此花のアニメ&漫画タイム

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「”かつて彼の目指した栄光の地は彼らにとっては平穏の地だったのに”」会長が明かす学園の驚くべき秘密!第77話「月正、約束ノ地ココニ」 感想 桃組プラス戦記 ASUKA6月号(2016年4月発売)

此花(このはな)です

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今回はASUKAに連載している「桃組プラス戦記」の第77話の感想を書いていきたいと思います

 
まずは前回のあらすじから
7体中、5鬼目の桜鬼まで攻略に成功した裕喜たち。冬休みも終わり、咲羽の家から学園へ帰ってきた。しかし、新年明け早々、学園では生徒が何者かに血を吸われる事件が頻発していた。
 
目撃者の証言から「被害者には噛み跡があり、後に貧血を起こしている」「コウモリのようなものが飛んでいた」「角のある影」という犯人の特徴を知る。もしかすると、自分たちが捜している鬼の生まれ変わりかもしれないと思い、さっそく、おとり捜査で敵をおびきよせることに。
 
そしてまんまと目の前に現われた犯人を捕まえるが…。一方、羊原君は生徒会長から学園の秘密を明かされて――。
 
 今回の内容はすごく衝撃的でした。
表紙絵の前にある言葉が記されています。
「”かつて彼の目指した栄光の地は
 彼らにとっては平穏の地だったのに”」
 
どういう意味だろう?と思ったけど、この回読んだ後、何となく察した。羊原君について、
会長にとってどういう存在かもよく分かりましたよ…

 さて、本編の感想へ行きましょうか!

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 「”定められた運命…
 淀む心に花風が優しく触れる――”」
裕喜のみワンカットです。さっきの言葉と組み合わせで、一体鬼に何をしたのか気になる…
 
場面は生徒会棟の地下―
「あぁぁ、あっあ、――あっ…」
羊原君は息を切らして走る
「……っ」
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 「何っ…です。何なんです 
 あれは一体なんですかっ!?」
動揺して、会長に叫ぶ
 
すると、生徒会長はひざまずいた
「僕がここにいる理由…だよ」
そして、涙をこぼしていた羊原君の目元をぬぐう
「え…」
 
会長に拭われて、羊原君は自分が泣いている事に初めて気づいた
「何で…オレ、泣いて…」
「君が鬼である証だ」
会長はそう言ってハンカチを渡す
 
羊原くんはハンカチを受け取り、涙をぬぐうものの…
「違う…僕は羊です…」
否定した
 
「そう…君は鬼であって鬼じゃない。
「黄」はいつもイレギュラーで条件が揃わないと現れてくれない」
 
「だから君がとても大切だ」
外を見つめながら会長は言う
「君と…皆を愛しているよ。紅も、宵藍も、裏葉も、桔梗も、鴇羽も、
 他の物語の鬼達皆を――」
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 「「ここ」で守るのがボクに与えられた役割だ」
会長は言う
 
「会長の役割…」
少し不思議そうにする羊原君
「だって…だってここは――」
 
会長が自ら、「黄」とはどういうものなのかを説明してくれた。なるほど、イレギュラーな鬼なんだね。黄色…つまり、黄金か
そりゃイレギュラーなわけだ…
 
だと、気になるのが”副会長”だよなぁ…
ってことは鬼じゃないかもしれない?…
うーん、だったらあの糸のような能力は一体?
 
愛譚学園内ーキャスティングパレスー
「待ってください――!!」
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 「待ってください!!私が何をしたって言うんです!!」
マクシミリアン=地井=アールツト=崇太郎
国際科1年生 
墓の中で死体が吸血鬼に変わるのに9日かかるという伝承の一族
好きなもの:薔薇 嫌いなもの:レモン
 
まじで吸血鬼だった(笑)
しかも、国際科か…なるほどなるほど西洋の昔話だもんな
 
「いや…しただろ? 
 色んな人襲って血とか飲んでただろ?」
裕喜に突っ込まれる
獣基たちは炎を使って、地井さんを突こうとしていた(笑)
 
「っ…少しは頂きましたが、死ぬ程の量は取っていません!」
いやそれを襲うって言うんです
「お腹がとても空いてて…新年だし。ご馳走をもらってもいいかなって。普通は女の子しか狙わないんですけど――」
 
「ここの女子って、一歩違ったら男の子より硬いっていうか
 強いっていうか…とてもこわい!体育科こわい…!」
笑うしかない(笑)
 
「あいつら目とか狙ってくるからな。人体の急所な」
咲羽が納得したようにいう
やっぱ怖いな…
「あと家政科と農業科もこわかった…」
 
 描写で桜子さんとじいさんが写ってて吹いた(笑)
それは仕方ない…
思わず納得せざる負えなくなる裕喜
 
「だから見た目な美しければ男の子も狙わせてもらいました!!」
キリっとした顔
「真摯な顔で言ってもダメだ」
 
「今日はちょっと普通の子でもいいかなって、いだだだだ」
そんな地井さんの頬をつねる雅彦
 
「さすが裕喜様。一発でターゲットが出てきましたね」
雪代が言う
「うーんでも、体質なのか、
 羊原君のご利益なのかわかんねーけど」
確かに…どっちの益なんだろう
 
「えっ!?君っ噂の金色羊の主なのかい!?ちょっと舐めさせて
 いだだだだだ」
地井さん、流石にそれ言ったらつねられる(笑)
 
「もう裕喜殿、
 こいついっそちょんぎっちゃった方が…」
雅彦が怒り心頭な様子で言う
「何を!?どこをちょんぎるつもりだい!?」
 
「鬼美~」
裕喜は鬼美を呼ぶ
「やぁ~~~と出番やな~~」
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 ぼぉんとでてきたのは裁縫ばさみの鬼美
「触れる者を傷付けてしまうジレンマから自らを拘束し、
 永遠の孤独に住まう魅惑のシザーハンズ…」
シザーハンズ…(笑)鬼美バージョン初めて見た
 
「なっ、何ですか!?その小さい人は一体―――!!」
鬼美を見た地井さんは叫ぶ
 
その反応に鬼美と裕喜たちは――
「…鬼美を知らないって事は―ー」
ふるふると鬼美は首を振る
「「「「(あーーーハズレだ…)」」」」
 
「巴さんに引き渡すか…」
裕喜は言う
「何っ、引き渡すって!?ちょんぎるって!?」
 状況を掴めない様子の地井さん(吸血鬼)
 
「(3体の獣を連れ…不思議な武器を持つ少年ーー)」
うーんと考える地井さん
 
「わっ、分かったぞ! 
 君はピーチTAROだね!?」
えっ…?言い方が英語交じり
 
「えっ!?…あ…はい…、
 ピーチ…太郎です…」
裕喜も戸惑ってる(笑)
 
「鬼の仲間(コミュニティ)でも有名なダークチェイサーだろう!?
 わっ、私の事も退治する気なのかぁぁ」
ダークチェイサーって…まぁ鬼側から見ればダークか
 
「な…なんかカッコイイ呼び方されてますな…」
嬉しい呼び方なのか…?雅彦
「ちょっと喜んでる場合か!?」
つっこむ裕喜
 
「コミュニティってお前っ、
 他の鬼の事、知っているんだな!?」
問い詰めるように言うと、地井さん(吸血鬼)は
 
「(こいつが桃太郎(オレ)の鬼じゃなくても、
 他の鬼の情報が手に入ればーー)」
 
「そんなの当たり前だろう!」
縛っていた縄を切り、大空へ飛んだ
「なぜならここはーー」
 
「「『鬼ヵ島』なんだから」」
えっ……!?
 
同じ頃、生徒会長に同じことを言われた羊原君は驚く
「びっくりした?」
驚く羊原君に嬉しそうにする会長
 
「そんなハズ…だってここは陸続きで…」
「単純に「島」だと思ってた?
 「シマ」とは古い言葉で「領土」の事だ。鬼が守り鬼が治めるのが「鬼ヵ領土(おにがシマ)」。現代ではこの愛譚学園だよ
 
思わず思考停止した。シマが領土の意味だっていうのは知っているけど、愛譚学園が鬼ヵ領土?びっくりした。
でも、そうか…だから桃太郎に攻略されるたびに会長は記憶を奪ったのか…、ここが鬼の領土だとばれないために…。
 
そもそも今代は最初から鬼は備えていたのか…。その地に学校を作って、桃太郎を呼んだ
 
「彼らがここに来る事は約束されていて、それに備えられた…。
 だからねぇ…」
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 「今度こそ僕らの勝ちだ」
同時刻に裕喜達も知っているんだけど…
これはどうなるんだ?
 
桃太郎側は知っていたのかな…。知らなかったら行かせない気がするが…でもそこに鬼が全員集まってる可能性があるなんて聞いたら、行かざる負えない
でも、気になるのは裕喜の母の手紙か
読んでほしいな…
 
今度こそ僕らの勝ち…
つまり、前の代の時に鬼美は粉々になった事と何か関係があるなのか…
うわぁ…最初から仕組まれてそう、怖い
 
ここまで読んでくれてありがとうございました
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