此花のアニメ&漫画タイム

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元に戻った祐喜の勝負の行方は? 羊原くんの意外な真実が判明!? 桃組プラス戦記感想 ASUKA12月号 

此花(このはな)です。

今回は、ASUKA12月号の桃組プラス戦記の感想を書きたいと思います。

月刊 Asuka (アスカ) 2014年 12月号

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第63話「竜潜月、魂風纏いて金色来たる。其の八」

一応、読んでいない方のための前回までのあらすじを書いときます。
前回までのあらすじ
7体中、5鬼目の桜鬼まで攻略に成功した祐喜たち。桜鬼攻略後、祐喜は2倍の力を手に入れたが、体質も2倍になっていた!そのおかげ?で野槌(のづち)姉弟と祐喜&羊原君で”決闘をすることに。それがきっかけとなり、祐喜と羊原君の間に絆が生まれる。なんと羊原君は、数百年に一度生まれるかどうかわからない超レアな”スーパー福禄獣(ふくろくじゅう)”だった。

辛い過去を克服し、「信じられる者」と契約することが羊原君の目的らしい。羊原君は裕喜と契約に成功し、2人の心の距離はぐっと近づいた。しかも祐喜は、スーパー福禄獣と契約した恩恵により、力はそのままで、2倍になってしまった体質を、元に戻すことができたのだが…!?

前回の62話も感想を書いたのですが、その時はASUKA12月号を買おうか、迷っていました。
ちょうどポイントが貯まっていたので、そして期限があったので、ちょうどいいので、買いました!
そしたら、びっくりの展開が待ってました。うん、今後の展開が楽しみにです。

さて、本編いきましょう!
最初は、鬼美ちゃんが目覚めるところからスタートです。
やはり、羊原くんは鬼美ちゃんに隠していました。

ばれないように羊原君は力を封じていたみたいです。
だから、鬼美ちゃんに気付かれなかったようです。
「そういえばここドコ!? 何かすごいキラキラしてる」
はっと気が付いたように祐喜は言う


「俺の作った契約専用の空間だよ〜。
 金色羊(ひつじ)のはちょっとだから」

羊原君は裕喜の質問に答えて、とりあえず自分が創った空間を閉じることにする。
騒ぎにもなっているので。

だが、羊原君が空間を閉じたとたん、
祐喜たちは空中へと放り出される


慌てる祐喜だが、羊原君の力でなんとか無事に地面へと着地する。
この落ちる光景、4巻の中の咲羽に投げられたことを思い出す。
この前のシーンでも、祐喜が「2回目」と叫んでいたので、少し笑っちゃいました。

鬼美ちゃん的には
「金色羊を従えた桃太郎か。
 金太郎のトコ以上にとんでもないペアができてしもたなぁ」

こんな風に思っていたようです。

ちょっと気になるのは、鬼美ちゃんは金色羊との契約を見たかったようです。
大事なトコと言ってたので、何か契約時に見えるものがあったのでしょうか?


無事着地した羊原くんと祐喜。
「皆さん・・・…ご心配おかけしました。
 契約っっ成立しました―!!!」

祐喜たちの言葉にほっとした様子の巴さんたち。

だが、まだ野槌姉弟の決闘が残っている。意を決して祐喜は鐘女(かなめ)さんに頭を下げる
「あの…オレ、一人分のトラブル吸引体質に戻してもらいました…。
 だから…」


「見逃してください!!!」
その言葉に少し驚いた顔をする
すると、鐘女(かなめ)さんは覚醒具をまさかり形(モード)から朱墨形(モード)に切り替えた。

上手く説明できませんが、おでこに「完了」と文字を書かれたようです。
これが、ある意味の天誅の終了の合図?

おそらく丸く収まるだろうなとは予想はついてたけど、朱墨で「完了」って(笑)
一応、原因の2倍になったトラブル吸引体質は治ったから当たり前か。

鐘女(かなめ)さん(金太郎)は二人にこういう
「お前の体質が学園にとって「害」でなく、ただの一般生徒だというなら天誅はその限りではない。私はこの正義を通した…謝ったりしない。

だが…お前達はよくやった」

なんとなくそうなると思ってた。
だって、自分なり正義を通したから、謝る気はない。けど、なんとか「天誅」を防ごうとした努力を認める、って感じかな?
凄く厄介な金太郎の生まれ変わりの鐘女(かなめ)さんが見逃してくれるというんだから、弟の笑男(みお)くんも従うよね(笑)だって、かなりのシスコンだし。

「…これからもまた「害」を作って天誅を…するんですか?」
祐喜が鐘女(かなめ)に聞く

「当面は「校内器物破損損害財」1位の最恐の「害」を倒す事に専念する」
!? え、桔梗くんですか?あの牛鬼の桔梗くん…。
鐘女さんでも勝てるのだろうか?あのものすごく強い鬼なんですけど…

一応、祐喜は何とか鬼の呪いを解除してもらったとはいえ…あの人、かなりのアニメ好きだからな。
あ、じゃなかった。桃太郎の獣基でも一番強い咲羽でも、正面激突を進めない相手だもんな。
次の場面で、祐喜が鐘女さんに「桔梗君の呼び出し方」を教えてました(笑)

祐喜も身を持ってやったことだから、まぁ話せるか。
方法は簡単、ルリカというアニメのコスプレをすると、あっちから出てきます(笑)
いやぁ…5巻はめっちゃ面白かった。まさかの女装する羽目になるんですもん。

そんな二人の様子を眺めている笑男(みお)くん。
だがしかし、どこからともなく一発の拳が飛んでくる

「なぁ」

「お前、何してんの?」
!? 咲羽?やべぇそういえば、獣基達のこと、すっかり忘れてた。
あぁ…めちゃくちゃ怒ってらっしゃる…あはは。

え、えっと、そうだ!風紀委員長に「なら〜ん!」って言われたんだっけ。
確かそれで、羊原君と戦う羽目になったんだった。

おそらくそれで、笑男(みお)くんを咲羽がぶん殴ったのか。
咲羽は状況まるで分かってないけど、少し前は決闘体勢だったしね?

「うちの主様に何してくれてんだって聞いてんだ」
あ、そうだ。この二人、同じ体育科だ!知り合いじゃん…。
「えー?主ってー・・・へぇ〜」

「だめじゃん。おサルさんなら、いつでもボスザルにくっついて
 毛繕いでもしてなきゃさぁ〜」

「黙れ変温動物(クソヘビ)。手足へし折って、
 地ベタ這ってしか歩けなくしてやろうか?」

うっわぁ…超仲悪い。
元々相性悪そうだもんな、この二人

でも、咲羽の一撃でもケロってしてる体育科怖いわ…。

咲羽はともかく、雅彦や雪代もめちゃくちゃ拗ねてた(笑)

雅彦は気持ち悪いけど、雪代は泣き出してる
「くしゃみが出た時におかしいと気付くべきでしたわ…。
 ゆっ祐喜様が危ない目にあわれているのに呑気に授業など…」

雅彦は原作者さんでも酷い扱いなんですよね(笑)
すでに祐喜に迫っていたし。色んな意味で雅彦はめんどくさい!
そんな様子の雅彦に、祐喜はある手段出る!

「だっ…だって委員長さんがダメだって…ごめっ…」

「オレだって…お前ら呼びたかったけど…」
泣き出す祐喜。
そんな様子に戸惑う雅彦だったが、一方祐喜はしめしめと思っていた。

あ、やっぱり嘘泣きだったか、雅彦の扱いにも慣れたなぁ…祐喜は

「嘘泣き。ダメ。絶対」
咲羽にはばれてた(笑) 雅彦だけか通用するのは。
そのおかげで、きっちり説明するはめに…(笑)

祐喜は調理室の手伝いを申し出ようとするが、
 獣基3人の無言の圧力に負け

「あっ、俺も手伝います。説明…した後になりますけど…」

「月並みだが…おめでとう。君の意志の強さ…金色羊にふさわしいものだった。
 これからも体質改善の為、邁進してくれ」

風紀委員長にそう言われ、「はい」と返事する祐喜

時間は進み、祐喜はこれまでの経緯を話した。
咲羽と雪代は、羊原君のことは歓迎モード。雅彦はそうではないようだ。

「でもオレがいれば、
 桃園君の獣基の力も底上げされるんだよ?」

その何気ない羊原君の一言に雅彦は――

がらりと態度を変え、羊原君のことを歓迎し始める
「わぉ、げんきんだぜ!!」
まじで本当にだよ。主だけではなく、獣基まで恩恵があるなんてすごいな羊原君。

今後の鬼の戦いには有利なことだから、しょうがないけどね!

「呪いが全て解ければ、祐喜様は幸せになられますわ」
嬉しそうに言う雪代
「幸せに…?」
雪代の一言に、祐喜はつぶやく

心の中の小さな祐喜はある言葉囁いた
「そんなの なれる訳ないだろ。本気で思ってる? 
 あんなことにしちゃったのに? ねぇ?」

ちょっとびっくりした。まさかの祐喜の過去に関する描写があるなんて…。
獣基たちだけではなく、祐喜まで何か抱えてるのか…。
雪代の「幸せ」という言葉に反応しちゃったのかな。

こんなひどいことしたのに、俺が「幸せ」になってもいいのか?
みたいな感じかな。トラブル吸引体質っていうのは相当重いものなんだ

この時の祐喜の描写が、その小さな祐喜の目を祐喜自身が隠して、内緒だよ?という感じだったから、
自分でも乗り越えられていないんだろう。
そんな祐喜を不思議そうに見つめる雪代。

祐喜達は巴さん達の手伝いに向かう為、羊原君と離れることに。
ところが、獣基たちに羊原君が声をかける。

「オレ…契約の時、桃園君の「運命」に干渉して少しだけ見ちゃったんだ。
 桃園君には…


「桃園君には澱(おり)がある。深くて霧がかかってて、それがどんなものか分からなかったけど、取り除くことができるのは、君達三人だけだと思う」

澱(おり)か。意味を調べると、「すっきりと吐き出されないで、かすのようにして積もりたまるもの」
つまり、まだ祐喜には獣基たちが知らないことがあるってことになる。
おそらく、今後の展開で分かる事なんじゃないかな?

「桃園君をどうかよろしくお願いします」
羊原君は獣基たちにそう言う。すると―

「当たり前「じゃね?」「ですね」「だ」」
何言ってんだ?という顔でそう言われる。
「今さらだろ――」
「身命を賭しましても、その所存ですわ」

だよね。当たり前だよね、獣基だし、桃園くんの友達だもん!

「今日から羊原(おまえ)もだ・ぞ!」
! そうだよね。桃園君の友達だもん。

ここからは羊原くんパート
祐喜たちと別れた羊原くんは帰る途中、『道』の切れ目を見つける

「行ってみたいけど、このまま入ると迷子になるしなぁ〜〜」
『道』の切れ目に入ることを悩む羊原君だが、『道』の中から、
け組という羽織をきたものがやってきた。

その子達は羊原くんが切れ目を開けたのかと怒るけ組。
慌てて否定する羊原君。
でも、ちょうどよかったと、自分の毛を渡して、羊の仮面をもらう

け組めっちゃ可愛いんだけど…何この子達
『道』の中に入り、途中で「バタフライさん」に出会う

「オレ今日ね…とうとう「食べられる」人に会えたんだ。もうムリかと思ってたんだけどねェ…「ありがとう」まで言ってもらえた。あの時、終わらなくて良かった」

「あの時、助けてくれてありがとう」
・・・一話だけ見てない部分のお話の内容かもしれない、これ。バタフライさんだったっけ?
羊原君を助けてくれてたの、「バタフライ」さんなんだ。

祐喜の言葉があったからこそ、勇気を出して羊原君が契約することを決意したんだもんね。
そう言ってくれて、ちょっと嬉しい

『道』の出口についた羊原君
だが、ついたのは「生徒会専用棟」だった!?
「ありゃ〜〜〜?何かとんでもない所に出ちゃったよねェェ〜」

カツーンと足音が聞こえ、そこにいたのは副会長。
副会長は羊原君を見た後―

こてんと羊原君に肩を預ける
・・・え!? あの…クールなイメージがあった副会長さんがなぜ?


「……も――お疲れ様」
羊原君の返事にびっくり。
え、えっと、お知り合い?あまりそんな弱み見せる人なんだ。
なんか、キュンってした。そういえば、この人って性別どっちか知らないや。

「あれ? どうしたの? 
 あっ、もしかして僕の仕事手伝いに来てくれたの?」

生徒会長まで、羊原君と知り合いなんですか?どういうことなんだろう…

「いいェェェ〜〜来る予定全っっっくなかったんですけど」
羊原君的には、偶然来ちゃったって感じか。
さっきもそんな反応してたし

なんで『道』がここまで繋がってたというと、文化祭の時に子供たちが開けてしまったらしい。
「副会長に会った?」
という会長の質問に羊原君は「はい」と返事をする。

さっきの副会長さん、わたしの知っている副会長さんじゃないんですけど!
あんな可愛い人だっけ?


「あんまりコキ使わないで下さいよねェェ」
だからどういうことか、説明してほしい!
こんな会話してるってことは、結構副会長さんと仲良いのかな?

羊原君の表情を見て、会長は「何かスッキリした顔してる」とそう聞く
「ヘトヘトなだけですよ〜今日一日・・・色々ありましたからねェ」
そう言い訳をするが、会長は桃太郎のことを知っているようだった。

「…桃太郎のモノになっちゃった羊さん。
 アレ見せて?」

?アレって何。

「ご自分でどうぞ」
会長自身がやるようにとそう言う羊原君
すると、羊原君の髪へと手が伸びていき、ゆっくりとそれは現れた。

羊の角?
でも・・・なんでそんなことを言ったんだろう…。


「僕らの誰も持ってない形の角だ。
 かわいいね、小鬼さん」

!?え、どういうこと。
アオリも「羊原君が…鬼!?」
どういうことなんです?最後のページで衝撃なんですけど!

鬼の定義ってなんだろう。
角があるっていう、条件なら羊原君は当てはまる。
だって、羊は角があるもの。

凄く気になるのは『道』について、ああいう者には鬼と親しいのだろうか?
よく分からないけど、羊原くんは呪いを解く鬼ではない、と思うけれど。
ずっと、副会長が黄色の鬼だと思っていたんですが…よく分からなくなってきた。

ただ気になるのは、副会長の能力は「糸」に関するもので、精神攻撃系っぽいんだよね。
だって、その攻撃を受けた桜鬼・撫子は苦しんでたし。
だから、鬼美の次の変身姿は「断ちばさみ」だと思った。

副会長の名前も謎なので、そこに羊原くんの関係が隠されてるとか考えちゃうよ。
でもちょっと思ったのは、祐喜の過去に関して、その副会長の戦いで出てくるのではないか?ということ。
だって、あれは何かしらのきっかけがないと、祐喜だって話さないと思うし

ここまで読んでくれてありがとうございました
ASUKA1月号(2014年発売)次回の話です
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