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グレイ神父はレイチェルの事を、すべての惨状を招いた”魔女”だと糾弾。その罪を問う魔女裁判が始まる…!第10話「The witch trial shall start」感想 殺戮の天使(アニメ)

此花(このはな)です

今回は殺戮の天使(アニメ)の第10話「The witch trial shall start」の感想を書いていきたいと思います


第10話「The witch trial shall start」
あらすじ
ザックのナイフを持って、レイチェルは再び強い決意で歩き出す。ダニーを探し、止血薬を手に入れるために。だが、またしても紫の煙は、現実とも幻覚ともつかない世界へと彼女を引きずり込んでいく――。

グレイ神父は、レイチェルのことを、すべての惨状を招いた「魔女」だと糾弾。
その罪を問う裁判が始まり、証人としてあらわれたのは……!?

公式より
ストーリー | TVアニメ「殺戮の天使」公式サイト

再び、紫の煙を包まれて、魔女裁判が開始される。
今回は判決が出るまで描写されてたけど、あの煙は一体何なんだろう
ダニーさんだけ、幻じゃないのかな…?

レイチェルが抱えている過去とは何なんだろうな…

さて、本編の感想へ行きましょうか!
ザックのナイフを持ち、決意を新たにレイチェルは止血役を探しに行く
扉を開けて、廊下へと向かうが、再び紫の煙は漂い始める

目の前にうさぎが現れる。
「……うさぎ?」

レイチェルは急がないと…足を速める。
廊下を走っていたはずなのに突然、下が穴になっていてレイチェルはおちていく

気がついたら、レイチェルは墓穴の中にいた
「…ここは?」
「レイチェル、戻ってきてくれたんだね」
声が聞こえた

それは死んだはずの”エディ”で。
「エディ…邪魔をしないで」
その言葉にエディは不快そうにシャベルを墓穴にさした
「君は……死にたいんでしょ?」

「今はまだ、死ねないの」
「だめだよ。君には……ここで死んでもらう」
エディの姿が消え、墓穴の扉が閉まった

「お願い、エディ。ここから出して、エディ!」
レイチェルはいう
「早くしないと、ザックが……」

ナイフの柄をつかって、墓を開けようとする
「邪魔、しないで」
ナイフを墓に刺した。刺したところから血が滴る

気がつくと、そこはキャシーのフロアの電気椅子にレイチェルは座っている
「どういう、こと…?」
戸惑うレイチェル

黄色い煙が漂い始め、レイチェルの目の前にキャシーが現れた。
レイチェルの両頬を包むキャシー。
笑い声と共に電気椅子から電気が流れる

ふと気がつくと、また部屋が変わっていた。
目の前には鏡が
「鏡…」

レイチェルが鏡に近づくと、鏡が映し出す姿がキャシーとなる
「……邪魔、しないで」
躊躇もなく、ナイフを鏡に刺すレイチェル

そこから血が滴り、鏡が映し出す姿が変わった
「ザック…!?」
ザックに代わって、動揺を隠せないレイチェル

再び、部屋が変わり、パイプオルガンがある教会へと変わった
「”誓いを立てたとして、その誓いを神が選ぶか? 
 君にはわかるのかね?」

「もし神の御心が願いを違った時、君はどうする?”」
グレイ神父の問いかけ

レイチェルの頭には赤い月と血まみれの本が映る
”神なんざ、この世にいねぇんだ”
ザックが言った言葉

パイプオルガンの音ともに聞こえる
「やだ……やだ、やだ!やめて!」
心が否定する。首を振るレイチェル
音が止まった

「ザックに殺されたい…。ザックに死なせなくない…。
 でも、かみさまが認めてくれなかったら、かみさまがいなかったら……私、どうすれば…」
本の閉じる音がする

「独りでどうしたのだね?レイチェル・ガードナー」
いつの間にか、グレイ神父が立っていた
「ザックはどうした? 捨ておいたのか」

「ダニー先生はどこ? 先生に会わせて」
「彼なら、姿を見せたが、今はどこにいるのか」
グレイ神父はいう
「嘘をつかないで!」

「嘘ではない。ただ、少し彼は勝手が過ぎたのでな。
 私がいくつか薬を取り上げている」
”薬”という言葉
「じゃあ、薬は……」

「私が管理している」
グレイ神父は答えた
「お願い……薬が欲しいの」

「そう簡単に手に入ると思うか、
 レイチェル・ガードナー」
グレイ神父はいう

「薬を出して」
ナイフをグレイ神父に向け、レイチェルはいう
「己が欠けされたザックのナイフを私に向けるのか?」

「どうしてこれが、ザックのだと知ってるの?」
レイチェルはいう
「知っているとも。私があの子をここへ連れて来たのだからな」

「今、ザックは満身創痍だ。
 たぶらかされたのだ、君という存在に」
グレイ神父の言葉にナイフを持つ手が震える

再び、グレイ神父が書物を開き、紫の煙が漂い始める
「ち、違う……」
後ずさるレイチェル

「ダニーはかしこくて、思慮深いものだった。
 だからこそ彼は一番、ここを把握していたし。身勝手な行動などとらなかった」

メトロノームと開かれた本
「そしてアイザックはどうだろうか。
 彼はとても純粋なものだ。それが殺されたいという願望の為に、ひどい目に遭っている。それらはすべて、君に会ったからではないか?」

「私は……何もしてない」
レイチェルはつぶやく
「不思議なのだよ、レイチェル。君は何者だ?」

「……」
「答えないのか? 本当に神など信仰しておらぬではないか」

「そんなことはない!」
必死に否定するレイチェル
「ならば、何故答えない」

「答えられないのだな、レイチェル・ガードナー。
 その心は神に望まれようと思うばかりに偽りにまみれている。我が天使たちをたぶらかし」
グレイ神父はレイチェルの手を掴む
「魔女であろう!」

「違う、違う!」
レイチェルは否定する
「ならば、今から君を裁判をかけよう!」

突然、部屋が変わり、裁判所に変わった
「これより、君を魔女裁判を開廷する! 神は清らかなものを好む。
 そして、今君は我が天使たちをたぶらかす、魔女の疑いがかかっている。君は魔女だ。そして、アイザックと契約した。違うかね?」

「そんなことはない。
 ザックとの約束はかみさまに誓った事。契約なんかじゃない」
レイチェルはいう

「神ですら、盾に使うのか?なればなおのこと忘れてはならぬ!決めるのは神だということを。  さぁ、この者について、証言を述べる者はいるか!」
グレイ神父はそう言う

すると、CARHY's SHOWという映像が流れた
「はーい!ここにおりますわー。
 この立派な罪人がどれだけ酷い女か、証言いたしまーす」
キャシーが現れる

「じゃあ僕だって、レイチェルの素敵なところ、たくさん証言できるよー」
エディが現れる
「でも、彼女は頑固だから、ちょっと意地悪もしたい気分」

「本当の彼女を証言できるのは僕しかいないようだね、レイチェル!」
ダニーまで現れる
「僕は君の味方だ!」

「先生……」
レイチェルはつぶやく

「よかろう! では最初に証言するのは誰かね?」
グレイ神父はいう
「神父様、ぜひ私から」

「ずるいよ!僕を先にしてよ!」!
エディは言う
「それはできないわ。一番の被害者は」

キャシーはエディの頭をつかむ
「私だからよぉ」

「ではキャサリン・ワード。証言をしなさい」
グレイ神父はいう
「えぇ、任せてくださいませ!」

「お聞きください―皆様! ここにいるのは見た目はただのしおらしい女。
 でも、はたわたは真っ黒!正真正銘の、魔女でございます」

「魔女じゃない」
レイチェルは否定する

「しらじらしい事。涼しい顔をして、嘘をつくのは上手なのねぇ。
 皆さま、こちらをご覧下さ―い」
プロジェクターに映し出されたのは

”「ザック、言う通りにして」
と指示をするレイチェル”

「この女はザックを道具の様に使ったのよ、
 酷い女でしょう?」
キャシーは言う

「そんな感じには見えないよ!」
「こんなの、証拠にならないねぇ」
エディとダニーがそう言う
キャシーのルールでそんなことになった気が…

「あんたたちは、黙ってなさいよ!」
エディの頭をぶん殴るキャシー

「静粛に
キャサリン・ワード、他にあるかね?」
グレイ神父がそう言う

「もちろんありますわ! 
 私はこの女の魔の手で断罪人から引き降ろされたのです」
キャシーは言い、映像が映し出された

アイザック・フォスターはこの女に罪人としての牙を抜かれたの。
 あんまりにも情けないありさまに私、そこまで降りてやったわ」
確かに、ザックが自分の腹を切って、激怒していたねキャシー

「そしたらこの女は私を撃ち抜いたのよ。罪人に出し抜かれ、断罪人が撃たれるなんて、あっていいことじゃない。
 あんたはしおらしい罪人の顔をかぶった、とんでもなくずるい女なのよ。魔女以外の何ものではないわ」

「あなたを出し抜いたつもりは……」
「黙れ、アバズレ! 」
そう吐き捨てるキャシー

「映像の続きを見せて欲しいな、キャシー」
言いだしたのはダニー
「何よ、いきなり」

「続きを見せてくれないか?」
ダニーの言葉と共に映像が動き出す。撃たれた後、笑みを浮かべた事を指摘される
「キャシー……この顔はどういう事かな?」
「喜んでるみたいな顔だね」

「そうだよ、エディ!キャシーは喜んでいるんだ」
ダニーはキャシーに近づく
「隠していても駄目だよ。僕は専門家なんだ」

「冷血な断罪人、キャサリン・ワードの本性は……」
「うるさい! そんなのじゃないわ!」
キャシーは否定する

「私が一番悔しかったのはこの女の、
 この女の罪人ぶりに、喜んじゃったからよ!あーははっ」
笑うキャシー

「それは貴方が勝手に」
レイチェルはつぶやく。
「あなたが断罪人から引きずり下ろすような最高の罪を働いて、
 よく言うわよ!」

金づちが叩く音が鳴る
「それではどうしてほしいのだ?」
グレイ神父はといかける

「この女は魔女です。水責めの刑を希望しまーす!」
キャシーは望んだ

すると、レイチェルの周りに水の竜巻が現れ、
水責めが開始された

「さぁ、叫びなさい! 
 恐怖におののいた顔を見せるのよ、あの時以上の興奮を感じさせて頂戴!」
そう叫ぶキャシー
だが、レイチェルは全く表情が動かない

「どうしたの? 怖いでしょ?
 我慢をしないで、助けを乞いなさいよ!」
いつもの無表情な顔にキャシーは

「どうして…どうしてそんな顔していられるの?」
狂喜に満ちていた顔から、不快そうな顔に代わる
「泣き叫びなさいよ! この魔女!」

「そこまでだ!」
レイチェルの水責めが終わった

「神父様、まだ刑罰は終わっ」
キャシーはいうが
「それを与えるのはお前ではない。下がりたまえ!」
「あの女はまだ!」

「証言者、エドワード・メイソン。
 お前はこの者の罪を証言できるか?」

グレイ神父は問いかける

「うん、神父様。僕、できるよ。
 好きなところも、嫌なところも言えるよ」
「では始めたまえ」

「えっとね、レイチェルはすごくかわいいよ。僕が一番好きな声をしてる。それに彼女は僕と似てるんだ。ザックのフロアの小鳥、君が埋めたんでしょ?」
エディは言う
「えぇ」

「やっぱり。僕たちは似ている。絶対に気が合うと思ったんだ。それに、彼女が死にたいって言うから、望みもぴったりだって。だから、僕は色々とアプローチしたんだ。彼女のお墓を作ったり、手紙を書いたり、花を引き詰めた棺を用意したりしたんだ」
花を持つエディ

「だけど……」
華やかな花は枯れていく
「ちょっと頑固だった。全然僕のいう事に耳を傾けなかった」

エディの言葉にいらいらするキャシー
「これは裁判なのよ? あんたの失恋話だなんてお呼びじゃないの」
「うるさい、黙っててよ!」
エディの大声に呆れた様子

「僕はレイチェルが欲しかった。ちゃんとレイチェルのためを思って、行動していた。
 でも、レイチェルは違った。彼女の行動は全部、自分の為だった」

「酷い……酷いよ!酷いよ! 殺してほしいと甘い言葉をささやいておいて、それは全部自分の為!ほんと身勝手、自分勝手!」
エディはレイチェルの首をしめようとする

「それに頑固!すごく頑固!なんでザックじゃないとだめなのかも全然わかんない!
 挙句、僕はザックに切られて、独りぼっちで墓の中!」
エディはお墓につぶされる

「あんた、フラれたのよ」
キャシーは言う
「お墓は好きだけど、全然望んでないよ。こんな展開」

「でもそこで、ようやく僕とレイチェルの一番の違いに気がついたんだ。
 彼女は何が幸せか、分からない」
墓から突き出てくるエディ
「だから、全ての幸せを無視しているんだ!」

「こんなのって、もしかして魔女じゃないよね?」
「違う」

「君は魔女だ。
 僕は希望します、レイチェルを針山の刑にして」
エディの言う通りに、レイチェルの状況が変わり、
針山の上にぶら下がっている

「何、もしかして怒ってるの?」
無言のままのレイチェル

「お願いだよ、何か言ってよ。僕に話しかけてよ!」
エディがいっても、全く話さない
「僕、何でもやるよ。どうして無視するんだよ
 ……こうなったら、一思いに落ちちゃえ!」

レイチェルを縛っていた縄が切れる
「ここまでだ!」
グレイ神父の声と共に針山が消えた
「ごめんね…!でも、レイチェルが悪いんだよ」

「お前は魔女に心を惑わされているな、エドワード・メイソン」
「ち、違う!」

「魔女を受け入れていれようとする心。
 魔女に恐怖する心が透けて見えているんだ」
グレイ神父はいう

「レイチェル……何か言ってよ。
 僕に声にかけて…」
そう言った後、蝶になって消えた

「次の証言者、ダニエル・ディケンズ

「ようやく僕の番だね」
レイチェルの前に現れたダニー
「先生…薬はどこにあるの」

「なんだか落ち着いているね。僕が来て、安心したかい?」
ダニーは言う
「ダニー、お前は証言をする意思があるのか?」


「あぁ、神父様。あぁ、もちろん。
 だって、誰もまともにレイチェルのことを証言できていないんだからね。ぼくがちゃんと彼女の魅力を語ってあげないといけない…」

「ほんと、こんな分かり切っている事を証言するのは馬鹿らしいよ。
 皆、レイチェルの事を分かっていないんだ」
ダニーの言葉にレイチェルの表情が少し変わる

「すべては彼女と会ったカウンセリングルームから、
 始まったんだ」

「あの頃、僕はずっと理想の瞳を探していた。
 生きながらにして、永遠に死んでしまった目を」

「そんな時、彼女と会ったんだ。今思い返しても、幸せな気分になるなぁ…。
 こんなに素敵で心魅了する目を何もない!」

「暗闇の中にある静かな湖のような、青く暗い瞳は僕の心をさらうには十分だった。そして、僕は気づいたんだ。
 彼女こそが、僕の求めていた生きてて永遠に死んでしまった目だってことを!」

「だって彼女は、彼女の心は!間違いなくおかしいから!
 どうしようもなく、救われない魂だから!」

「ダニエル・ディケンズ……」
グレイ神父は声をかけるが、全くダニーは聞いていない
「ダニエル!」

「彼女の魂は救われるわけがない!」
「ダニー!」
大声で呼びかけるグレイ神父

「だって、何故なら…何故なら…彼女の魂は…」
「やめて」
レイチェルの声にダニーのおかしかった言動が止まる

「彼女の魂は救われない。だって、彼女は奪う側だから。
 慈悲もなく、容赦もなく、埋まらない器を埋めようと、奪うばかりの」
レイチェルの耳元で
「悲しみなんだよ」

「……あぁ、素敵な目だ。見ていていいかい」
静かな青い目
「そうだ、この目だ。今は本来の君だ」

「僕がいれば大丈夫。
 共に生きよう、レイチェル」
レイチェルにそっと両手を伸ばす

「ダニエル・ディケンズ
金づちの音
「失礼」

「証言はそれだけか」
「彼女の魅力についてなら、事細かに語ることができるよ」
ダニーは言う

「もうよい!これ以上、聞く必要はない。証人は退場するがいい」
グレイ神父はいう

退場するため、レイチェルとすれ違う
「大丈夫だよ、レイチェル。言ったろ? 
 本来の君は奪われるべき魂ではないって」
その言葉にレイチェルは酷く動揺していた

「決定的な証言であった。レイチェル・ガードナー、君の判決が出た。
 あの者たちの証言を聞いただろう?特にダニーは分かりやすい」

「彼はこの場の誰よりも長く君を見ていた。
 真実を語りながら、決して否定することはなかった。心酔しているのだ」

「そんなの、私のせいじゃない。
 ダニー先生が勝手に」

「誠に勝手なのは己だと思わないのか!
 エディはそれを証言したのだ。己の目的以外、他のものをかえりみない、君の事をな」
「違う……」

「そして、キャシーは君に欺かれた挙句に、魅了されてしまった。
 誇り高い彼女があぁなってしまった」
「違う!」

金づちの音
「判決を言い渡す。レイチェル・ガードナーは魔女である」
グレイ神父は言った瞬間、レイチェルの周りに沿うように発火
「ただいまより、火やぶりの刑を行う!」

「違う!」
必死に否定しながら、レイチェルは十字架にはりつけにされた

ここで終わっちゃった…。
えぇ、あの紫の煙が幻なのか、真実なのか、分からない

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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