此花のアニメ&漫画タイム

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今、目の前の試合に勝て! 第21話「先輩の実力」 感想 ハイキュー!!

こんにちは 此花(このはな)です

今回はハイキューの第21話「先輩の実力」の感想を書いていきたいと思います

前回は影山くんが焦って、スパイカーとの息が合わなくなってしまい、
菅原さんに交代させられるところで終わったんですよね。
先輩・菅原さんの姿を見て、成長してくれることを願います!

さて、本編の感想に行きましょうか!
交代するシーンからスタートです!

「へこむなよ。一回リズムを変えるだけだ」
そう影山の肩に手を置いて、そう励ます菅原さん
「すみません…」
コートの外へ向かう影山

それを見ながら菅原さんは思う
「(こいつも心配だけど、この二人が今、同時に折れたら…)」
菅原さんは影山、そして、日向のことを心配していた。

「お前を倒すのは絶対俺って言った!!」
影山に向かって、叫ぶ日向。驚く影山

「日向!怒られるぞ!」
と日向がさっきまでいた場所で、山口くんが注意をする

「それまで誰にも負けんじゃねぇよ!」
山口くんの注意を聞かず、続けて言う日向

「試合終わってねぇんだから、まだ負けてねぇし」
影山は少し不機嫌そうに言う
それを聞いて、日向は目が一瞬輝く
その後、山口くんが日向を引っ張って元の場所へ戻るのだった。

(笑)いいコンビですね。
今までは影山くんが日向のことを助けていたのに、今度は日向が言う番か

その様子を見ていた菅原さん
「(心配なかったかな…)」

「影山。外からちゃんと見とけよ。
 一回落ちつけ、先輩のプレー見てな」

繋心さんが影山に向かってそう言う

OPが終わって、菅原さんと烏野の皆

「はい!」

「はい!」

「はい!」

「はい!」

「「はーい」」

くそう(笑)のやっさんの所で、ほんわかした。
2人とも可愛い!!
一番びっくりしたのは、月島くんだったけど、菅原さん良く出来るな…。


「大丈夫! 一本切ってくべ!」
菅原さんの笑顔が一番効きそう
菅原さんの言葉に烏野は気合を入れ直す!

そんな様子を見ていた日向。ちらりと影山を見る
「なんだよ?」
影山くんが日向にそう尋ねる(目つきが怖いけど)

「ほらもう…。顔怖いんだよ」
そう言われ、影山は怒る
「元々、こういう顔だ!」
確かにそうだけど、そんなに睨まない!

「ピリピリしてよぉ、あんま喋んなくなってよ、なんか考え込んでんなぁっていうのは
分かるけど、声出さなきゃ何考えてるか分かんねぇべよ」

そう日向がつぶやくと、影山は不思議そうにして…
「俺…声出してなかったか?」

「うん。少なくとも今までのどの試合よりも。まったくよぉ…」
日向の言葉に衝撃をうける影山くん

「(くそう…。こいつに言われるほど、
 余裕無くなってたのか俺は…)」

気付かなかったんかい!喋らなくなったことに気付かないって。どんだけ…
無意識のくせって怖い…。日向が言うことで、そのくせ治ればいいけど

場面が変わり、観客席
「なぁ、今入った烏野のセッターって、2番……あ!」
メンバー表を見て、びっくりする観客たち
「げ!入りたての天才1年にスタメンとられたんだ!」

あ…確かにそうだけど、菅原さんはそれでも多くの試合に出るために努力してきてるんだぞ。
影山がいることで、一つでも多くの試合が出来るから
凄い先輩だなぁ…本当に

場面が変わりまして、烏野
「大地!いつよりも声出てなかったぞ。主将が余裕無くなってどうするよ」
そう澤村さんに喝を入れる菅原さん
「あぁ…すまん」

「(大地に説教出来んの)」
「(スガさんだけだぜ…)」
あぁ…なるほど。菅原さんはそういう役割もしてんのか

「月島!」
ふと菅原さんが月島くんを呼ぶ

その烏野を見ていた及川さん
「(この爽やかくんの実力は全然分かんないけど、
 アップ見た感じではマジメとか丁寧とか似会う感じかな?)」


「岩ちゃん。あの2番くんのブロックのストレートのとこ 
 低いからねらい目」

「おう」
岩泉さんが返事をする

試合が始まり、青葉城西のサーブからスタートする
烏野は田中先輩のスパイクが通るが、レシーブされてしまい、青葉城西の攻撃

「(ねらい目は…ブロックの低いストレート!)」
岩泉さんがスパイクを打つ

しかし、さっきまで菅原さんの隣にいた月島が
ブロックではじく!


「うっわぁ、どっしゃと。
 ストレートくるって読んでたのかな?」

嶋田さんが嬉しそうに言う
「な!うまいことやったな!
 相手のスパイクの直前でブロッカーの位置をスイッチ」

なるほどね。菅原さんの方が背が低いから、そこを狙われやすい。
そのため、スパイク直前で入れ替わることでそれを防ぐ
そのことをスイッチって言うのか、勉強になります


「ナイスブロック!月島。ナイスナイス!」
菅原さんが月島くんを褒める
「いや…菅原さんが…」

「強いところと試合すると、たいていブロック低い俺のとこ狙われるから…。今回もたぶんそうだなって思ってさ。でかいやつが隣にいると、やっぱ心強いな!」
そう菅原さんが言うと、月島くんは少し戸惑った様子で
「いや…あの…はい」

なんか素直に褒められると、ちょっと弱いのかな月島くんは
菅原さんには嫌味の一つも言わないし


「わりぃ」
「ごめん岩ちゃん」

及川さんの読みが読まれちゃったんだから、仕方ないよね

烏野のローテ―ションが回り、日向がコートに入る

「日向!」
と菅原さんが日向を呼ぶ

烏野のサーブから試合が再開

「うわぁ…完璧に返された!」
嶋田さんが叫ぶ
「速攻くるか?」

青葉城西のスパイクがくる

しかし、みごとに日向がブロックではじく
嬉しそうな日向

「日向すげぇすげぇ」
菅原さんが日向の頭を撫でながら、褒める
「菅原さんの言うとおりでした!」

さっき、日向を呼んだ時の回想

「次、向こうのレシーブが奇麗に返ったら、センターのクイックがくる。
 でも、慌てないでいつもよりほんの少しためて飛びな」

菅原さんのアドバイスを聞いて、止めたのか
「だべ!」

菅原さんに褒められてる日向がちょー可愛い
自然と癒されたわ


「(コートの外から見ていた時は、確かに悔しさがあったけど、中にいるよりずっと冷静にゲームを見れていた気がする。試合に出られなかった時間もちゃんとかてになってる)」
そう菅原さんは服をぎゅっとにぎしめる

そのかてを今、生かしているのだから、大丈夫!
むしろ、影山くんのプレーと正反対だしね

「テンションががぁーと上がりましたね」
嬉しそうに言う武田先生
「あぁ…」
一方、繋心さんは浮かない顔

「大丈夫ですよ」
そんな様子を見て、武田先生が言うと、繋心さんは驚いた顔をする
「プライドの高そうな影山くんがベンチに下げられて、
 へそを曲げていないか心配だったのでは?」

そう武田先生に指摘され、複雑そうな顔をする繋心さん
「大丈夫ですよ。影山くんの強さ、うまさの要因は高いプライドと
 それを上回る上達への貪欲さだと思うから」

武田先生もよく見てますね。影山くんは何と言うか…日向と同じでバレー馬鹿で、プライドが高くて、でも、変に素直なところがあります。少し天然も入ってますけど(笑)

「(えっと…次の攻撃は…)」
日向は菅原さんの手元を見る

「俺は影山みたいにどんぴしゃ、みたいなトスを上げる技術はないから。
 次はこういう攻撃で行くよっていうサインを出したいんだ」

ここのシーンも伏線なんだ。菅原さんがセッターとして出ることの
それを見て、日向と田中さんはうなづく

澤村さんの語り

「(天才一年にレギュラーを譲った可哀そうな3年生。
 スガは傍目からはそう見えるかもな。でも)」

日向がスパイクを打つために走っていく

「「(来いとも、くれとも言わねぇ!)」」
松川さんと岩泉さんが思っていることが一致した

「飛雄じゃないんだから、神業速攻はないよ!」
及川さんのツッコミが入る

「「(ですよねー)」」
(笑)ここのやりとり面白かった。
菅原さんがセッターなんだから神業速攻無理に決まってるよねって


「(スガは、ずっとコートに立った時のことをシュミレートしてきた、
 烏野のもう一人のセッターだ!)」

それと同時に、日向とのスパイクが決まる

「「よっしゃあ!」」
日向と手を合わせて喜ぶ菅原さん

「(俺は影山と比べたら技術も身体能力も劣るけど、チームのことは少しだけ長く見てきた。俺対青葉城西なら絶対叶わないけど、俺の仲間はちゃんと強いよ)」
菅原さん…。

「ここ一本で切るぞ!」
「「「「おう!」」」」
流れを断ち切ることが一番重要だもんね。バレーでは

試合は続く

「なぁ、ちょっと…」
菅原さんが声をかける


「(くそっ。ここで及川さんのサーブ!)」
嫌なタイミングに来ちゃったね
後4点で青葉城西が第1セットとっちゃうから

今度の及川さんの狙いは、
田中さんと西谷の間


「今度は間狙いか…」
「絶妙なところに打ってきやがる…」
コントロール良すぎるんだ!及川さんめ…

「わりぃ!俺が行く所だった」
のやっさんが謝る
「俺も出すぎた。すまん」

そして2回目のサーブ。今度は…
コートの前の方に落とす及川さん

「青城のセットポイント!」
「くそぅ…一体あいつのサーブに何点とられたんだ」

悔しそうに言う

「もしもバレーに究極のプレーがあるとしたら、サーブだけで25点とること。相手に攻撃のチャンスすら与えない、それがサービスエースだから」

3回目の及川さんのサーブ

「俺がとーる!」
澤村さんが叫び、旭さんが遠慮して、ボールをレシーブする

旭さんの避け方に笑った。勢いに押されたねこれは…

澤村さんが上げたボールを菅原さんがトスを上げて、旭さんがバックアタック
しかし、青葉城西にレシーブされるが、ボールは烏野コートへ!

「日向!ダイレクトだ!」

影山くんが大声で叫び、日向はそれに従う
「(ダイレクト…初めてだ…)」
日向がダイレクトでボールが打つが、失敗する。(ボールには当たったけど)

「へたくそっ!!」
それを見て、影山くんが大声で叫ぶ

「うるせぇな!もう!」
ここの日向の照れてるのが可愛いですよね。
初めてだったからしょうがないと思うんですが(成功とは言えませんけど)

続いては青城の攻撃
守る側の日向は菅原さんに言われたことを思い出していた


「なぁ、ちょっと。青城の速攻な、俺たちがやるのより
 ほんのちょっとタイミングがゆっくりみたいなんだ。だから…」

「(いつもより少しだけためてから!飛ぶ!)」
金田一の攻撃を見事にブロックではじく日向
弾いたボールはラインぎりぎりで落ちる

「「アウトかぁ!」」
日向がはじいたボールはギリギリでアウトだった
これで第1セット、青葉城西がとる

「おしいぞ、日向。次は止めるぜ!」
田中さんが日向の背中を叩く
「あいっす」

あれはおしかったね。ラインぎりぎりだもん

「(くそう、危なかった。完全にタイミング合わされた…)」
これも菅原さんのおかげ!
「(あの2番くんが入ってから、本能だけで動いていた
 ちびちゃんまで、考えて動くようになったな)」

意外にセッター交代って効果あるんだな…。音が変わるって言ってたし

「2セット目はこのままでいく」
繋心さんはそう烏野の皆に言う
「「「「おすっ」」」」

「で、一番厄介なのは及川のサーブなわけだが、
 守備を少数精鋭に切り替える!」

つまり、レシーブの上手い人だけでやるってことですかね。ふむ

「なんつうか烏野の攻撃、あの影山と10番の速攻ありきで考えてたら、
 ああいう普通のちゃんとした攻撃されると調子狂うなぁ」

岩泉さんがそう言う
「つい10番見過ぎちゃうよな」

「岩ちゃーん。足りない頭使うと頭なくなるよ」
おい!それで岩泉さんに怒られているじゃないですか。
なんで怒らせること言うかな…


「(確かに練習試合でも、影山ばかり注視してきた。
 もう一人、篤実なセッターがいたとは)」

監督さんも驚いてくれて嬉しい。
篤実(とくじつ)の意味を調べたら、「情が深く誠実なこと」だそうです。

場面変わりまして、烏野
「菅原さん!」

影山が声をかける

「金田一の、えっと…ラックを…。12番の速攻ってもしかして、
 タイミングゆっくりなんですかね?」

影山は言いよどみながら、菅原さんにそう聞く

「そうだと思う!ある程度ボールを見て、見て、
 それから叩く、みたいな」

菅原さんの言葉を一言も聞き逃さない様に、うんうんとうなづいている影山が見えた。
なんかいいなって思ったわ

「菅原っていう完全未知の司令塔を入れたことで、
 相手は確実に混乱してる」

繋心さんは言う
「影山くんとのギャップですね」
武田先生も付け加えるように言った

「あぁ。他の連中を平常心を戻すメンタル的な部分が狙いだったが、こんな効果があるとはな。これはほかの試合になっても、通用するぞ」
それはつまり、また菅原さんのセッターシーンが見れるってことですか!
嬉しいなそれは!


「影山。俺たちなんつうか、同じポジション取り合う敵(かたき)
 みたいな図式になってるけど…」


「俺だっていっぱい試合出たい!」
「俺もですけど…」

「でも今、コートに入ってみるとさ。相手はでかいし、スパイクはさっそく俺の所狙われるし、正直ビビる。前なら萎縮してた。今は後ろにお前が控えてる。すごく頼もしい。俺が入っている時の得点、お前が入っている時の得点、合わせて烏野の得点だ」

「俺は俺なりのベストの戦いを、お前はお前なりのベストを、
 それで青城に勝つぞ!」

「おすっ」

「影山くんはへこんでますか?」
「へこんでねぇよ!」

すげぇところで日向が突っ込んだな。
影山くんに怒られるわけだ。

「なんだよ!ひっこめられて可哀そうだなって思ったのに」
「てめぇの心配してろ!さっきのしょぼいダイレクトは何だ!」


「うるせぇ!初めてだったんだ!」
日向が照れながら叫ぶ
「俺が入ったらまたがんがん打たせるから、覚悟しとけ!」

そんな影山の言葉に
日向の目が輝く

第2セット開始!


アイキャッチ
菅原さんと日向と影山


目をつぶって考えている様子の菅原さんに澤村さんが声をかける
「スガ!お前も考えすぎモードに入るなよ」
「あ、あぁ」

「2セット目、絶対取り返す。
 そのためにはまず、及川のサーブの攻略だな」


「おっ、烏野2セット目、少しローテ回したな。青城は1セット目と一緒か」
「でも何で回したんだろう?」

また何かの及川さん対策かな? 何かしらあるだろうけど


月島のスパイクが決まり、菅原さんがくる
「ナイス月島!」
「あ…はい」

菅原さんって月島でも褒めるもんね
影山くんと違って!


「菅原さんって、決めるとすっげぇ褒めてくれるんだぜ」
日向がそう言うと、
「そうかよ…」
何でそんな顔してるんだ。影山くん

「別に仲良しこよししようってしてるんじゃなくてさ。ああやって声をかけながらスパイカーの表情とか、今日の調子とかそういうのを見てるんだろうと思うよ。
特に月島は2、3年生と違って、菅原さんにとっても未知な部分が多いだろうし…」

月島の言葉が出たとたん、同じような顔してるし…。よっぽど好きじゃないんだね

「何でおれが他人の、それに月島なんかを
 ご機嫌伺いしなきゃいけねぇんだ、ぼけって顔だな」

縁下さんの的確さがめっちゃ面白い。それを聞いて、動揺している影山くんも

「別にそんなことはっ!」
そんな顔を見て、日向が噴き出す

「だって影山、日向がうちづらそうだったら、修正するだろ?」
縁下さんが影山にそう聞く
「はい。こいつすぐからぶるし」
影山くんの言葉に日向が衝撃を受ける

そもそもその体勢は何なの?影山くんと日向
って思ってたけど、日向がさっき噴き出したのが悪いのね
気が付いたわ。改めて見てて

「他の皆はそこそこ技術があるから、それなりに打てちゃうと思うんだよね。
 俺が言うのもあれなんだけどさ」


「うちのスパイカーって結構
 レベルが高いと思うんだよ」

縁下さんがそう笑っていう
「俺もそう思いますけど…」

「じゃあさ、そいつらが100%の力で打てたら、
 多少ブロックが立ちはだかったってちゃんと戦えると思わないか?」

菅原さんと考えてること、同じなんだな。影山君に伝えたいことは、十分に烏野スパイカーは強い。だからこそ、ブロックがあっても、早くトスを挙げなくてもいいんだよって。

その時、女の子達の悲鳴が聞こえた

「大王様サーブのターン。来た」
日向がつぶやく
ここから及川さんのサーブか。嫌だな…


「サーブレシーブ、2人体制!」
澤村さんと西谷が及川のサーブに対応するのか!

「及川のサーブだが、守備を少数精鋭に切り替える。
 及川の超高速サーブを相手にした時、一瞬のためらいや迷いが命とりになる」


「で、レシーブに秀でた西谷、澤村の少数二人で対応しようと思う。
 練習で一度もやってないフォーメーションだ。でも、お前らなら!」

繋心さんが言うと、二人は返事する
「「やれます!」」

「2セット目のこのローテ。
 1セット目から少し回してスタートしたのは」

嶋田さんがそう言う
「及川のサーブの時、このローテーションを持ってくるためか!」

なるほど、及川のサーブ対策か。

「(及川のサーブで崩されたり、サービスエースで取られた点は1セット目だけで5点。
 あのサーブを攻略しないかぎり、青城には勝てない)」

5点も取られてるのか。末恐ろしいサーブ

いよいよ及川さんのサーブがうたれる

澤村さんが見事に返す!


「(及川のサーブを一本で切るってことには重大な意味がある。これを決められれば重い一点。重要で、同時にプレッシャーのかかる一本。ここは1セット目、自分で及川のサーブを断ち切ってから調子を上げてる)」

「田中!」
菅原さんが呼ぶ
「(おまえに託す!)」
田中さんにトスを上げる菅原さん

託されたスパイクは見事に決まる!

日向と影山の可愛い顔
撮りたかったから撮りました!


「「「よっしゃ!!」」」
及川さんのサーブを一本で抑え、見事に切った!


「うぉぉぉぉ!!」
「一本で切った!」

凄い!及川さんのサーブを一本のみで終わらせた

「流石主将くん…」
一発で澤村さんが上げてくれたから、助かった

そんな烏野の皆の姿を見て…影山は縁下さんの言葉を思い出す

「うちのスパイカーって結構 レベルが高いと思うんだよ。そいつらが100%の力で打てたら、 多少ブロックが立ちはだかったってちゃんと戦えると思わないか?」
影山は、拳をぎゅっと握りしめる

「(こっちの士気も申し分なし!経験や基礎技術では青城の方が確実に上。点数を離されたら苦しいのは確実。でもしがみついていれば、必ず流れはやってくる!)」
1セットはとられたけど、2セット目はとりたいよな、うん

「よし!2セット目は互角だ!」
「うんでも、ブロックしっかりついてくるな」

14対13かぁ…。1セット目よりは大丈夫になってきた。

「金田一!攻撃読めてきてるじゃん」
「うすっ!」

「(あの爽やかくんも決してレベルの低いセッターじゃないけど、彼が組み立てるのはあくまで教科書的な攻撃。決して無茶はしないセットアップ)」

「烏野の基礎攻撃力が高いのは確かだけど、そういうチームとは何回も戦ってきた。
 さぁ、突き放しにいこう!」

突き放せば、青葉城西が勝てるもんな…。不安だなぁ

「なんか向こうのスパイク、セッターのとこを
 抜かれることが多くなってる気がする」

つまり、読まれにくくなってることだよね。スパイクの

青葉城西の連続ポイントが決まってしまう
「青城の連続ポイントだ」
「ブレイクは流れが動き出すはじまり。ここで青城をのせんなよ」

ここで流れを切らないと、一気に青葉城西に持ってかれちゃうもんね

「セッターが変わってから、
 烏野はレフトを使ってくることが多いですね

「烏野のレフトはどっちも強力だからな。
 でもあの10番がちょこまかと動かれるよりは、戦いやすいかな」

うっ、せっかく菅原さんがセッターとして出てるのに、
この状況どんどんまずくなってるよ…。


「(だんだん自分の首が締まっていくように感じる。でも不思議と落ち着いている。
 まだ焦りに集中を濁されていない。理由はきっと目的がはっきりしているからだ)」


「(自分がベンチに下げられるってことは、自分が用済みだと言われた証拠だと思っていた。実際、あん時はそうだったんだと思う。でも)」


「今は後ろにお前が控えてる。すごく頼もしい」
菅原さんの言葉
「(俺と菅原さんの出来ることは違ぇけど、たぶん目的は同じだ)」
影山くんはぎゅっとこぶしを握り締める

試合の音を聞きながら
「(出たい…。出たい、出たい、試合に出たい!)」
心の中で強く思う

「(もっとここにいたい。こいつらと一緒にいたい)」
菅原さんは思う

「(コートの中の緊張をくれ)」


「(まだこいつらと一緒に戦わせてくれ!)」


「(息苦しさをくれ!)」


「(ここに立たせてくれ!)」


「(ボールに触りたい!戦いたい!)」


「(自分の手でトスをあげたい!)」


「「(何度でも!ならば!)」」


「俺は俺なりのベストの戦いを、お前はお前なりのベストを」


「「今、目の前の試合に勝て!」」

凄い影山くんと菅原さんの掛け合い
なんか感動した。そして切なくなった

日向との速攻がブロックによって塞がれ、
青城に点が入ってしまう


「悪い日向。今の速攻、少しゆっくりすぎたな」
菅原さんが謝る
「あぁ、いえ」
そんな時、観客席から声が聞こえる

「烏野。9番呼ばれた。
 セッター交代っぽいな」

それを見て、菅原さんは…

「(後ワンプレーかな)」

「スガ。次の一本、俺によこせ。絶対に決める」
旭さんが菅原さんにそう言うのだった。
思わず、ニヤリとした。嬉しい

「おう!」
菅原さんは笑顔で応える
いいなぁ。このやり取り

澤村さんがレシーブを上げ、菅原さんがトスを上げて、
 旭さんが決める!

決まってくれて嬉しい!

そして、影山くんとの交代

「ちょっと悔しいけど、俺のトスとお前のトス。
 打っている時の日向の表情が違うんだ」

そうなんだ。日向、分かりやすい

「分かってると思うけど、うちの連中はちゃんと皆強いからな」
「うすっ」

「よしっ!か」

菅原さんは言いかけた後、はっとなる。
勝てよ、という言葉は、チームメイトの言葉の意味ではない


「勝つぞ!」
そう言って、コートを出るのだった

菅原さんが監督席に戻ってくると
「青城と互角に渡り合ったじゃねぇか」
繋心さんが言う
「うちの連中はつよいですから」

「でもあれだな。次の時は、
 センター戦積極的に使ってもいいかもな」

その言葉にびっくりした顔をする菅原さん

「はい!ありがとうございます」
大きく頭を下げて、その場を去る

「なんだ…?」
「菅原くんにとって 次っていうのは
 凄くうれしい言葉じゃないんですか」

嬉しそうに言う武田先生

次もあるのなら見たいです!。菅原さんのセッター姿

「(皆の力をちゃんと引き出せたら、青城ともちゃんと戦える!でも、その先に一歩進むにはやっぱり烏野が誇る最強のおとりが100%機能しなくちゃいけない。
 それが出来るのは)」


「(おまえだけだ。影山)」
ここで21話が終わり
次は、影山の成長した姿が見れる!楽しみだ!

第22話「変化」
「お帰り!飛雄ちゃん!」
「思いっきりいきますんで!」
「まぁまぁ大したこと出来ないんだからさ!」

「月島!お前より意地悪だぞ!いいのかよ」
「別にそこ張り合ってないから…」

面白かったので、書きおこし!
影山くんの変化が見れるのなら、めっちゃ楽しみです!
テンションが上がるね。5時30分からだけど…

ここまで読んでくれてありがとうございました。
第22話の感想はこちらkonohana19.hatenablog.com
第20話の感想はこちらkonohana19.hatenablog.com

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