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さきは梱仙縄(こんせんじょう)を使って妲己の課題をクリアしようとするが…?十四話感想 封神しない演義 ASUKA12月号(2016年10月発売)

此花(このはな)です 

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今回はASUKAに連載している”封神しない演義”の14話の感想を書いていきたいと思います

 

 封神しない演義を知らない方はこちら

konohana19.hatenablog.com 

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 「切なげな視線が心惹く、桜香る見返り美人——…」
注:さきです。
さきちゃんがおしとやかな美人さんってイメージがないから、こんな注意を(笑)

 

前回までのあらすじ
ある日、物置で探し物をしていたさきは、母親(封神演義オタク)のコレクションとおぼしき古い巻物を見つける。固い紐を解いた瞬間、どういうわけか古代中国の「殷王朝」、「封神演義」の世界にワープ!

偶然さきを釣り上げた、ぐーたらイケメン「太公望(姜子牙)」とその騎獣「四不像」と行動を共にすることになる。さきには宝貝(パオペエ)の副作用を無効化する能力があり、この世界の「天命」に縛られない存在であることから、自分の代わりに「太公望」に…切望する姜子牙。

多くの命を殺せる役割「太公望」を、異世界からのさきならば、覆せるのでは…?と期待をかけていた。
さきは「天命」で苦しむ人々を助ける為、「一人」ではなく、姜子牙と「二人」で太公望という運命を背負う覚悟を決めるのだった。

封神榜を手に入れたさき達は、殷王朝が倒れる切っ掛けとなった人物・蘇妲己に会う為、一路冀州

妲己が千年狐という妖怪に身体を乗っ取られる事を阻止すれば、さき達の目指す「封神しない」道が拓けるはず。
その途中、金木簡を奪われイカサマ賭博をしかけられるも、さきの怪力で大勝利!その後、騒ぎを駆けつけた美しく派手な憲兵隊長・蘇全忠が制圧。

そこで全忠が妲己の兄弟である事が分かり、いよいよ妲己に会う事になる。全忠から「会えるのは女性のみ」という条件を提示され、さきを心配した子牙は女装して一緒についていく事に。

さきは「封神演義」の世界に来てしまったいきさつを妲己に話し、これから起こる悲劇を止めるためにも、千円狐から守らせて欲しいと告げる。

さきの熱意に動かされた妲己は、本当に守れるどうか見定めるため、婚礼の日までさきに側仕えになることを命じた。
しかし、繊細な作業が苦手なさきは側仕えのお仕事で失敗ばかり…。

さらに、さきの指導役であるコウに子牙の女装がバレてしまった。とっさに「恋人同士」という嘘をついて切り抜けることに。

いよいよ側仕えとしての実力のなさが妲己の耳に入り、叱られてしまったさき。落ち込むさきをさらに追い込むかのように、夜な夜な妲己と子牙があっているところを見てしまった。

動揺するさきの前に、緊急の報せを伝えに天化が現れた。そして天化に連れていかれた場所には、空腹バージョンの哪吒が!
すぐさま食べ物を与えて、一件落着。空腹で暴れる哪吒を縛っていた捕縛用宝貝「梱仙縄(こんせんじょう)」を使って、何かアイディアが浮かんださきだっただか…

 

 さて、本編の感想へ行きましょうか!

 「凄いですわ!さきちゃん!

 この数日間で側仕えの仕事がこんなにも上達するなんて!」

整理整頓された部屋を見てコウはいう

 

「物を壊さなくなりましたし、指導の甲斐はありましたわ」

妲己さんもいう

「「(でも……)」」

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「お褒めに預かり光栄ですわ」

 「(様子が変!!どうしてこうなった!)」

さきちゃんがお淑やか…(笑)

 

というのも、さきは腕だけに梱仙縄(こんせんじょう)して、

自分の怪力を封じたのである(子牙には内緒)

「もうどんな炊事洗濯家事親父だろうと、どーんこいよ!」

だ、大丈夫かな?

 

「素が出てますよ」

子牙に突っ込まれる

「あらっ、いけませんわ。私としたことが…

 (おしとやかおしとやか…)」

 

「…さき、妲己に認められようと一生懸命なのは良いことですが…    ここ数日、君らしくないですよ?顔色もあまりよくないような…」 

心配そうにする子牙

「なっ、なんでもありませんことよ」

 

「やはりどこかおかしいですね…。

 さき、私にはなんでも正直に話す約束でしょう?」

子牙はいうが、さきにとっては”妲己との密会”が引っかかっていた

 

「……子牙こそ、…私に話すことがあるんじゃない?

 …ですわよ」

さきは問い返す

「私が? さきに…?はて…?」

 

しらばっくれる気ね…とそう思ったさきは

「私、見ちゃったんだからね。

 子牙が夜中に妲己さんの部屋に入っていくところ!

 …ですわよ」

 

どう言い訳をするつもり?と答えを待つさきだが、子牙は答える気がない様子だった。

ここで”カミおれ”(作者さんの前作)をちらっと出てた(笑)子牙の様子からに、おそらく妲己さんがさきのことを知っていたことについて、聞きにいったと思うんだけど

 

「さぁ!私にわかるようにちゃんと説明して!」

念を押すように言うが、子牙は…

「…その件について、君に話すことは一切ありません」

と言われてしまう

 

「わっ、私にはなんでも正直に話せとか言っておいて、

 自分はなにも話せないつもり?」

「はい」

 

ショックを受けたさきは

「…——っ、わかったもう聞かないっ」

ぷいっする

 

「でもねっ、私はこの、おしとやか作戦で遂行して、妲己さんに認めて貰うんだから邪魔しないでよね!

 子牙のばかっ!巨乳好き!!」

巨乳好き(笑)

 

”(子牙と妲己さんが隠し事するような仲だったなんて…)”

そう思うさき

ちょっと待って…さきちゃん、子牙って女性に触れると何か起こる様子だったよね?だったら…何もない可能性があるんじゃ…

 

「おつかいの物は以上ですわん」

さきはコウと一緒におつかいをしていた

「お…重い……ですわ」

 

怪力を封じたせいですっかり非力になっちゃったさきちゃん

コウには”怪力”封じを話していた

「(いつもの、十分の一も力が出ないわ。でも……

 これが普通の女の子なのね!夢にまで見たか弱さ♡)」

憧れなんだろうな…か弱さ

 

 くらっと立ちくらみが起こってしまう、さき

心配するコウだが、さきはある事を話し始める

「平気平気、

 …なんだか最近胸がドキドキしたり、モヤモヤしたり、忙しくって…」

 

その言葉にコウは…

「それってもしかして」

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 「『恋の病』ですのん!」

キラキラした目でいう

 

「だって、大好きな人がいつも側に居るんですもの!ドキドキしたり、モヤモヤするのなんてね、あたり前ですわん!」

力説するコウに

さきは”子牙と恋人同士”で通していたことを思い出した

 

「(…いつも、側に居てくれる…。大好きな人…)」

子牙の事を考えるさきちゃん

「(ちっ、違う違う! これはコウちゃんの妄想…!)」

必死に否定する

 

「それであれからなにか進展はありましたのん?」

「なななな、ないよっ!そんなもの!」

さきちゃん(笑)

 

「…っていうか私、コウちゃん見てもドキドキするんだけど…」

さきはいう

それって…まずいんじゃ…体に負担をかけてるのでは?

 

「ごめんなさいですわ、さきちゃん。

 私にはもう心に決めたご主人様がおりますのん♡」

コウに言われてしまう

「(今ので告白したことになってる…!)」

(笑)…コウの”恋”の概念とは…

 

 「誰かぁ~~!!」

おばあさんの声が聞こえ、ひったくりだということが分かる二人

さきが助けようとするが、コウが慌てて止めた

 

「こういうことは殿方にお任せするのが一番ですわ!

 女の子には危険すぎますわん!」

その言葉に足を止めるさき

 

「(…そ、そうだわ。普通の女の子は…こんな時、飛び出したりしない。

 …梱仙縄(これ)さえあれば、私だって普通の女の子になれるんだから…! 私だって…)」

ぎゅっと梱仙縄を触り、思う

さきちゃん…

 

「(…でも、怪力(いつも)の私だったら、

 取り返せたのかな…)」

鞄を盗られたおばあさんを介抱しながらさきは思う

 

そのひったくり犯を捕まえたのが

”天化兄貴と哪吒&四不像”

「なんだ、被害者はお前らだったのか」

被害者というか…おばあさんの悲鳴を聞いたというか…

 

天化兄貴に荷物を持ってもらう二人

「梱仙縄の力とはいえ、さきがこんな荷物も持てないなんてな、

 本当に大丈夫か?」

そう、天化兄貴は言う

 

「はい…ありがとうございますわ」

そう、さきが答えると、天化は驚いて、どさっと荷物を落としてしまう

(笑)…さきらしくない

 

「…お前、なんか悪いもんでも食ったのか?」

四不像にまで心配される

「え…!?」

 

「まぁ、違いましてよ、皆様。

 今のさきちゃんはおしとやかな女性を目指しているのですわん」

「…よろしくですわ」

 

そう言うと、戸惑う男達

「おっ、おう…」

「おしとやかねぇ…」

さきちゃんの怪力を見てきた人たちにとっては戸惑うわ、普通

 

「うふふ♡ 哪吒くん、お饅頭ですわよ」

さきがおまんじゅうを食べさせようとすると

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 「………さき怖い」

ぷるぷると震え、天化の後ろに隠れてしまう

「(怖いっ!?)」

あーあ、いつものさきちゃんがいいのか…(笑)

 

 「(哪吒くんに拒絶されちゃった…。

 折角”怪力”が無くなったのに…困ってる人は助けられないし…皆もなんか引いてるし…。

 うまく行かないなぁ…)」

 

再び、立ちくらみがする

「(また…疲れてるのかな…?)」

絶対、梱仙縄のせいじゃ…

 

「まっ、あんま無理すんなよ? 

 梱仙縄は外したくなったらいつでも言えよな、外してやっから」

そう、天化がいう

「うん、ありが…」

 

「(——…え!? どうしよう…。

 天化兄貴にもドキドキする…)」

え…(笑)いや、やっぱり梱仙縄の影響でしょ

 

「(…ううん、それどころか…。誰が見てもドキドキが止まらない…!

 私の『恋の病』ってこんなに重症だったの…!?)」

絶対違うよ!恋の病なんかじゃない。心臓がばくばくしてるの

 

その後、寝る前まで続く症状にさきはー

「(あー…本当にどうしたんだろう私…。

 頭がクラクラして考えが纏まらない)」

 

「(でも…なんだかふわふわしていい気持ち)」

「…き、さき」

誰かに呼ばれた気がして、目を開く

 

「やっぱり子牙だぁ」

「やっぱりじゃありません。何度も呼びましたよ。

 ぼーっとして、大丈夫ですか?」

 

「はぁい、大丈夫でぇす…」

(…あれぇ?そういえば私…子牙に怒ってたんじゃなかったっけ…?)

フラフラしているさきに(…全然大丈夫じゃない)と思う子牙

 

「やはり熱でも…」

「(…まぁいっかぁ♡)」

 

子牙はさきの腕に巻き付けてある”梱仙縄”を発見する

「梱仙縄!? 

 …まさかこれで己の怪力を抑えていたんですか!?」

この際、バレてよかった気がする。さきの身体が心配だし…

 

「(しかも、宝貝酔いを起こしてる…!?)

 様子が変だったのはこれが原因だったんですね!

 今すぐ外しなさい!」

そう言い放つ

 

「いや~おしとやかな女性になるのぉ」

さきはそう言って、抵抗する

さきちゃん…

 

「はぁ!?何言ってるんですか! いくら腕に巻いただけといっても、

 そんなに長時間付けていれば、体に害がない訳ないでしょう!」

「怪力を抑えるどころか衰弱してるんですよ!」

 

それでも抵抗するさきちゃん

「いーやーっ」

足元がフラついて、子牙を押し倒してしまう

 

「……ほら、足元もフラフラじゃないですか…。

 早くそれを外しましょう…?」

優しくさとす子牙だが、さきは「…いや」という

 

 「側仕えの仕事はすでに妲己の要望に応えていますから、

 外しても大丈夫ですよ?」

むくりと起き上がったさきは「…やだ…」とつぶやく

 

「…さき、

 私の言っていること、わかるでしょう?」

「だって…」

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 「やっと…

 普通の女の子みたいになれたのに…」

さきちゃん…

その言葉に驚く子牙

 

「物も壊さないし…繊細な作業も出来るし…

 もう誰にも、怪力女とか破壊神なんて言われない…」

涙をこぼしながら、さきはいう

「普通の女の子に…」

 

「…そんなに普通がいいんですか?」

子牙は聞く

「……うん」

 

すると、子牙はそっとさきの頬に触れ、こういった

「しかし既にさきは、

 私にとって特別な女の子ですよ」

 

「…私は女性には触れられません」

”触れる必要もなかった…

ずっとあの庵で誰とも触れ合わずに孤独に朽ち果てるつもりだった…”

 

ぎゅっとさきを抱きしめる

”なにも要らなかった…。

「でも…」

いつの間にか口実を作ってでも”

 

”君に触れたい。抱きしめていたい。

そんなことを考えてしまっている…”

 

「怪力で、頑張り屋さんで一直線で私が唯一、触れられる女の子…

 私の特別が君でよかった」

子牙はいう

 

「怪力でも…いいの?」

さきの問いにこつんとおでこを突き合わせる子牙

「ははっ、そこが更にかわいいんですよ」

確かにな(笑)

 

「……もっと触れていいですか?」

そう、聞く子牙

「だっ…だめっ!」

 

「なぜ?」

「だだだ、だって、恋の病が…」

それは…(笑)

「……は?」

 

「(ももももう、もう心臓がもたないっ)」

衰弱してる上にこの状況はね…もたないよね!

 

戸惑っている、パニックになり、さきは意識を失ってしまう

「…とっ。…さき? 

 寝ますか、ふつうこの状況で」

色々、積み重なったんだと思うよ…子牙(笑)

 

次の日―

「んーっ、よく寝た~」

さきが起きると、何故か床の上だということに疑問を持つ

「おはようございます」

 

下から声が聞こえ、反射的に挨拶しようとして、さきは驚く

「おは…。ぎゃーっ!!」

目の前に子牙がいて、思わず叩いてしまう

 

「…梱仙縄がなかったら死んでた…」

子牙はつぶやく

「ごごごめんっ!まさか私から抱きついて、

 そのまま寝ちゃってたなんて…!」

 

「って梱仙縄のこと、バレてる!?」

驚くさきちゃん

えっ…まさか…

 

「なんでって…まさか、

 昨夜のこと、覚えてないのですか?」

「昨夜…?」

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 「さっぱり!」

えへっと笑顔で言われ、思わず絶句する子牙

あれ、結構な告白だったよね(笑)ねぇ、さきちゃんー!

 

「にゃにするのひょ」

さきの頬をつねる子牙

「いえ、なんとなく…」

 

そこに関しては子牙に同情

あぁ、あれは愛の告白みたいなものだったのに…なんで覚えてないの、さきちゃん(笑)

 

女性に触れると、宝貝の副作用が起きるのかな…?

それが起きた事がないから…やっぱ、妲己さんとは何にもなかったはずだ。

”女性に触れられない”みたいだし?

 

ここまで読んでくれてありがとうございました

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