが働いているのかなぁ
決闘のお話は次回

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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