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「全部倒して、東京行きます」春高バレー開始!第12話「試合開始!!」 感想 ハイキューセカンドシーズン

此花(このはな)です

今回はハイキューセカンドシーズンの第12話「試合開始!」の感想を書いていきたいと思います

12話は全体的に烏野の初戦のお話でした。
烏野たちのやり取りは相変わらず楽しかったです(笑)特に田中さんの仏顔
初戦という事でやっぱり烏野圧勝って感じが強かったお話でしたけど、負ける方の視点は気持ちがじんわりしました。

前回言っていた角川学園の1年生の正体が分かって納得
背ってやっぱ脅威だなぁ…
さて、本編の感想へ行きましょうか!
最初は他の人たちから見た烏野から
「あれだよ、あれ烏野」
すぐ先にいる烏野たちを見て、一人が言い出す
「烏野?」

「この前のインターハイ予選、青葉城西とフルセットまでやって、
 ギリギリまで追い詰めたってとこ」
「おぉ、まじか!」

「北川第一のコート上の王様がいるんだと」
「千鳥山中の西谷もいるらしいよ」
「中学の時、ベストリベロの!?」

「そう。でもさ、リベロ以外にもう一人、青城の及川のサーブをまともにレシーブしてた奴いたよな。確か、主将だ。」
「でも、烏野って、あんまでかいというイメージないよな」

「190近い奴が一人いたはず。インターハイ予選の時はあんま目立ってなかった気するけど。あとさ、レフト二人が怖ぇんだよな。パワースパイカーっていう感じで」
「そんでなんつっても
 マネが可愛い!」
思わず、ずこっとなった。まぁ、潔子さんは綺麗な人だけどさ(笑)

「あとさ、やっぱあれだろ?
 ちっこいのにミドルブロッカーでむちゃくちゃな速攻を打ってくる烏野の10番」

「っておい!なんかすげぇげっそりしてる」
日向(笑)あー、まさか吐いたの?

場面が移って、烏野視点へ
「日向、大丈夫?」
心配そうに谷地ちゃんが言う
「大丈夫大丈夫。来る途中で吐いたし…すっきりした」

「朝から大量にかつ丼とか、そりゃ酔うわ」
月島君に突っ込まれる
(笑)それは…緊張してるのもあるし、酔うだろうな

「勝負の日はカツ食うだろ!普通」
日向は言うが
「普通とは一体…?」
月島君が言う
食べたっていいだろうけど、食べ過ぎはよくないし

「日向ボケェ!日向くそボケェ!」
影山君も怒る
「影山の罵倒ボキャブラリーはボケ!だけだな」
澤村さんが言う

「が、頑張って増やします!」
えっ?頑張って増やすものか(笑)罵倒ボキャブラリー

「日向のゲロを思い出したら、もらいげろしそう…」
月島の隣にいた山口が言い出す。調子が悪そうだ
「えっ!?早くトイレいきなよ!」
月島君が言う

「俺も緊張とあいまって…」
旭さんも吐きそうな様子
「集中してんなぁと思ったらゲロ我慢してたのかよ!」
菅原さんが突っ込む

旭さん(笑)前もそうだったなぁ…
日向もだけど

「翔陽!バスでゲロるの、2回目ってホントか!」
西谷がそう聞く
「他人の股間にリバースせず、バスが止まるまで我慢するまで成長したな、日向」
隣にいた田中さんがぽんと日向の肩に手を置きながら言う
どういう褒め方してるの(笑)田中さん

そんな烏野たちの様子をみて、さっきまで烏野の話をしていた人たちは
「ほんとうに青城を追い詰めたチームなのか…?」
あーえっと…試合になると変わるんです!本当だよ!

場面が代わり、日向がテンション高く歌いながらトイレに行く所から
ちょうど入ろうとしたとき、誰かとぶつかってしまう
「ご、ごめんなさい!」
「どこ見てんだ!こら!」
恫喝され、ビビる日向

「ひぃぃ!すみません!すいません!」
謝ってはっとする日向

「(この人…扇南?初戦で当たるチームだ…。
 一回戦勝ってた)」

もろのヤンキーだ(笑)
「あぁ?なんだ、中学生か」

「え?」
あ(笑)やっぱり…間違えられるのね
「怒鳴って悪かったな。兄貴の応援にでも来たのか?
 俺の弟もそれと同じTシャツがお気に入りでよ」
意外に優しい人だなって感じだが、絶対下に見られてる…

「お、おれは烏野高校1年日向翔陽です!
 優勝して、全国へ行きます!」

大声で叫んだ
日向…(笑)

「あぁ?烏野?」
キッっと怖い顔をする
それでひぃ!とビビる日向
こういうのでビビるのに、堂々と言うんだよなぁ…日向って

「簡単に全国なんて言ってんじゃねぇーよ!」
そう言って、体育館の方へ
その言葉にふしぎに思ったらしい日向
「でも本当です!」

食い下がる日向に
「うぜーなこの…」
言い返そうした

「全部倒して、東京行きます」
日向の表情にぐっと言葉が詰まった大和田
「万が一ラッキーで勝ち進むことがあってもな、どいつもこいつも白鳥沢につぶされるんだよ」

「え?」
「せいぜいいい思い出づくりしようぜ」
手を振ってその場から去ってしまった

場面が代わり、試合直前の練習前
「前の試合終わった。いくぞ!」
澤村さんの言葉
「「「「おー!!」」」」
気合の入った声が響く

その直後

「うっせぇなーばーか」
相手チームの扇南がガンを飛ばしていた
それに対して、田中さんがガンを飛ばす

後ろの日向がビビっている(笑)
「扇南ってヤンキーみたいな奴ばっかっすね!」
田中さんが言うと何とも…(笑)
「お前が言うな。その顔、やめろ」
菅原さんに突っ込まれる

そして、試合直前の練習ー
「坊主とかまじだせーし、
 まじ!マジで、マジ、マジ」
相手チーム、煽りすぎだろ(笑)

「参ります…よろしくお願いいたします」
田中さん!逆に怖い(笑)その仏顔
スパイク練習、田中さんの番

「よいしょ、こらぁぁ!!」
スパイクで叫ぶ田中さん

「おそまつさまでございました」
再びの仏顔でお辞儀をする田中さん
戸惑いながらも、影山君は軽く礼をする
何だこれ(笑)

烏野のスパイク練習を驚いた様子で見つめる大和田さん
上の観客
「烏野、皆攻撃力すげぇな」

そして、扇南との試合ー
それを見つめる谷地ちゃん
「(春高バレー烏野高校の戦いの始まりだ!)」
同時に試合始まりのあいさつが行われる

繁心さん
「向こうは3年が抜けてるが、もともと2年が主力のチームだ。
 今回の一回戦はストレートで勝ちあがってきてる。気を抜くな!
 特にレフトの1番に注意」
「「「「おっす!!」」」」

隣の武田先生が口を開く
インターハイ予選が終わってからここまで慣れないことに挑戦し始め、かみ合わず、関東の強豪相手に練習試合。通算約70敗」
その言葉にちょっと複雑そうな顔してるのに笑った。

「でも、最初は失敗ばかりだった新しい武器は今、形になりつつあります」

「今までの悔しさに見合うだけの”勝利”を手にしてきてください」
ニヤリと笑った感じで言ったの、武田先生初めて見た

場面が変わって、上の烏野の試合を見る人たち
「おう、あんたも来たのか」

「烏養先生」
「おう」

あ、やっぱり来たんだ。烏養さん
「かわいい孫のチームだもんな」
「んじゃねぇよ」
反論する烏養さん

「あれ?お姉ちゃん、烏野の人?なんでここにいるの?」
烏養さんに教わっている子達もきてたのか
谷地ちゃんは2階席での応援だもんなぁ…

「マネージャーは一人しかベンチに入れないんだよ。
 知らないの?」
「へー」
ハイキューで読むまで知らないです。

「俺は久々に試合見たけどさ、すげぇ一年コンビがいたぞ。
 烏野、今年は結構いけんじゃないか?」
これは近所のおじさんだっけか。八百屋?酒屋?

「絶対勝てない勝負はねぇし、絶対勝てる勝負もねぇよ。ちょっとした調子の違い、緊張、あせり、どんな強豪校だって選手は人間なんだ。そんなささいな乱れでいともあっさりと転ぶこともある。
 さて、今日の烏野はどうだろうな?」

場面が移り、烏野の最初のサーブ
旭さんのジャンプサーブ
そのサーブは成功した
「初っ端のノータッチエース!」
「へっ、やるじゃねぇか」

「さぁ、行くぜ!」
繁心さんの声をかわきりに烏野の攻撃が始まる
烏野のメンバーはあることに気付き始めた

扇南の攻撃の場面、スパイクをする姿が目に入る
「(フェイントに切り替えた)」
直感的にそう思い、澤村さんは前へ。

見事にフェイントをレシーブ
「(スパイカーのモーションが前よりよく見える気がする)」
上がったボールは烏野の攻撃

旭さんのスパイクはレシーブされるが、相手を崩した
「(扇南は一回戦の時から少しでもレシーブを乱れたら、
 速攻を使ってこない。レフト)」
スパイクを読み、ブロックする月島くん

そんな烏野の調子よさに武田先生は
「なんというか……皆以前より動きに迷いがない気がしますね」
評する

「合宿行って新しい技だけ練習してきたわけじゃないからなぁ。タイプの違う強豪とみっちり連戦してきたんだ。
 サーブの威力、スパイクの威力、攻撃の多様さ、守備力、すべてのハイレベルさに前よりずっと、慣れたんだよ」
繁心さんが言う

攻撃が見えるようになったのも、その影響かぁ…。
やっぱ、強豪との合宿は良い経験だ

試合は進み、影山君のサーブで烏野のマッチポイント!

視点が代わり、扇南の十和田の視点
「冗談じゃねぇ、またこんな強いとこと当たるなんて…」
そうつぶやく十和田の頭にはインターハイのことが思い浮かんでいた

それは序盤で当たってしまった”白鳥沢戦
圧倒的な、牛島のスパイクに手も足もでない扇南

「ほらほら!まだまだチャンスがあるぞ。テンション上げろ!
 いつもの調子はどうした!」

3年の主将がそう励ます

「あぁ!?」
十和田の怒りの顔にひぃっと主将は後ずさる
あ、怖いんだ(笑)
「”主将の声は白鳥沢の応援と張り合って、ガラガラになってた”」

そして、白鳥沢のスパイクをなんとか上げた場面、ボールはコート上へと向かっていた
「上がった!十和田!」
主将の声が響く

「(追った所で届かない。届いたところで得点につながるとは限らない。繋がったところでちっぽけで意味もない一点だ。
 そんなもんにすがったって、仕方な…)」

そう思ったその時、
十和田の横を通り過ぎていく主将の姿が見えた
だが、ボールには届かず、試合終了

その後―
「おい、そんな暗い顔すんな。余計怖いわ」
主将が引退する時になった時、主将は言う

「お前ら、ほんと問題児だったけど、
 でもお前らが居なかったら試合に出る事も出来なかったよ」

「ありがとうな」
笑顔で言った

「お前ら、がたいもセンスもいいんだし。
 頑張れよ」

そんな話を終えた後、十和田が部室へと帰ってくると

一人で泣いている主将の姿があった

十和田はどこにもぶつけられない悔しさと憤りをタオルに振り下ろす
その瞬間、場面が代わり、烏野の試合で十和田がスパイクを振り下ろすのと重なった

そのスパイクは日向の手に当たり、烏野の攻撃
日向はそこから逆方向へとダッシュし、スパイクを決めた!
烏野の得点だ

あまりの早い攻撃に十和田も
「すっげぇ…」
圧倒される

そんな日向の姿に十和田は
”「全部倒して、東京行きます」”
の言葉が虚勢ではないことに気付かされる

「(あれは虚勢を張ったわけじゃない。本当にそうするつもりだ。
 あの小さい体であのウシワカを倒すつもりだ)」
この人もなんだか憎めない人だなぁ…

第1セット、烏野が25点を取った。
扇南高校ー監督から
「が、がんばろう!勝敗なんかより、
 君たちが頑張ることに意味があるんだ」
大丈夫かな?扇南の監督さん

そんな様子を眺める人がいた
「おーい、こら!静かになるな!」
聞き覚えのある声が聞こえる
はっとして、上を見上げるとそこには

引退した主将がいた
「秋宮主将…?」

「なんでお前ら喧嘩は出来るくせにバレーは弱腰になるんだよ」
ぷっ、それは否定できない(笑)

その言葉にキッと怒った顔をする扇南メンバー
「弱腰?」
ひぃぃっと2階席にいる主将が後ずさる

「いくら凄んだって、こっちは2階にいるから怖くないもんねー。
 あははー」
それを言っても全然反論になってない(笑)
「あの人、何しにきたんだ…」

そんな表情をすぅっと切り替えて、真剣な顔になる
「ちょっと押されるとすぐあきらめる。それを弱腰だって言うんだ。これはお前らの勝負だからどうしようとお前らの勝手だ。

 でも、一個だけいっとく!
本気も、必死も、一生懸命も、かっこ悪くない!」
この人たちにぴったりな言葉な気がする

その言葉にはっとする十和田
そして、笑いだした。
「え、なに。怖い」
他のメンバーたちはそういう
「先輩、頭どうかしましたか?」

「先生!」
十和田は言う
「やっぱ、ネットをはさんで勝負しに来たからには
 勝って次の試合に進むくらいしかねぇんだと思う」

「弱ぇこと悟ったくらいでかっこばっか気にするのもいいかげんみっともねぇよな!」
「十和田…」

「よし、言うぜ!」
前に出る十和田
「何を…?」

「烏野を倒す!一次予選突破、打倒白鳥沢ー!!」
大声で叫んだのだ

そんな声に「よし!」と主将は笑った
「はははっ!まじか!言い寄った!」
「びっくマウス上等!」
メンバーたちに好意的に受け止められた
「打倒白鳥沢ってか?」

「本気で勝つぞ!お前ら!」
十和田は叫ぶ
「「「「おー!!」」」」

「受けて立つ!」
田中さんはいう
楽しいな、やっぱこういうのは

アイキャッチが見たことないので、撮ってみた。
これはサーブをうったけど、西谷になんなくレシーブされてたって感じか
複雑そうな感じの旭さんだ(笑)

試合は進み、22対13の烏野優勢の状態
「やったー!また決まった」
喜ぶ谷地ちゃんと子供達

「あの1年コンビすげぇよな」
近所のおじさんが烏養さんにいう
「おうね。いやしかし、2、3年が予想以上」
前烏野監督から見ても、先輩方も成長してる?

「今、烏野のに復活の兆しがあるのは熱心な顧問や一年戦力が大きい。
 だが、その活躍も基盤がしっかりしているからこそだ」
「基盤?」

「去年、ほんの短期間、烏野で練習を見たことがあったんだが、その頃の奴らには実力も根性もあった。でもなぜか、自信のなさを感じたんだ」

「まるで無意識のうちに負けることに慣れてるみたいでな」
負けることに慣れてる…?

「でもそんな風にはみえねぇぜ?」
「今の3年が烏野に入ってきたのは烏野が強豪と呼ばれたのが過去になった。憧れと現実のギャップも大きかっただろう。一番不遇な時代にいた連中なんだろな」

「だからこそ、ここまで来た連中には簡単に揺るがない強さがある」

そのタイミングで澤村さんがレシーブをし、影山がトスを上げて
旭さんのバックアタックだ!
そんなこと言われちゃうと、活躍してほしいなって思う

烏野の得点となり、10点差まで広げられてしまっていた。
「(くそっ…強え)」
「まだ大丈夫!頑張れ!」
扇南の監督さんは叫ぶ

烏野のサーブ。するのは影山君だ
影山君も調子がよく、扇南はうまくレシーブが出来ない。
烏野のマッチポイント!

「(毎回、土壇場で追い詰められたら、
 練習不足を後悔するんだよな…)」
十和田は思う
スポーツで負けるときって、絶対にそうだよな。必ず後悔する

開いている点差とマッチポイントに観客や見ている選手たちは早々に終わるだろうと見越した様子
それでも扇南の主将は
「まだ終わってない!あきらめるな!」
声を上げる

同じ影山君のサーブ、今度は扇南、レシーブを上げた!
だが、コート外にボールは向かっている
そう、あの白鳥沢との試合と同じ場面だ

そのボールを見る十和田
「(ギリ届くか…?間に合わねぇか…
 まぁ、俺たち2年だし、来年もチャンスあるしな)」

「(ってなるか!だから弱いままなんだろうが!)」
十和田は走り出す

荷物にぶつかりながらも、コート内近くへと戻した
「ラスト!!つなげー!!」
大声を上げる

その声に反応し、なんとか烏野のコートへと返す
それを西谷が上げる。
必死に攻防が続くが…烏野の攻撃、十和田は日向が逆方向にダッシュするのを見た

「(俺は確かに奴をみくびった。全国にいくなんて、馬鹿だと思ったから。 馬鹿は俺か…)」
その瞬間、日向のスパイクが決まった
試合終了ー
なんかじんわりとするな、相手側の視点って

烏野高校、初戦突破!
なんかインターハイ初戦を思い出すなぁ
あれはぐっと来たもん

場面は扇南高校。
烏野に負け、体育館裏でぼーっとするメンバーたち

「おつかれ!ねばったじゃねぇか」
声をかける主将
「うっす」

「今悔しいのは当然だからな」
その言葉にはっと顔を上げる

「どんな勝負したって、負ければ悔しいに決まってる。極端に言ったら、たいして練習してない奴だって、試合に負けれたら悔しいんだよ。悔しいって感情は誰だって本物なんだと思う」

「でも…その悔しさ、三日で忘れる奴は弱いままだからな!高校の3年間なんて、もたもたしてたらあっという間に終わっちゃうからな!」

「今の悔しさ、忘れんなよ!」
主将は真っ直ぐに言った
言ってから、はっと気づいて気まずそうにする

「あ、じゃあな。来年も見にくっから頑張れよ」
背中を向けて、去ろうとする
ひとつ、間を置いて「主将!」と十和田が言った

振り返ると、十和田が頭を下げたのを見て、びくっとおびえる
「ありがとうございました…」
「「「「しゃっす」」」」
続けて扇南メンバーも頭を下げた

それを見て、主将は笑ったのだった。
良い関係性なんだなぁとこれを見て思う
鼓舞して、成長してくればいいな

場面が代わり、次の対戦相手が決まる試合を見に来た烏野
そこには大きな強敵がいた
見ていた選手や観客どもがうわさする

「なんか、遠近感狂うよなぁ…」
「俺さっき、廊下で隣に立ってみたけど、
 めっちゃでかかった!」

「そりゃでかいわ!だって2mだぞ」
うわぁ…確かに脅威だ

その攻撃を見て、日向と谷地ちゃんがおびえた様に声を上げる
「「ひぃぃぃ!!」」

「えげつねぇ!」
「凶器…身長が凶器…」
田中さんと旭さんも言う

「(田中、バナナ似合う…)」
潔子さん、何考えてんの(笑)確かに似合うけど!

その高校の名は”角川学園”
あー前回言ってたところか…当たるのはそことか…

「次の相手決まったな」

この人が2m級かー

「次の試合勝てば、一次予選突破で10月の代表決定戦へ進める。
 絶対突破するぞ!」
「「「「おー!」」」」

そんなトーナメント戦の現状に谷地ちゃんは
「(一回負けるだけで終わりなんだ…)」
実感する
「(なのに!……相手が2m!)」

その選手が通り過ぎていくのを
日向がめっちゃ怯えながら見ているのが印象的
「2mでっけぇな…」
日向はつぶやく

「201cmと162cmかー」
山口は言う
「四捨五入すれば!163cm」
日向が食いつく

「201cmと162cm、40cm差か」
山口の隣にいた月島がかぶせて言う
「聞けよー!!」
流石にその1cm差、変わんないと思う(笑)日向

「40cm差!?40cmなんて、ケーキちゃんと同じサイズだよ。そんなにおおきくないよ」
谷地ちゃんは言う
ケーキちゃん?あぁ、キティちゃんかな?

「それはフォローなの?」
月島君の指摘は確かに正しいわ。それはフォローになってない
「テカチュウも確か、40cm」
山口君は言う

「フジクジラも」
月島は言う
「フジクジラ?」

「なにそれ?」
「サメの一種」
月島は説明する
「ツッキー博識!」

「俺……フジクジラと合体したい…」
!?日向(笑)

それを聞いた影山
「は?」
「フジクジラと合体したら、俺は2m…」
そういう問題じゃないでしょうに、どうやって対処するか考えなきゃ

「おい、何を言っている。
 お前、本気でビビってんのか?」
影山君は言う
「?」

そもそも通常状態でも不利だったから、
スピードで勝負だった気が…

「つい、フジクジラに食いついちゃいましたけど
 大丈夫でしょうか?日向」
試合に向かう日向を見て、そういう谷地ちゃん

「あぁ…うん。試合前ではあんなでもきっと…」
潔子さんは言う
「ですよね!」

場面が代わり、烏養さんたち
「いよいよか…。しっかし、あんなでかいのが相手だとはなぁ」
おじさんはつぶやいて、フルフルと首を振る
「いやいや、今の烏野なら関係ねぇ!そうだろ、烏養先生」

「さぁどうかな」
烏養さんに言われる
「なっ」

「高校男子は身体ができあがってねぇし、プレイ自体も未完成だ。だからこそ、一人の大エースや常識はずれのでけぇやつの存在が
 勝敗を分けることになる。」
「そんな!」

「身長はそれだけで大きな武器だ。
 それに対して烏野がどう戦っていくのか。………見ものだな」
烏養さんは冷静だな。やっぱ、全国まで導いた名将だけある。

次回「シンプルで純粋な力」
という題名だから、やっぱあの新型速攻が活躍するのかな?
楽しみだなぁ
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ここまで読んでくれてありがとうございました!
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