此花のアニメ&漫画タイム

今の所、カゲロウプロジェクト・斉木楠雄のΨ難・D.Gray-man HALLOW・ヘタリア world starsの情報や感想などを上げています

楠雄の兄・空助から両親に一本電話が入る。以前修理した楠雄の制御装置に不具合があったらしく…?第2X「体験Ψエンスフィクション1他」2~5話感想 斉木楠雄のΨ難

此花(このはな)です

今回は斉木楠雄のΨ難の第2X「体験Ψエンスフィクション1他」の感想を書いていきたいと思います

第2X(第1話)「体験Ψエンスフィクション1」
あらすじ
11月22日は楠雄の両親・國春と久留美の結婚記念日。万年新婚気分のラブラブ夫婦から馴れ初めを聞かされそうになった楠雄は、多感なお年頃に聞かせる話ではないだろうと早々に退散。

すると、楠雄の兄・空助から両親の元に1本の電話が入る。以前修理した楠雄の制御装置(頭のアレ)のパーツに不具合があったらしい。翌朝、何も知らない楠雄が目を覚ますとそこは青空の下! 街にはなぜか太い眉毛の人々があふれていて……!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

無意識にタイムスリップしたら、まさかの出会った日になるっていうね。未来の空助はそんなに変わってなかった(笑)楠雄の驚く顔は珍しい。

最後の話が照橋さんを巻き込んだために、海藤のは良いとして、燃堂の選んだ服は…(笑)楠雄が変えてほんとよかった。結局、楠雄が選んだ服を照橋さんが着ることになったけど。照橋さんが気づいてないからいいよね

さて、本編の感想へ行きましょうか!
「楠雄くん! 明日が何の日か知っているかね」
父・國春がいう
「(今年もか。あれだろ、あんたらの結婚記)」

「せーの」
「(言わせろ)」

「僕らの結婚記念日でーす!」
「私たちが初めてであったのがこの日なのよ」
二人が言う
「(知ってる)」

「私たちが結婚して、18年。出会って20年よ」
母・久留美はいう
「(はい、おめでとうさん。
 さてと…)」

「おい、ちょっと待て楠雄!
 パパとママの馴れ初めの話、聞きたくないかい?」

父・國春はいう
「(ない。
 というか、うんざりだ)」

「何!? 
 あの日がなければ、お前はここにいないんだぞ」
父・國春はいう
「(じゃあ僕は寝るからな)」

「あ~昔は聞いてくれたのにな。
 昔か、あれは20年前の事だったよね。君と出会った」
「(おい。なに回想に入ってるんだ、おい!)」
楠雄が止めに入る

「え、あぁ~ついつい」
「(そんなに言いたいなら、壁に向かって話してろ)」
楠雄はいう

「(壁…。
 そう、私たちの結婚にはたくさんの壁があったわね)」
母・久留美まで回想始めようとする
「(隙あれば、回想に入ろうとするの、やめろ)」

「(20年前の事)」
(もう勝手にしろ)
楠雄は思う

「(1994年、11月22日。その時僕は19歳。
 頭よく運動もできた僕はひときわ目立つ存在だった)」

嘘くさいぞ、それ

「(この辺は毎回、嘘くさいと思う)」
楠雄がつっこむ

”「やぁ、國春」”
「そして、キムタクとも友達だった」
父・國春の言葉

「(その辺は絶対、嘘だろ)」
楠雄は思う
「だが、僕はそんな生活に退屈していた」

”「また今度な」
そう言う、若い父・國春
「ちょ、待てよ」
(笑)さらりと入れてくんな”

「そんな時だった」
父・國春はいう

”「いいじゃねぇかよ」
「やめてください」”

「目の前で女の子がチンピラに絡まれていたんだ。
 僕はそのチンピラをワンパンでやっつけ。女の子を救った」

”「大丈夫かい、小猫ちゃん」
言い方がすごい嘘くさい
「ありがとうございます」”

「そこには天使がいた。
 初めて見た瞬間、僕はこの人と結婚すると直感的にそう思ったんだ」
父・國春は言う

「私もそう思ったわ。
 同時に人の顔をじっと見て、気持ち悪いと思ったわ」
(笑)さらりとすごいこと言った

「それ、初耳なんだけど!」
父・國春はいう
あー(笑)

「まぁ、それがママだな。たまたま修学旅行でこっちに来ていて……」
そう説明する父・國春
「ねぇパパ、くーちゃん、もう行っちゃったわよ」
途中でいなくなったしね(笑)

「まだ第一章なのに…」
あれで第一章なの!?えぇー

「それよりパパ、乾杯しましょう。0時過ぎたわよ、貴方」
ワイングラスを持って、言う母・久留美
「ふっ、そうだな」

その瞬間、テレビがついた

「二人とも、おめでとう」
あ…

「3人目は止めといたほうがいいんじゃないかな。
 僕と楠雄の次……」
「うるさいよ。
 それより空助、どうしたんだよ、久しぶりじゃないか」

「結婚記念日のお祝い?」
「全然違うよ。楠雄に用があるんだ」
空助は否定する

「あいつは寝たけど、何?どうかした」
父・國春はいう
「ほら、楠雄の制御装置を治したじゃない。
 あの時使用した部品に不具合があったみたいなんだよ」

「いつも通りだったぞ?」
「ならいいんだけど」

「それより今日は結婚記念日なんだぞ。出会ってなんと…」
父・國春はいうと
「あぁ、電波の調子が…」
「逃げるなよ、おい!」
(笑)兄弟そろって、何回も聞かされている話なんだろうな…

次の朝ー
「(ん? 空。ここは僕の部屋だよな)」

「(9秒だけ待って)」
目が点になった楠雄
自分の部屋以外どこかへ消えた(笑)

「(まず、ここはどこだ。部屋、外、木の上だ。僕は寝ている間に部屋ごとテレポートしてしまった可能性が高い。周りに人の気配がない。
 よって、僕がとるべき最善の方法は家に元に戻す事)」

「(だがその前に家の周りを確認だ。僕の家がないぞ。あのあたりのはずだが…。
 なんだ…?僕の住んでいる街と似ているが、ところどころ違うぞ。
 直接行ってみよう)」

楠雄が街を歩いていると、
「ちくしょー!」
「じゃあ、サターン買えねぇじゃん。
 だんしょう、170円しかつかなかったんだろ?」

「(何を言ってるんだ?あいつら…)」
疑問に思う楠雄
ふと、辺りを見回すと見慣れない服装としている人々が街を歩いていた。

「(な、なんだ?)」

「いてーな」
「(燃堂!? 燃堂を見て安心する日が来るとは…)」
楠雄は思う

しかし、燃堂らしく人は楠雄を無視して、どこかへ行こうとする
「(いや、おかしいだろ! いつものお前なら)」
”「奇遇だな、相棒。ラーメン食い行こうぜ!」”

「(だろ?)」
楠雄の燃堂の印象、それか(笑)

「なんだおめぇ、何か用か?」
燃堂らしき人は言う
「(まさか僕を知らないのか)」

「用なら後にしてくれ。
 俺今から、マブい姉ちゃんナンパしに行くところだからよ」

「(そんな馬鹿な……)」
驚く楠雄
そこにいたのは若い頃の母・久留美

近くにいたサラリーマンの新聞を奪い取る楠雄
そこにあったのは20年前の新聞
「(ここはいつもの世界じゃない。過去だ)」

「あ、行っちまったぜ。くそー」
燃堂は言う
「(あれは、燃堂じゃなく燃堂の父親だったんだ。
 そうだ、20年前の11月22日といったら、父さんと母さんが出会った日じゃないか)」

「(やっぱり、父さん!)」
若い頃の父さんが歩いてくる所が見えた

しかし、若い頃の母と父は通り過ぎてしまった。
「(あ、あれ? 通り過ぎたぞ。たしかチンピラに絡まれたところを救ったと言っていたが、
 チンピラなんて、どこにも……)」
その時、楠雄は気づいた

「(お前(燃堂)かよ!)」
まじか(笑)面白い縁

”「あの日がなければ、お前はここにいないんだぞ」”
父・國春の言葉を思い出す
「おう、腹減ったからラーメン行こうぜ」

「(これはとんでもないことしてしまったんじゃ…)」
楠雄は思う

第2話「体験Ψエンスフィクション2」
あらすじ20年前の世界を訪れ、意図せず運命の歯車を狂わせて過去を大きく改変してしまった楠雄。このままでは未来で楠雄が生まれなくなってしまう!? 歴史を元に戻すために、その日にあったと言われている出来事を再現しようと奔走するが、國春から聞いていた話とはどうも違いがある。

次第に「地球が爆発した方がマシ」と思えるような未来が見えてきて、しびれを切らした楠雄がとった行動とは!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「(なんてことだ…。間違いなくここは黄金期…!じゃなくて、20年前の11月22日だ。
 僕は過去にタイムスリップしたのだ)」
過去のジャンプ読んでる(笑)

「おう? おめぇは何すんだ?おぉ?」
燃堂の父は言う
「(こいつは燃堂ではない。亡くなった燃堂の父親だ。
 だとしたら、僕はとんでもないことをしてしまったぞ)」

「(僕はさっき、出会うはずだった二人の運命を変えてしまったのだ。それも自分の両親の。
 本来なら、燃堂の父が母さんに絡んでいる所を父さんが助けて知り合うはずだった)」

「(だが、僕が燃堂父を呼び止めてしまったせいで、歯車が狂った。
 父さんと母さんが出会わないということはすなわち、僕がこの世に生まれないということだ)」
楠雄は思う
”僕も!”空助もね

「(まずい。
 二人をもう一度出会わせなければ、のんきに食ってる場合じゃない!)」

燃堂父を引っ張り、若い頃の父さんを追いかける

「(いた! 父さんだ。しばらく動きそうにないな…。
 ここに母さんを連れてこられれば…)」
楠雄は思う

「ほんとにここにさっきの可愛い子ちゃんいるんだろうな。
 つーか、聞きてぇんだけどよ。おめぇ何人だ?どこの世界から来たんだよ、お?」
燃堂父は言う
「(こいつ、僕が未来人だと……)」

「お前、さては外国人だな。ピンクの髪なんて日本人じゃねぇだろ」
燃堂父の指摘
「(そんなわけなかったか。
 そうか、この時代は僕がマインドコントロールする前なのか。だとしたら、髪の色も頭のコレも目立ってしまうな)」

「変な頭だな、えへへ」
燃堂父は言う
「(お前に言われたくない)」

楠雄はニット帽をかぶることにする
「(これで大丈夫だろう。
 来た!母さんだ)」

「おぉ! ちゃんねぇだ!」
チャンネー=ねーちゃん
「(ほら行ってこい。後はお前次第だ)」

「よっしゃ、行ってくるぜ!」
燃堂父は張り切っていく
「(どう、散るかお前次第だ)」

「ありがとうな、相棒」
燃堂父は言う
「(遺伝って怖いな…)」
怖いね…(笑)

「へいへい! そこのナオン」
ナオン=女
「(とにかくこれで、準備は整った。後は父さんが助けに行くだけだ)」

「行こうぜ!」
「困ります…」

カフェの中にいた父さんも気づいた様子
「私、修学旅行で来てるので…」
「(よし、気づいた!)」

「そんなもんサボちまえよ」
燃堂父はいう
いや、修学旅行はサボるとか無理じゃ…
「遅れると、帰れないし」

一方、若い頃の父さんは気づいたものの、メニューを見だす
「(行けよ)」
楠雄は突っ込む

「(おい! 何してるんだ、100円の星座占いやってる場合か。
 未来の奥さんに目の前で大凶だぞ!)」
動く様子がない若い頃の父

「(くっ、やはりそうか。
 胡散臭いと思っていたが、あいつ……話を盛ってやがったな)」
楠雄は思う

「(あのくそヘタレな父がチンピラをやっつけたのはおそらく偶然だったのだ。
 こんな感じだ)」
そんな偶然ってあるのか(笑)

「(キムタクと友達だなんて言うやつの言葉を信じた僕が馬鹿だった)」
楠雄が思っていると
「あ、木村!」

「(何?)」
「遅いじゃないか!」

「(まさか本当に…)」

「わりぃ、冬」
「(誰だ!?お前は)」
楠雄は思う

「(やれやれ、一体どうすれば……)」
楠雄は考える
「(というか、あっちの方も)」

「1時間だけ付き合ってくれよ」
燃堂父はいう
「(やばくないか?)」

「本当に、1時間だけですか?」
若い頃の母は言う
お、押されてる(笑)

「(今にもついていきそうなんですけど…母さんは人がいいから押しに弱いのだ。
 やばいぞ、このままいったら…)」
20年後ー

「楠雄ー!頼むぜー!遅刻しそうで、やべぇんだ。シュってやってくれや」
(笑)その妄想怖い

「だめよ、パパ。くーちゃんに頼っちゃ」
母・久留美はいう
「全く仕方ないなぁ」
楠雄も燃堂風になってる(笑)しかも、燃堂楠雄の災難って

「(2秒後に地球が爆発する方がましな未来だ。
 おい、早く何とかしろ!偶然はこっちで何とかするから!)」
楠雄は必死に訴える

「木村、外の女の子、助けてあげたほうがいいかな?」
若い頃の父さんが言い出す
「(そうだ、いいぞその調子だ)」

「うーん、やめとけやめとけ。女の方もまんざらでも」
「(邪魔をするな! 拓郎!)」
その瞬間、木村拓郎は机に突っ伏す
「おい!大丈夫か?」

「(やれやれ、悪いが、身体を乗っ取らせてもらった)」
楠雄が中に入った拓郎
「お前、顔が何か違くないか!?」

「(さて、行くか)」
「ちょ、おい!なんだよ!?えっ!?」
父を持ち上げ、外へ

「海行こうぜ、海!」
燃堂父はまだ誘っていた
「あの、本当に一時間で終わるんですか?」

「(狙いは燃堂父。
 その子の運命の相手はもう、決まってるんでな)」
父をぶん投げ、燃堂父にあてる楠雄

「きゃー!!」
「ごめんなさい」

「大丈夫ですか?」
「あぁ、僕は大丈……あっ!」
目と目が合う~みたいな感じか

「え?」
「いや、あの……お名前を聞いても?」
父・國春は言う
「斉木です…」

「(やれやれ、これで僕が生まれないと言うことはないだろう。
 苦労したぞ、全く)」
拓郎の姿で思う楠雄

元の姿に戻り、燃堂父とともに歩いていた
「いてぇー隕石でも降ってきたんか? きぃついたら女もいねぇしよ」
「(お前にもいい人が見つかるさ。ケツアゴのいい人がな)」

「まぁいいや。ラーメン食い行こうぜ」
燃堂父はいう
すると、楠雄はニット帽を脱ぎ、どこかへ行こうする
「んだよ、帰んのか? んじゃ、またな相棒!」

楠雄は家へと戻る
「(この家の時間を一日前に復元する。
 この家の一日前は20年後にあったのだから、家に捕まっていれば、僕も一緒に戻れるはずだ)」

「(ふんっ、感覚的にはここは20年後だ。これで一件落着…)」

「(ほえ?)」
全然元通りになってない(笑)

第3話「体験Ψエンスフィクション3」
あらすじ
20年後の世界に戻ることができたと安堵した楠雄だったが、過去の小さな変化が積み重なり、左脇腹町はヒャッハーな世界に変わり果てていた。これを元の世界に戻すには、楠雄が初めて過去にいった時間に戻る必要がある。

しかし丁度20年前には戻れても、あと1日が戻れない。どうしたものかと楠雄が考えていると、変わり果てた姿の鳥束が現れる。話を聞くと、この世界が荒廃した原因は一人の科学者にあるらしく……!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「(バタフライ効果。説明している時間はないので、おのおの調べて欲しい。
 つまり、両親の出会いをわずかに変えただけで、その変化はどんどん膨れ上がり、こんな時になるときもある)」
2014年11月22日~廃墟と化している街ー

「(いや、流石にこうはならない。
 一体、何があればこんなヒャッハーな世界になるんだ)」

「(駄目だ、さっきから何度やっても過去には飛べない。いや、飛べることは飛べるが、ちょうど20年前の同じ時間にしか飛べない。つまり、はじめて行った過去にはもう戻れないのだ。
 それでも戻って修正するべきだが、父さんと母さんは生きているのだろうか)」

「あれ、うっそー!何してんすか!」
「(この声は鳥束か)」

「(こんなヒャッハー知らん!)」
変わりすぎ(笑)
「俺っす! 鳥束っす!」

「(僕の知っている鳥束はこんなのじゃないぞ)」
「イメチェンっす。世紀末っすからね。
 乗るしかないこのビックウェーブに」

「(それ、違うモヒカンだろ)」
楠雄は突っ込む
「(まぁいい。こいつに話をきくとするか)」

「え?記憶喪失!? 
 あっ、俺のいう事なんでもきくっていう約束も覚えてないんすか」
鳥束はいう

「(それは絶対にしてない。
 くだらないこと言ってないで、この状況を説明しろ)」

「んじゃ、とりあえず、
 第三次世界大戦の後から説明しますね」
え!?最初から分からん

「(前から説明してくれ)」
楠雄は言う
「えぇーそれも覚えてないすか?」

「(起きたのか!?)」
「2年前かなぁ。ちょっと待ってくださいね」
何かを操作する鳥束

「(おっ、何だそのハイテクな奴は)」
「Kウォッチっすよ」
時計型の映し出す機械
「(ここ、未来じゃないよな)」

「これが第三次世界大戦のニュース記事っすよ」
ごめん、色んな写真が邪魔なんだけど
「(まず、エロ画像を閉じようか)」

「世界大戦は一人の発明家が原因で引き起こされたって言われてるんっすよ」
「(なるほど。過去に戻り、そいつを消せば…)」
楠雄は考えるが

「その張本人がドクター空助」
えぇ!?なんで

「(身内かよ。
 まさか、いくら兄貴でも戦争を引き起こすなんて)」
これまでの兄の言動を振り返る楠雄

”「世界は馬鹿であふれている」
「新世界の神がいて」
「人間は増えすぎたと思わないかい?」”

「(いや、あるな。完全にあるな、これ。
 やれやれ……両親のバタフライ効果をもろに食ったか)」
立ち上がる楠雄

「どこ行くんすか?」
「(その発明家に話をつけに行くんだ)」
楠雄は言う

「は? いやいや無理っしょ」
鳥束が否定したのだ
「(何故だ?)」

「あ、いや……ちょっと言いにくいんすけど…
 あんたもう、死んでんだよね」

えぇ!?この世界の楠雄死んでるの

「(は? 死……)」
「3年前だったかなぁー。初めて会った時から幽霊だったっすよ」
鳥束はいう

「(そうか……)」
「というわけで、普通の人はあんたの姿は見えないし。
 霊能力者の俺でも触ることもできないんすよ」
とんっと肩を触る鳥束

「(そういうことだったのか)」
鳥束に触られながら、楠雄は納得する
「あれ? 」

「(この世界は僕が居ない世界だ)」
楠雄はそう結論

「あぁ!?触れる!? あんた、生き返ったのか!」
いや、未来から来て、別の世界から来た。

「(ようやく腑に落ちた)」
触り続けた鳥束の股間をける楠雄
「(この世界の僕は死んでいたのだ。
 だから兄も世界大戦を止められなかったのか)」

「本当に生き返ったんすね」
嬉しそうな様子の鳥束
「(鳥束……)」

「もうあんたに女の子のパンティーの色を教えてもらうことが出来ないけど」
「(僕に何やらせてんだ、貴様!)」
楠雄は怒る
(笑)鳥束らしいっちゃらしいが

「(まぁいい。だいたい理解できた。
 またな、鳥束)」
楠雄は超能力を使って、空助の元へ
「あんた何者だよ…」

厳重な警備をすり抜け、空助の元へたどり着く楠雄
「(随分、大層な警備だな)」
楠雄の気配を感じたのか、銃をむける空助

「あっ、楠雄、か?」
空助はつぶやく
「(まったく、戦争を引き起こすなんて、いけないんだぞ)」
言い方(笑)楠雄の言い方

「アヒュー」
楠雄を見た途端、大泣きする空助
「(なんだこいつは…)」

「会えてうれしいよ! だけど、どうやって生き返ったんだい?」
空助はいう
「(その前に質問に答えろ)」

「もしかしたら、今と違う現在にいて、ひょんなことで過去にタイムスリップして、そこで歴史を少し変えてしまった。そして、現在に戻ったら、バタフライ効果が出てしまい、しかも自分が3年前に死んだ事を知り、僕の所に会いに来た、 
 と思ったけど、やっぱ違うよね」
寸分狂わずあってるじゃないか、怖いよ!

「(君、予言者か何かか)」
楠雄は思う
「やっぱり、そうだと思った!」

「(それで、なんで戦争なんて起こしたんだ?)」
楠雄は問いかける

「別に起こしたわけじゃないよ。僕の発明したものをめぐって勝手に起きただけだし。
 僕が戦争なんか起こすわけないじゃないか。だって僕、地球の事とか人類の事とか、何とも思っていないもん」

「戦わすなら、カブトムシ戦わせた方がまだ面白いよ、ハハッ!」
空助は言う
「(何かは思えよ)」

「(ところで、その発明したものってのは?)」
楠雄は言う
「ほら、あれさ。ただのタイムマシンだよ、楠雄がいないと暇でさ。
 生き返らそうと思ったんだ。でも、楠雄も戻ってきたし。もう必要ないよね。不燃ごみの日に捨てようっと」

「(それ、使えるのか?)」
楠雄は言う
「あぁ、ダメダメ。これ、たった一日しか戻れないから。
 あっ、あした不燃の日だ」
それが欲しかったんだ、楠雄は(笑)

場面が戻って、11月22日
「偶然、修学旅行でこっちに来ていて。僕ら運命的に…
 なぁ、楠雄? どうしたんだ?僕らの馴れ初めをこんな真剣に聞くなんて」
無事、戻って来れたのか楠雄

「(いいから、早く続きを話せ)」

「”それから斉木は兄のタイムマシンで一日前に戻ってから、20年前にタイムスリップ。
 そこで一切に何もせず、20年後の現在に帰ってきたのだった”」
大変でしたねぇ…それは

「(だが、本当に正しい現在に戻れたかどうかを確認しておかないと…)」
楠雄は思う

すると、テレビがついた
「二人とも、おめでとう」
空助が映った
「「くーくん!」空助!」
「久しぶり!」

「(やれやれ、認めたくないが、僕の完敗だな)」
楠雄は思う
「どうしたの? 過去からタイムスリップしてきたみたいな顔して」
(笑)当てすぎである

第4話「押忍!恋の果たし状」
あらすじ
元不良少年・窪谷須は悩まされていた。それは日々叩きつけられる果たし状の数々。真面目な窪谷須はその全てに応じていたため、暴力の世界からなかなか抜け出せずにいた。

ケンカ終わりに果たし状を整理していた窪谷須は、その中に紛れていた1通のファンシーな封筒を見つけてドキドキする。楠雄がそんな窪谷須を物陰から観察していると、なぜか窪谷須の恋愛相談を受けることになってしまい!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「はぁ~」
ため息をつく窪谷須
「お?」「どうした? ため息なんかついて」
燃堂と海藤はいう
「え、いや別に…なんでもねぇよ」

「さては終焉の時が目前に迫るこの世界の均衡と保つために
 自分が何をすべきかを自問しているのだな」
海藤は何言ってるのか分からない(笑)

「そんな高尚なものじゃねぇって」
窪谷須はいう
「ケツの穴に入ったビー玉が取れねぇのか?」

「そこまで低くねぇもねぇな。
 いやほんと、大したことじゃねぇんだ」
窪谷須はいう
「ならいいのだが…」

「心配かけて悪いな…」
窪谷須は謝る

窪谷須がやってきたのは校舎裏
「窪谷須亜蓮だな! 逃げねぇでよく来たじゃねぇか」
不良はいう

「勘弁してくれねぇかな。こういうの」
果たし状をもつ窪谷須
「おれはもう、不良をやめたんだ」

「冗談よせよ。関東最大のエスパー10代目の元総長、敵に回したら最後…骨も残らねぇ。
 そんなてめぇが不良辞めるなんて、あるわけねぇ!」
不良は言う

「そこまで知ってて、よくケンカ売ったな。まぁいいか
 その代わり、俺が勝ったらもう関わんねぇでくれよ」
カバンを地面を置き、窪谷須はいう

「おう、約束するぜ。こう見えて、筋を通す男だからよ。
 正々堂々タイマンと行こうじゃないか」
不良が言うが、後ろに控えてる不良もいる

「へー自信あるみてぇだな。正々堂々、タイマンはって」
後ろから窪谷須を襲そうとした奴をぶっ飛ばす
「あ?!」

「よそ見すんな、こら!」
ぼこぼこにする窪谷須だった


「(またやっちまった、くそっ。才虎の件で元ヤンがバレちまったみてぇだな。
 せっかく不良をやめたっつうのにこれじゃ、昔と変わんねぇじゃねぇか)」
はぁ~とため息を吐く窪谷須

「(やはり、悩みの種はこれか。
 まぁ、暴力に暴力で対抗していたら、その連鎖から抜けられまい。他の手段か、もしくもっと圧倒的な力がなければ…)」
こっそりのぞいていた楠雄は思う

「(今日もこんなに、果たし状がきてやがる。
 くそっ、いつまで戦えばいいんだ)」
窪谷須は思う

「(まず、無視しろ)」
楠雄は突っ込む

すると、果たし状の中でやけに見た目に反するものを発見する
「なんだこれ? ガキみてぇな封筒だな……。えー窪谷須くんへ……!? くんかよ。好きです……あ? 付き合ってください。けっ、上等だよ!死ぬまで付き合ってやる」
あることに気づく窪谷須

「(こ、こりゃ!)」

「(恋文ってやつじゃねぇかぁ!!)」
動揺する窪谷須
「(ピキってる。ドキってる)」

その瞬間、後ろを振り向く窪谷須
「誰だ、おらぁ!!」
えぇ、気づかれた(笑)
「斉木…」

「(おいおい、完全に気配消してたはずだぞ。野生かよ)」
楠雄は思う

話を聞く羽目になる楠雄
「”窪谷須君へ♡ 
 突然のお手紙ごめんなさい。どうしても窪谷須君に伝えたい事があります。窪谷須君の事が好きです♡もしよかったら、私と付き合ってください”」

「(今日の18時、わんぱく公園でお返事をきかせてください くみ子。か)」
「どう思う?」
窪谷須はいう

「(普通にラブレターだな」

「(で、その格好は何のつもりだ?)」
何故に袴?

「窪谷須くみ子、か。ふんっ、悪かねぇな」
「(もうそこまで?)」
楠雄は引く

「何引いてんだよ! 付き合うことになったら、結婚するのが当たり前だろうが!
 俺が愛する女は生涯一人って決めてるんだよ」
あ、制服に戻った

「(何こいつ、重い)」
楠雄は思う

「斉木、俺学校辞めるかもしんねぇ」
窪谷須は言い出す
「(落ち着け)」

「ガキの名前はどうっすかなぁ…。
 男だったら、亜蓮…くみ子……一文字ずつ取って、窪谷須亜駆亜(アクア)ってどうだ」
凄い所まで行ってる(笑)
「女の子ならこれ(海)かな?」

「(うみか?)」
「窪谷須海(マリン)」

「(亜駆亜(アクア)海(マリン)!?)」
(笑)そういうくっつけ方

「やっべ! もうこんな時間だ。じゃあ、俺そろそろ行くわ。
 瞬とこには内緒にしといてくれや」

「(やれやれ……こいつもここまでこじらせていたとはな。やれやれ、まったく……。
 さてと、覗きに行くか)」
覗きに行くんかい(笑)

こうしてやってきたわんぱくパーク
「ふー(くっそー緊張しやがるぜ。今にでも逃げ出してぇ)」
一人待つ窪谷須は何かの気配にそちらを向くが、誰もいない
「気のせいか」

「(気のせいじゃないな。不意打ち回避性能高いな、こいつ。
 念の為、透明化してきて正解だな)」
透明化した楠雄がいた

「(しかし、遅ぇな。こういう所は直してもらわないとな。
 だが、直す所あんのは俺も同じだよな。これからは俺一人の身体じゃねぇんだ。もう絶対、ケンカは死ねぇとくみ子に誓うぜ)」
窪谷須は思う

「(来た!)」

「おまたせ。くみ子でーす」
あ…(笑)

「騙されたー!!
 女の字書くの苦労したよな!」
なるほど、そういうことか

「(そんな事だろうと思ったがな)」
楠雄は思う

「俺はケンカは止めたんだ」
「はははっ!まじ、ビビってるぞ、こいつ」
不良どもは言う
「いいぜ、許してほしければ土下座…」

言うその前に窪谷須は不良をぶっ飛ばす
「嘘に決まってんだろ、騙されてんじゃねぇよ。
 てめぇら全員絶殺だ!」
キレさせちゃった…

「(圧倒的、力)」
「”その後、窪谷須にケンカを売るものは一気にいなくなった”」

「何見てんだ、あぁ!?」
「”代わりに売るようになった”」

あらら…これでヤンキーに逆戻り?

第5話「ファッションセンスのΨ庫なし」
あらすじ
オシャレに関心のない楠雄は、いつも同じ服を復元能力で新品な状態にして着ている。そんな楠雄を見かねた久留美が新しい服を用意しようとするが、久留美のセンスは前衛的で「地味な服」にこだわる楠雄にあわないために自分で服を買いに行くことに。

楠雄が店で服を選んでいると、そこにはお互いのファッションセンスで揉めている海藤と燃堂の姿が。そして二人のコーディネート対決に巻き込まれてしまう。そこに照橋まで現れて!?

公式より
ストーリー|TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」公式サイト

「(高すぎる…。コーヒーゼリーが何個も買ってると思ってるんだ?)」
8500円の服を見て、思う楠雄
「(そもそも僕に服は必要ないのだ。いやもちろん、服は必要なことは必要だ。
 そういう意味じゃなくて)」

「(復元能力で一日前に戻せば、一生着られるのだ。常に新品で洗濯すら必要ない。しかし、母が毎年同じ服を着てる僕を見かねて、服を買ったり作ってくれる)」

”「くーちゃんに似合う生地見つけちゃった!」”
恐ろしく派手な生地…(笑)

「(しかし、母のセンスは少々前衛的で困るのだ)」
いや、少々じゃなくない?
「(だから、僕は新しい服を決意をした。
 僕の服の唯一のこだわりは地味なやつだ)」
でしょうね(笑)

「おぉ?これ、超イカすぜ。ちょっと試着してみっか!」
燃堂と海藤の姿があった
「(あちゃー)」

「おう、相棒!」
「ちょうどよかった斉木、今2つの服で悩んでてな!
 どっちがいいか、選択してくれないか!」
海藤は言う

「このバカはセンスがなくて、参考にならんのだ!」
「なんだと、こら!」

「(自分の母さんに聞け)」
楠雄は言う
その母さんって、海藤の母さんの事か?

「まず一着目はこれな!」
海藤は試着室で着替えて見せる


「2着目はこれだ!」
えっと…ボタンが付いた、だけ…?

「(間違い探しか?)」
楠雄は思う

「おう、相棒。おれっちの選んでくれや。
 見ての通り、センスのねぇ野郎だからよ」
燃堂のいう事だと…わかんねぇ…

「えぇ!?」
海藤は言う
「(だから、僕に聞くな)」

「2つで迷っててよ」

「ひとつはこれでよ」
「(やめとけ)」


「もうひとつはこれなんだわ」
え!?おかしくない?センス、おかしくない(笑)
「(どっちもやめとけ)」

「どっちもだっせー」
海藤は言う
その意見に同意です

「なんだとこらぁ!」
燃堂は怒る
「あぁ!?そこまでいうなら、勝負しようじゃねぇか!
 斉木を審査委員にして、トータルコーディネート対決だ」

「(僕を巻き込むな)」
そう言う楠雄だったが

「ぜってぇ負けねぇ!」
「上等だこらぁ!」
楠雄の意見丸無視である

「(よし、帰るか)」
帰ろうとした矢先、ある人物に出会ってしまう
「あれ? 斉木君」
て、照橋さんだと…そのタイミングで?

その声に顔だけ出す燃堂と海藤
「(まさか、照橋さんまで出くわすとは…
 人が多くて、テレパシーが機能しなかったせいもあるが、完全に油断した)」
楠雄は思う

「照橋さーん!」

「(お前の負けだ)」

「奇遇だぜ、照橋さん!」

「(すまん……ドローだ)」
楠雄は思う
…うん、確かに

「照橋さんも服買いに来たんすか」
燃堂の質問に照橋さんは言う
「ちょっと近くまで来たから…
 (休日に斉木と出会うなんて、ふふっ神なかなかやるわね!いい仕事よ!)」
幸運の女神…照橋さん(笑)

「皆もお洋服買いに来たの?」
照橋さんはいう
「そうです!」
「そうだぜ、照橋さんに俺らの選んだ服着てもらうってのはどうよ」

「え?」
「それならファーだぜ!」
「(フェアの事?)」

「(私が着るの? 冗談じゃないわよ。なんで私が着せ替え人形みたいなこと…。はっ!) それって斉木君も参加するの?」
照橋さんはいう

「そうだよ、斉木もなぁ?」
海藤が答えてしまう
「おう、相棒! お前のセンス見せてやれ」

「(これは…)」
「(これは久々のおっふチャンス!)
 あたい、やるよ!」
あたい(笑)

「あたい? 
 え、えぇ!?マジっすか?」
驚く海藤

「(そうよ、素晴らしい企画じゃないの。斉木の好みも分かるし。それだけじゃない! 
 それは後日、会った時…)」
照橋さんの妄想はじまった(笑)

”「あれ? その服、僕が選んだ……」

「あ、うん……あの時、気に入ったから…。
 えへへ……似合うかな?」

「おっふ」
ーpriceless(プライスレス)-

「(これでおっふ。しない男がいるもんですか!)」
照橋さん(笑)
「(しないぞ)」
容赦なく拒否の楠雄

「よーし! さっそくコーディネート開始だ!」
「負けねぇぞ!」
「(勝手にやってろ)」

その後ー
「さて、全員決まったようだな」
「おう!ばっちりだぜ!」

「(僕は服を買いに来ただけなのに…)」
そもそもの目的はそれだったね
「わぁー楽しみ! じゃあ、最初は斉木君から」
照橋さんの目的、楠雄の服のセンス

「じゃあ、俺から行くぜ!」
海藤がわりこむ
「一目見た瞬間、俺のコーディネートはこれだ!」
トータル:48300円

「(だっせ)」
照橋さんの評価(笑)

「いくらなんでもありゃひどすぎんだろ」
「似合うよ!」
「似合う訳ねぇだろ!」

「お待たせ―」

「どう、かな?」
何故か知らんけど、なんとかなってる(笑)

「最高っす!」
「(似合ってどうする)」
楠雄は思う

そんな様子を服の店員さんたちはー
「注意しましょうか、店長…」
「いや、いいよ。あの子が着た服は飛ぶように売れるからな…」
絶対に照橋さんだから、似合ってるだけだって!

「てめぇの番だ!」
「俺っちのは試着室にあるぜ」

「なんだよ、最初に発表するんじゃねぇのかよ」
海藤はいう
「バーカ。出てきたからのお楽しみに決まってるだろ。それもセンスねぇな」
「キィィー! てめぇの服がダサかったら、絶対言うからな!」

「(今、透視でお前が選んだ服を見てるが、なんだこれ)」

「(こんなの、着られるわけないだろ。
 もし着たら大変な騒ぎになるぞ)」

燃堂……お前、これを照橋さんに着させるきか!

「んじゃ、照橋さん、よろしく頼むぜ」
燃堂は言う
「じゃあ、着てくるね
 (はぁ、これさえ着れば、斉木に選んだ服が)」

「(やれやれ、仕方ないな…)」
ある服を手に取る楠雄
「きっとだせぇに決まってるだろ」
「照橋さん、カモン」

「えへへ…可愛いね」
あ……これって、楠雄が選んだ服

「すごい似合ってるよ」
「ほんと? 私も気に入っちゃった!」
照橋さんの好みなのか…。

「(さぁて、いよいよ斉木の番よ。でもこの服も結構いいわね…。
 斉木の選んだ服と一緒に買っちゃお)
 あれ? 斉木は?」

一方、外にいた楠雄は
「(あ、服買うの忘れた…)」
本来の目的を忘れた

ある意味、照橋さんが気づいてないけど、楠雄が選んだ服を着ている。
しかも、照橋さんの好みの服が楠雄が選んでいた服だったみたいだし。
相性いいのではと思ってしまう

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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