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グレイ神父はレイチェルに”火やぶりの刑”を宣告した。私は魔女じゃない!と否定するレイチェルだが、刑は始まり…?第11話「'cause you are my God, Zack. 」感想 殺戮の天使(アニメ)

此花(このはな)です

今回は殺戮の天使(アニメ)の第11話「'cause you are my God, Zack. 」の感想を書いていきたいと思います

第11話「'cause you are my God, Zack. 」
あらすじ
グレイ神父は自分がもっとも〝神〟に近しい存在だと語り、キャシーとエディたちのようにザックをも破滅させようとしていると、レイチェルに火炙りの刑を宣告した。
「私は、魔女じゃない!」――。

十字架に磔にされた少女は叫ぶ。ただ、ザックに殺されることを一途に願うレイチェル。そこへ、満身創痍のザックが駆けつけ……

公式より
ストーリー | TVアニメ「殺戮の天使」公式サイト

やっぱり、あの紫の煙は幻覚の為に焚かれたもの、だったか。
自分がもっとも”神”に近しい存在、そういうグレイ神父の方が傲慢じゃない。

ザックに使う薬はゲットできたけど、次の階が最後か。
気になる終わり方したし、やはりレイチェルは誰かを殺したのを見た…?

さて、本編の感想へ行きましょうか!
判決を言い渡され、レイチェルの周りは炎となる
「さぁ魔女よ、清らかな炎に浄化されるがよい!」
「私は魔女じゃない!」
否定するレイチェル

「魔女の口から漏れ出す言葉など、誰が信じようものか」
「違う!」

「あの証言を聞いて、まだそのようなことを言うのか。君は、あの者たちの、そう……天使の心を殺めたのだよ。
 君は天使の心を手玉に取り、奪い去った!むごいことをしたのだ」
グレイ神父はいう

「…天使? 私は……」
だから、殺戮の天使なのかな…
アイザック・フォスターも同様に手をかけるつもりなのであろう?」

「違う、違う!」
否定するレイチェル
「彼を、己の為に生贄にする気なのだ」
「違う…」


「さぁ! 己が魔女だと自覚するのだ。
 己の正体を吐き出し、神聖な炎の中、神にその身をささげよ!」
グレイ神父はいう

「私は、魔女じゃない。私の知っているかみさまはそんなことは言ってない。聖書にはそんなこと、書かれていなかった」
レイチェルはいう

「それは当然だ、レイチェル・ガードナー。
 なぜなら、君が言う神など、存在していないのだから」

「でも、あなたはさっきからかみの名を口にしている」
レイチェルはいう
「あぁ、何故ならそれは私の神だからだ!」

「私は神の目線に立つもの。私という神はここに存在しているのだよ!」
そうグレイ神父はいう
えぇ…?神様がグレイ神父…

その言葉に言葉を失うレイチェル
「……では、あなたがかみさまだというの?」
「あぁ、そうだ。
 ここでは、わたしがそれにもっとも近しい存在」

「そんなこと…そんなこと…知らない。
 わたしは知らない…」
「信仰する心、それこそ神の存在の意義なのだよ、レイチェル・ガードナー。
 君には最初からなかったのだよ」

「いやだ、いやだ!
 (かみさまがいない……どうして?そんなのいやだ。許されない……許せない)」

「(あの神父は自分を神だと言った。やだ……違う。私は……あの神父には殺されたくない。
でも、私には……)」

その瞬間、目の前に満身創痍のザックが現れる。
レイチェルの首に刃をむけて
「ザック…?」
目をつむる

すると、何がレイチェルの周りではじけ、黒い靄のようなものが漂う。
それをザックが振り払ってくれた。

ザックはレイチェルの手を引き、走り出す
「ザック…?」

レイチェルは途中でこけてしまう
気がつくと、レイチェルの目の前に包帯に絡まったザックの大鎌が置いてあった。
これは夢の中――

必死に包帯に手を伸ばすレイチェル
「熱い……熱くて、冷たい。冷たいものが私の中に」
包帯を手に取って
「これは何…?」

「大切な、大切なもの…」
すると、ザックは歩き出す
「(私が傷つけて、ダメにして、でも私を……ずっと、ずっと…助けてくれたもの)」

「待って!思い出すから……」
レイチェルは叫ぶ

炎の中、レイチェルは倒れていた。
ザックのナイフを持って。

レイチェルは目を覚ます
「ザックのナイフ…?」
ザックのナイフを手に当てる。レイチェルの手から血

ナイフに愛おしそうに顔に当てるレイチェル
「あぁ、なんだ…。
 かみさまはここにいるじゃない」


レイチェルはグレイ神父にナイフを向けた
見ていた世界は変わり、礼拝堂へと戻っていた
「なぜ、目覚めた?」
「このフロアのおかしな事はすべて幻覚。
 わたしのかみさまが目を覚まさせてくれた」

「あぁ……魔女を浄化できなかったのだな」
グレイ神父はつぶやく

「私は魔女じゃない。
 契約なんてしていないもの。誓いがあったの」
レイチェルは自分の胸に手をやる
「それは、わたしのかみさまの誓いよ」

「そうか…君という魔女はそういう考えることを選んでしまったか。
 それが間違いであろうと、嘘で塗り固めた者であろうと、構わないのだな」
グレイ神父はいう

「ねぇ、それより早く薬をちょうだい」
レイチェルはいう
「己しか愛せぬ。哀れな魔女よ、ついていきなさい」


グレイ神父はいい、隠し扉を開いてくれる
「薬はこの奥だ」
「案内して」

「案内など不要であろう」
グレイ神父はいう。レイチェルはナイフをグレイ神父に向けて
「貴方は何をするか分からない」
「くっ、そうか」

薬の場所まで案内してくれる
「これがダニーが持っていた薬だ。消毒、止血、造血剤もある。
 これだけあれば、少しはよくなるはずだ。必要なだけ持っていきなさい」
レイチェルは色々なびんをカバンに入れていく
「…ザックの所へ戻るのか?」

その問いかけには応えないレイチェル
「私を、殺さないのだな。君は、君の神を見つけたのだろう。
 複数の神の存在はいざこざを生むのだ。それに君は慈悲など持ち合わせていないはずだ」

「あなたは、私の邪魔をするの?」
レイチェルはいう
「そうじゃないなら、そんな必要はない。だって、あなたはいらないから」

「…そうか。ならひとつだけ、忠告しておこう。
 神というモノは嘘をつくものや穢れた者が嫌いなのだ」
「もっともほんと神ならば、話だが」
グレイ神父はいう

レイチェルはザックの元へ向かう
ザックはまだ眠っていた
「ザック!
 ……よかった、生きてる」

レイチェルは自分の手を消毒し、ザックの傷口も消毒する
「やけどの跡?」
ザックの体は焼けただれていた

「ザック…? 目が覚めたの?」
身じろぎをしたザックにレイチェルはいう
「あぁ…? 何してんだ、お前」

「薬を持ってきたから」
レイチェルはいう
「お前……無事だったのかよ」
「うん……」

「何がうん、だ。けっ」
ザックはいい、顔をそらす
「で、どうやって薬を手に入れてきたんだ?」
「ここのフロアの神父様にもらったの」

「神父? あぁ、あいつか」
ザックが動こうとすると、レイチェルが止める
「まだ縫えてない」

「こんな傷、何ともねぇ」
ザックは言う
「縫わなきゃダメ。私が縫う、お裁縫得意だから」

「やめろ。自分で縫える」
「ザックも、お裁縫得意なの?」
レイチェルはいう
「俺は服じゃねぇ」

「やっぱり、私が縫う。
 ザックのお腹、私が縫いたいの」

レイチェルが言いだした
「ちっ、好きにしろよ。気持ち悪くなっても知らねぇぞ」
「大丈夫」

「ほんと、なんだてめぇはよ…」
「なにが?」

「こんなの触っても平気だっつう顔しやがって…」
ポロリと漏れたザックの言葉
つまり、そう言われたことがあったって事か…ザックが

「…まぁいい。
 弱っちいお前が薬を持って帰ってきた事は褒めてやるよ」
レイチェルは針に糸を通していた。
「うん」

「ここまでする必要ねぇだろ。
 なぁレイ、ここまでして俺を助ける理由って何なんだよ」

「このナイフ、よく切れるね」
レイチェルは別の話をする
「おい、そんなんでごまかされねぇぞ。答えろよ」

「だって、ザックはわたしのかみさまだから」
レイチェルはいう
「なっ、何気持ち悪い事言ってんだ、てめぇ…」

ある意味、ランクアップしたというか…なんていうか…(笑)
「つーか、そのナイフ……」
「ごめんなさい。少し欠けちゃったの」

「はぁ?何やってんだよ、お前よ」
「本当にごめんなさい」
素直に謝るレイチェル
「ま、まぁ…いいけどよ」

「このナイフ、凄く助かったんだよ」
「あぁ……そうかよ」

レイチェルは傷を縫うため、針を皮膚に刺した
「いっ!てぇな…てめぇ」
ザックが痛そうにする
「痛いの?」
「当たり前だろ、馬鹿」

「ザックなら、平気かと思った」
レイチェルはいう
「ほんとばかだな、お前。俺はマゾじゃねぇんだよ。
 かみさまっつうんなら、丁重に扱えよ」
「うん、わかった」


「ねぇザック」
「なんだよ」

「このやけどは? 痛くない?」
レイチェルはいう
「あぁ? 別に……もう痛くねぇよ」
「そっか……」

「終わったら、すぐ行くからな」
「うん……」
レイチェルは縫い進める

少しして、レイチェルはザックの傷口を縫い終わった
「……できた」

「おぉ……中々うめぇじゃねぇか」
ザックが言うと、レイチェルは眠そうにコクリとコクリと頭を揺らしていた
「しょうがねぇな……少し休め」
レイチェルの様子に少し休ませることに


少し時が経って、レイチェルが目を覚ます
「私……寝てたの?」
「おう……もういけるか」

レイチェルは立ち上がって、カバンを持つ
「上に行けるエレベーターをまだ見つけてない」
「んなの、探せばいいだろ」

「そういえば……」
レイチェルはつぶやき、ザックと一緒に礼拝堂へ


「でっけぇ礼拝堂だな。
 ……なぁ、お前が言ってた神父はどうしたよ」
ザックはいう
「わからない」

「わかんねぇってお前……あいつ、よくお前に薬渡したな」
「ちょっと、大変だったよ…」
ちょっとレベルの話かな…あれ…(笑)
「だろうな」


「でもあの人、たぶんちょっとザックに甘い気がする」
レイチェルはつぶやく
…それはあるかもしれん

レイチェルが横を向くと、ザックは気持ち悪そうに吐いていた
「もう吐かないでね」
「気持ち悪いこと言うな」

薬があったその奥にエレベーターが。
「しっかし、変なビルだな」
「同感」
「だろ?」

「どうやって動かすんだ?」
エレベーターは閉じていたが、スイッチを押せる場所があった
「これでいいみたい」

レイチェルがスイッチを押すと、扉が開いた
「よしっ、行くぞ」
「待って」

エレベーターの中にて―
「ねぇザック、聞いてもいい?」
レイチェルが言う
「聞いてもいいって、何をだよ。聞かれなきゃわかんねぇだろうがよ」

「そうだね」
「で、なんだ?」

「そのやけど、どうしたの?」
レイチェルはいう
「んなこと知ってどうすんだよ」

「別に……
 どうもしないけど、ただザックの事が気になっただけ」

「……何もおもしろい話じゃねぇぞ」
「別に面白い話じゃなくてもいい」
レイチェルはいう

「ガキんときによぉ、家にいた男に火つけられたんだよ」
え!?

「男? 火」
「あんまり記憶にねぇけどよ、
 俺を生んだ女の、連れの男……だったんじゃねぇか」
ザックは言う

「覚えてんのはその後、噛みついて肉を引きちぎった事くれぇだ。
 俺を殺す気だったんだろうが、あいにく俺は中々死ななかったようでよ」
「それで、どうなったの?」

「女に布でぐるぐる巻きにされて、
 くそみてぇな家に金払って、放り込まれた」
それがあの孤児院か……なるほど
「そう……」

「んなもんだ。どうだ?満足かよ」
「うん…」

「なんだ、面白かったのか?」
ザックは言う
「ううん、面白くないけど……」
「あぁ?」

「でも、やけどの事を知れたから、私は満足したよ。
 知りたかったの、ザックの事。だから、聞けて良かった」
レイチェルはいう

「マジでいってんのか?」
「うん…」

「そうかよ」
コクリとうなづくレイチェル
「それはよかったな」
「うん…」

「あ、そうだ……」
レイチェルはいう
「あ? まだなんかあるのか」

「ザックはまだ、ちゃんとここから出たい?」
レイチェルは問いかける
「あぁ?何言ってんだ、当たり前だろ。でなきゃ、こんな必死こくわけねぇだろが」
「そう……ならいいの」


「心配すんなよ。ここを出て、お前がもう少し、良い顔したら…」
「私を殺してくれるんだよね?」
レイチェルはいう

「あ、あぁ……」
「そうだよね」

「お前ってホント変な奴だよな。
 言っとくが、俺の言葉に何一つ、嘘なんかねぇぞ?」
ザックはいう
「嘘……か」

思い出す映像が誰かが殺している所を見たのか、レイチェル
いやでも、あの手元が刺された人が殺してくれって言ってるような動作してたな…

「え…ザック、あのね実は……」
レイチェルは口を開く
「あぁ?」

「私……」
「おい、なんだよ」
「私……」

何かを言おうとして
「……なんでもない」
言えなくなってしまう

「あぁ? なんだ、それ」
「ごめんなさい、何を言いたいか、忘れちゃった」
そう、いい訳するレイチェル

「しっかりしろ。
 まだ、外に出てねぇんだ。ラリってんじゃねぇぞ」
ぽんっとレイチェルの背中を叩くザック

浮かない様子のレイチェル
「もうちょっとで、地上だ」
「うん……」
ザックが言ったタイミングでエレベーターがついた
「行くぞ」

「(言えない…。やっぱり言えない。
 だって、ザックは嘘つきは嫌いで、かみさまは穢れた者がおきらいだから)」

「(私の手が穢れていて、ずっとそれを隠していたことが分かったら、
 きっと私の事を嫌いになる。
 ザックには本当の事、もう言えない)」
レイチェルは思う

エレベーターが開いた先には廊下が広がっていて、ザックが床に血のあとがある事に気づく
「血…?」
レイチェルはここが”ある部屋”だと言うのことに気づいた

”「神というモノは嘘をつくものや穢れた者が嫌いなのだ」”
グレイ神父が言った言葉

「(あぁ、どうしよう。ここだったんだ。私はここにいたんだ)」
ザックが廊下の先の部屋に向かうのを追いかけるレイチェル
「(ザック……まって。駄目、お願い!行かないで!
 その部屋を見ないで!)」

あれが、レイチェルが見ていた現場…?
一体レイチェルに何があったんだ

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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